シティコネクションから2024年5月30日発売予定のNintendo Switch、プレイステーション5（PS5）、プレイステーション4（PS4）用ソフト『ワイズマンズワールド リトライ』（※）。
※Xbox One、Steam版は2024年発売予定。
同作は、2010年にジャレコからニンテンドーDS向けに発売されたRPG『ワイズマンズワールド』に、新規のキャラクタービジュアルやアレンジBGM、新規BGMを追加したリファイン移植タイトルとなる。
“ジャレコ最後のRPG”としても知られる同作だが、具体的にはどのような内容なのか？ 先日公開された新PVを足がかりに、『ワイズマンズワールド リトライ』のゲーム内容を深掘りしていこう。
※本記事はシティコネクションの提供でお届けしています。
ジャレコ最後のRPGが復活
ジャレコはかつて1980年代から2000年代にかけて、アーケードから家庭用ゲームまで、アクション、シューティング、RPGなどさまざまなジャンルを手掛けてきたメーカーです。
また、現在そのジャレコのIP（知的財産）を引き継いでいるシティコネクションは、これまで『忍者じゃじゃ丸くん妖怪大決戦』や『美少女雀士スーチーパイ サターントリビュート』など、ジャレコタイトルの復刻や新作を手掛けてきました。本作は、ジャレコの歴史の中でも後期となる2010年に発売された、ニンテンドーDS用RPG『ワイズマンズワールド』のリメイクとなります。
本作のキーワードは“崩壊”と“魔法”です。ダンジョンに囲まれた街を舞台に、原因不明の事象で崩壊しつつある世界の中で、プレイヤーは魔法を武器に世界の危機に立ち向かいます。
主人公は戦士や剣士ではなく魔法使いで、仲間となるのはモンスターの能力を取り入れてさまざまな姿に変身するホムンクルス。4つの属性やさまざまなスキルを駆使してモンスターと戦い、ダンジョン攻略に挑みます。
原作の魅力はそのままに、リファイン＆最適化されたリメイク作に
本作では原作の要素を引き継ぎつつも、グラフィックやサウンドをリファインし、“セーブ場所制限の撤廃”、“会話テキストのログ機能とスキップ機能”、“クリアデータを引き継いでのニューゲーム”など、原作にはない新機能を追加しています。
また、原作では2画面で表示されていたインターフェイスを16：9の現行ハードの仕様に最適化。さらに、緻密で豊富なアニメパターンのドットキャラクターは当時のままに、背景やUI（ユーザーインターフェイス）グラフィックを一新。さらに、新規に描かれるキャラクタービジュアルはイラストレーター“羽條”が担当します。
本作のサウンドを手掛けるのは、多弦ギタリストISAOさんとヴァイオリニスト星野沙織さんによるインストゥルメンタルユニット“soLi”。本作ではメインテーマ曲となる『Re;Try』、『Antares』といった新曲に加えて、オリジナル版のBGMを全曲アレンジします。激しいギターサウンドと美しいヴァイオリンが織りなす新感覚サウンドで冒険を彩ります。
ダンジョンに囲まれた絶望の街で、運命を切り開く物語が始まる
さて、ここからはゲーム内容を見ていきましょう。
ここはどこなのか？ いつからここにいるのか？ ダンジョンに囲まれたウィザレストという街で、人々は記憶を失っていました。理不尽な窮地に立たされた人々は唯一残された“魔法”の力によってダンジョンの脅威に対抗しますが、それでもこの世界から抜け出す出口を見つけられないまま100年もの時が経ちました。
そんな絶望の地に突如現れたのが謎の少年クラウス。この物語の主人公であり、プレイヤーの分身となる存在です。ダンジョンで孤立していたところを保護された彼もまた、記憶を失っていました。
やがてほかの住民同様に魔法使いとして成長し、ダンジョン探索の許可が下ります。人々がダンジョンとの奇妙な共存生活を強いられておよそ100年、なぜ彼だけがダンジョンに取り残されていたのか？ その答えもまた失われた記憶の中にあるかもしれません。そして森のダンジョンで出会う3人の可憐な“ホムンクルス（人造の使い魔）”を仲間に、クラウスの冒険が始まります。
ダンジョン探索と戦闘、そしてアニマフュージョン
ダンジョン探索では、移動中のミニマップやメニュー画面の大マップが頼りになります。一度進んだ道はマップに記録され、道に迷ったりパーティが消耗したりと困った時はメニュー画面の“帰還”によってペナルティなしで街に戻ることができます。
ダンジョン内のモンスターとはシンボルエンカウント。接触することで戦闘が開始します。
戦闘はターン制のコマンド選択式バトル。敵味方の行動順は左上のアイコンとして可視化され、つぎに誰が動くか、つぎのターンまでにどれだけの攻撃を受けることになるか、といった情報を得ることができます。
攻防の中で重要なのが火・風・水・土の四属性。火は風に、風は水に、水は土に、土は火に強く、一方で同属性の場合は威力が激減します。相手の弱点属性を突き、いかに効率よく敵にダメージを与えていくかが攻略のポイントとなります。
強力なモンスターたちにいかに立ち向かうか、その答えのひとつが倒したモンスターの魂（アニマ）をホムンクルスに定着させる“アニマフュージョン”です。
多種多様な姿と能力を持って冒険を阻むモンスターたちの能力や属性を取り入れることで、ホムンクルスはつぎつぎと変化し、人間には習得できないさまざまなスキルを習得します。その際に、ホムンクルスが異形のモンスターを模した姿に変化するのも本作の醍醐味です。
幾多の選択の先にある物語の行方はいかに
冒険の拠点となる街ウィザレストは、ダンジョンに囲まれています。“崩壊”と呼ばれる、一瞬にしてダンジョンの環境や地形そのものが変わってしまう恐ろしい現象によって、刻一刻と危機が迫り来る状況です。それはクラウスたちだけではなく、ほかに探索に挑んでいる冒険者たちの危機にも繋がります。プレイヤーは冒険の中でさまざまな人と知り合い、その窮地に立ち会うこともあります。
本作では、プレイヤーの行動によってダンジョンが変化し、キャラクターの運命が決まります。選択の先に待つ物語は……ぜひ自分の目で確かめてください。
『ワイズマンズワールド リトライ』は2024年5月30日発売予定です（Xbox One、Steam版は2024年発売予定）。パッケージ版を販売するNintendo Switch、プレイステーション5では、通常版のほかに限定アイテムを封入した特装版『キオクノカケラBOX』を販売します。また、公式サイトでは店舗特典の情報も公開中です。ぜひ公式サイトの購入ガイドをご覧ください。
＜特装版『キオクノカケラBOX』について＞
【特典物について】
●特典（1）：特装版BOX
ゲームソフトと同梱特典一式を格納できる専用BOX。
●特典（2）：ワイズマンズワールドリトライ アートワークス
本作のゲーム内で使われた新規ビジュアルやイラストを多数収録した、B5サイズのアート資料集。
●特典（3）：ワイズマンズワールド リトライ オリジナルサウンドトラック
本作のためにBGMをフルアレンジ＆新曲を作曲したインストゥルメンタルユニット“soLi”による、ゲームで使用されたBGMを収録した2枚組サウンドトラックCD。
●特典（4）：ワイズマンズワールド リトライ ＋ ワイズマンズワールド オリジナルサウンドトラック（音源DLコード）
本作『ワイズマンズワールド リトライ』の BGM に加えて、原作『ワイズマンズワールド』の BGM と、主題歌として使われた“六弦アリス”による OP・ED テーマを収録した音源ダウンロードコード。
＜初回特典＞
・攻略小冊子『ワイズマンズワールド リトライ 冒険の手引き』
ゲーム序盤の攻略情報をまとめた小冊子。
※通常版にも付属される特典物となります。
※各販売店で数に限りがございますのでなくなり次第終了となります。
『ワイズマンズワールド リトライ』 製品情報
- 機種：Switch、PS5、PS4、Xbox One、PC（Steam）
- Nintendo Switch、PS5、PS4版発売日：2024年5月30日（木）
※Xbox One、Steam版は2024年発売予定 - ジャンル：RPG
- 対象年齢：CERO 12歳以上対象
- プレイ人数：1人
- 開発・発売：シティコネクション
- 通常版価格：4950円［税込］
- 特装版価格：8580円［税込］
- Switch、Steamダウンロード版価格：3980円［税込］
- PS5、PS4ダウンロード版価格：3960円［税込］
- Xbox Oneダウンロード版価格：3950円［税込］
※プレイステーション4、Xbox One、Steamはダウンロード版のみ。
