弱虫ペダル〜明日への高回転〜(3DS)のレビュー・評価・感想情報

原作では描かれていないストーリーをフルボイスで楽しめるのはいいね。ゲームは、時間帯ごとに用意された短めのエピソードを見ていく形式で、テンポよくプレイ可能。各キャラの個性が出たユニークなミニゲームは、ニヤリとさせられるものが多くて楽しい。レースパートは、ターン制で進行するので、緊張感のあるレースを手軽に味わうことができる。キャラごとの必殺技が再現されているのも熱い。

週刊ファミ通1364号より

原作（アニメ）ファンが望む、さまざまなキャラどうしの絡みをテンポよく見られるのがいいですね。反射神経勝負の各種ミニゲームは、評価基準がきびしめで、レースパートが躍動感に乏しいなど、引っかかりを感じる点がいくつかありますが、部活の世代交代関連のエピソードは、初見ではグッとくるものがあります。ガシャポンの景品の多くは、アニメから入ったファンほどありがたみを感じるでしょう。

週刊ファミ通1364号より

原作、とくにアニメのファンに向けた内容。総北と箱根学園が、偶然同じ宿舎で合宿を行うという設定のオリジナルストーリーが、キャラを活かしたミニゲームとともに進行する感じ。アニメの原画を思わせるキャライラストやフルボイスは、ツボを心得ている。エピソード、ミニゲームともにマニアックで、うれしいファンも多いはず。ただ、コミックのファンは、レースの場面が少なくて寂しいかな。

週刊ファミ通1364号より

ファン向けの公式グッズとして上出来。ほぼ見るだけのエピソードが続いて少々間延びしたところに、バラエティーに富んだミニゲームが挿入される構成が絶妙。ルートの選択が視覚的にわかりやすい形で記録に残り、エピソードの取りこぼしを防ぐシステムにも好感。これなら、3つのセーブスロットで十分。温泉やプールでキャッキャするシーンが多いなど、かなりアニメファンに向けた内容の印象です。

週刊ファミ通1364号より