- 『リーグ・オブ・レジェンド』特設サイト:Dive to LoL>
- プレイガイド>
- 試合の流れを知って迷わずにプレイ! 『リーグ・オブ・レジェンド』の世界に飛び込もう【Vol.1】
試合の流れを知って迷わずにプレイ! 『リーグ・オブ・レジェンド』の世界に飛び込もう【Vol.1】
公開日時:2017-04-28 12:00:00
●試合の流れを学んで勝率アップ!†
ライアットゲームズが運営するPC用オンライン対戦ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)。非常に奥が深いゲームなので、慣れないうちはゲーム中に何をすればいいか悩むこともあるだろう。
この特設サイト“Dive to LoL”は、初心者サモナーが最低限のプレイをするための道しるべだ。今回のテーマはチャンピオン選びと基本的な試合展開について。ひとまず本稿の流れに沿ってプレイしてみて、慣れてきたら自分なりのプレイスタイルを探してほしい。
※『LoL』の概要についてはこちらをどうぞ。
世界最高峰の対戦ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』とは?
●チャンピオンは自分の好みで選ぶ!†
『LoL』に登場するチャンピオンは136種類(2017年4月26日現在)。これからもアップデートで随時追加されていくため、慣れないうちはどのチャンピオンを使えばいいか悩んでしまうだろう。選ぶポイントは大別して3点。
(1)初心者にも扱いやすいチャンピオン
(2)攻撃役や補助役など、自分のプレイスタイルに合ったチャンピオン
(3)見た目やキャラ設定が好きなチャンピオン
一般的な攻略サイトなら最初に(1)を勧めて、ゲームに慣れてもらってから(2)を探すのが王道だろう。だが、ファミ通.comとしては(3)も大切だと思うのだ。
![]() |
▲ドン! |
つい声が大きくなってしまった。『LoL』は世界トップクラスの人気を誇る“対戦ゲーム”ではあるが、世界&キャラ設定が奥深く、いわゆる“キャラゲー”としても非常によくできている。
もちろん勝ちにこだわって性能重視で使用チャンピオンを選ぶのも正解だが、好みのチャンピオンを探すのもまたおもしろい。「声が好きだから」、「設定が好きだから」、「美人だから」。これくらい気楽に考えていいのだ。好きなチャンピオンとともに成長していく喜びも味わってもらいたい。
![]() |
▲無料でプレイできる“フリーチャンピオン”は週ごとに入れ替わる。試してみて気に入ったらゲーム内ポイントのIPを貯めて購入しよう。 |
参考までに、本記事を担当するふたりが好きなチャンピオンは以下の通り。
<ファミ通.com編集者:ミス・ユースケ>
◆ベイガー
理由:見た目がかわいいから。“悪の大首領”スキンに惚れた。
◆フィドル
理由:体型が自分に似ているから。どんよりとした設定もすばらしい。
<ライター:バーボン津川>
◆ルル
理由:とにかくかわいい。日本語ボイスを初めて聞いたときは軽く感動した。
◆エズリアル
理由:機動力の高さが魅力。操作は難しいけど、うまく立ち回れたときはすごく爽快。
※チャンピオンの詳細はこちら
『LoL』公式サイト チャンピオン紹介ページ
チャンピオンは“アサシン”や“ファイター”など、能力ごとにカテゴライズされている。『LoL』をキャラゲーというより対戦ゲームとして楽しみたい人は、チャンピオンのロール(役割)に要注目。とにかく敵を倒したいのか、味方のサポートがしたいのか、やりたいことができるチャンピオンを選べば間違いない。
「好きなキャラを使おう」なんて書いておいて何だが、悩んで決めきれない人のために、ロールごとのおすすめチャンピオンを紹介する。ご参考までに。
![]() |
![]() |
▲チャンピオンの一覧ページで情報を閲覧できる。能力も確認できるので、チャンピオン選択の参考にしよう。 |
◆アサシン
瞬間的にダメージを出せるのが特徴的。その代わり、耐久力は低め。
【初心者にオススメのチャンピオン】
マスター・イー
![]() |
▲効果的なアイテムを揃えれば相手を瞬殺することも可能。自己回復スキルを持っているのも強みのもひとつ。 |
◆ファイター
前線で戦うのが得意。攻撃力と耐久力の両方を兼ね備えている。
【初心者にオススメのチャンピオン】
ガレン
![]() |
▲スキルがシンプルで初心者にも扱いやすい。一定時間ダメージを受けずにいるとHPが回復していくパッシブスキルも持っており、継続して戦闘を行いやすいのも魅力。 |
◆メイジ
魔法攻撃を主体に戦う。スキルを使えば魔法によって大ダメージを与えられる。
【初心者にオススメのチャンピオン】
アニー
![]() |
▲特定の状況下でのスキル攻撃で敵をスタンさせられる。そこから連続して魔法ダメージを与えれば、一気に大ダメージを与えることも可能。 |
◆マ-クスマン
遠距離から通常攻撃で攻撃するのが得意。攻撃能力が高く、ADC(※)やADキャリーとも呼ばれる。
(ADC:Attack Damage Carryの略)
【初心者にオススメのチャンピオン】
アッシュ
![]() |
▲射程の長い範囲攻撃スキルや、敵をスタンさせる必殺技など、使い勝手のいいスキルを持っている。機動力が低いが、離れた位置を見通すスキルでカバーできる。 |
◆サポート
味方を支援することに特化したスキルを持つ。
【初心者にオススメのチャンピオン】
カルマ
![]() |
▲攻撃と支援のスキルを併せ持つ。スキルの効果がシンプルなので、初心者でも取っつきやすい。 |
◆タンク
耐久力の高さがピカイチ。最前線でチームの盾となるのがおもな役割だ。
【初心者にオススメのチャンピオン】
ノーチラス
![]() |
▲高い耐久力もさることながら、敵を妨害する能力にも長けている。前線でスキルを使うだけでもチームに貢献できる。 |
●試合の流れ†
愛すべきチャンピオンを選んだら、いよいよ試合だ。『LoL』には複数の試合用マップが用意されており、マップごとに違う試合展開が楽しめる。今回はもっともスタンダードな“サモナーズリフト”を例にゲームの流れを紹介していく。
サモナーズリフトでは自軍と敵軍の本拠地を3本の道(通称:レーン)が結んでいる。上から順に“トップ”、“ミッド”、“ボット”と呼ばれており、それぞれのレーンを進軍しながら敵の本拠地を目指す。
![]() |
▲レーンには“タワー”と呼ばれるオブジェクトが配置されている。タワーは自軍を守るためのもので、近づく敵を自動的に攻撃する。 |
![]() |
▲敵陣に攻め入るため、障害となる敵タワーを破壊しながら進軍しよう。 |
試合中は、一定時間ごとに自軍の本拠地から“ミニオン”という兵隊たちが出現。ミニオンはチャンピオンやタワーの攻撃にも怯まずに前進し、近くの敵を攻撃する特性を持つ。そのため、両軍のミニオン同士がぶつかりあう場所が主戦場となる。
タワーはミニオンを優先して攻撃するため、ミニオンを盾として活用しながらタワーを破壊していくのが基本的な流れだ。
【一般的な試合の流れ】
(1)ミニオンを倒して経験値やゴールドを貯める
(2)レベルアップやスキル習得、アイテム購入でチャンピオンを強化
(3)自軍と敵軍のチャンピオンどうしがぶつかり合う
(4)敵を倒しながらタワーを破壊する
(5)タワーを破壊していき徐々に敵の本拠地に進軍していく
ゲームスタート時は全員が等しくレベル1。最初は各レーンでお互いを牽制しつつレベルを上げていき、ある程度ゲームが進行すると敵チャンピオンとの交戦が増えてくる。
終盤には自軍と敵軍のチャンピオンが入り乱れるチーム戦が展開。試合終盤までに、どれだけ効率的にチャンピオンを強化できるかが重要だ。
![]() |
▲近くで敵のミニオンが倒れると経験値を獲得できる。自分で倒さなくても、味方(ミニオン含む)が倒した場所の近くにいればオーケー。 |
![]() |
▲ゴールドは時間経過で増えていくほか、敵を倒すとボーナス的に獲得可能。敵ミニオンにトドメを刺してお金を稼ぐテクニックを“ラストヒット”と言う。 |
リーグ・オブ・レジェンド基礎知識講座2|ミニオン
リーグ・オブ・レジェンド基礎知識講座2|ゴールド
●スキルの習得†
チャンピオンのレベルが上がるとスキルを習得でき、レベル6に達すると“アルティメットスキル”を覚えられる。要は必殺技だ。チャンピオンごとに効果は異なるものの、いずれも強力なものばかりだ。まずはレーンでミニオンを倒しながらレベル6を目指すといいだろう。
スキルはレベルが上がるごとに強化できる。強くなるには習得(強化)する順番も重要だ。チャンピオンや戦いかたによって有効な順番は異なるが、とくにこだわりがないようなら最初にひと通り習得するのが無難。その後、使いやすい、当てやすいと感じたスキルを中心に強化していこう。
![]() |
▲チャンピオンのレベルが上がるとスキルを習得・強化できる。スキルアイコン上の矢印をクリックするか、Ctrlキー+該当キーを押そう。試合開始時にもひとつ覚えられるので、すでに触ったことのあるチャンピオンなら当てやすかったスキル、初プレイの場合はそのチャンピオンの特性にあったものを最初に選ぶといい。 |
![]() |
▲使えるスキルの多さは、単純に手数の多さでもある。スキルを連発できれば、敵と対峙した際に後れを取りにくい。 |
![]() |
▲スキルを強化する順番にはセオリーや流行もある。だが、慣れないうちは、自分が使いやすいと感じたものを上げていくのがいちばん。 |
●戦いやすい人数バランスに注目。基本は2・1・2†
前述したように、敵陣へと至るルート(レーン)はおもに3つ。どこを通ってもオーケーとはいえ、5人の動きがバラバラだとチームワークを発揮できない。味方と助け合うためには、「どこにいるか」や「何を狙っているか」を大まかに理解しあっているのがベストだ。
厳密に規定されているわけではないが、いまは各人がどれかひとつのレーンを担当するのが一般的となっている(序盤はとくに)。初心者同士の場合は、トップにふたり、ミッドにひとり、ボットにふたりという配置だと戦いやすい。
![]() |
▲AI戦ではこの2・1・2の形が基本となる。まずはこの配置で操作やゲームの基本的な流れを把握しよう。 |
また、サモナーズリフト内にはレーンのほかに“ジャングル”と呼ばれる地帯がある。内部には中立のモンスターが生息しており、倒すと経験値やゴールドのほか、チャンピオンの能力を強化するバフ効果を得られる。
ただし、ジャングル内の中立モンスターは全体的に強く、手痛い反撃を受けることもある。ゲームに慣れるまでは無暗に足を踏み入れないほうがいい。
![]() |
▲ジャングル内にはさまざまな中立モンスターが配置されている。強力な中立モンスターを倒せるかどうかで、試合展開は大きく変わる。 |
![]() |
▲ジャングル内は自分の周囲しか見えない。この特性を活かせば敵チャンピオンの視界の外から奇襲することも可能だ。 |
●ジャングラーを加えた“EUスタイル”†
中級者以上の試合では、トップにひとり、ジャングルにひとり、ミッドにひとり、ボットにふたりという配置が基本。この形を“EUスタイル”と言い、公式プロリーグなどでもこのスタイルが採用されている。
EUスタイルでは、5名がそれぞれ異なる役割を担っているため、やるべきことに合わせてチャンピオンを選択すると味方と連携しやすい。注目はジャングルの中立モンスターを倒してレベルを上げていく“ジャングラー”だ。
とはいえ、ジャングラーは非常にテクニカルな役どころなので、最初のうちはほかの役割を担当してゲームに慣れるのがオススメ。ひとまず「そういう役割があるのか」と理解していればオーケー。
![]() |
◆トップ
長いレーンを単独で行動することになり、ジャングラーも介入してきやすいため、耐久力の高いタンク系のチャンピオンが選ばれやすい。試合終盤の集団戦では、最前線で敵の攻撃を受けながら戦うことになる。
【たとえばこんなチャンピオン】
→マオカイ、ノーチラス、ポッピー、ランブルなど
◆ジャングル(ジャングラー)
ジャングル内の中立モンスターを倒しながらレベルを上げ、レーンでの戦闘に介入して敵を倒すのが役割。中立モンスターをスムーズに倒せる能力が重要となる。アサシンやタンクなど、さまざまなタイプが存在する。
【たとえばこんなチャンピオン】
→カ=ジックス、エリス、グレイブス、リー・シンなど
◆ミッド
メイジやアサシンなど、スキルで相手に大ダメージを与えるチャンピオンが選ばれやすい。瞬間的な大火力で、敵のミッドやボットを倒すのがおもな役割。
【たとえばこんなチャンピオン】
→アーリ、ゼド、レブランク、タロンなど
◆ボット(ADC)
サポートとともにボットレーンを担当。物理攻撃を主体に戦うマークスマンがこの役割を担う。序盤は弱いが、アイテムがそろった後半で高いダメージを叩き出せるのが特徴。
【たとえばこんなチャンピオン】
→エズリアル、ケイトリン、トリスターナ、シヴィア
◆サポート
その名の通り、ともにボットレーンに向かう相方を支援するのがおもな役割。ラストヒットは取らず、ADCにお金を集めるように動く。相手の行動を阻害するチャンピオンが選ばれやすい
【たとえばこんなチャンピオン】
→アリスター、ルル、ザイラ、ブラウム
![]() |
大まかな試合展開が頭に入っていれば勝率はグッとアップする。次回はアイテムの購入や試合中の立ち回りについて解説する。また、ジャングラーについては別の機会にもう少し詳しく紹介する予定だ。
この記事の関連URL
- 『リーグ・オブ・レジェンド』特設サイト:Dive to LoL>
- プレイガイド>
- 試合の流れを知って迷わずにプレイ! 『リーグ・オブ・レジェンド』の世界に飛び込もう【Vol.1】
この記事の個別URL
『リーグ・オブ・レジェンド』特設サイト:Dive to LoL
●GAME SPEC
タイトル:リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)
プラットフォーム:PC(Windows・Mac両対応)
メーカー:ライアットゲームズ
サービス開始日:2017年3月1日
価格:基本無料(アイテム課金制)
ジャンル:PCオンライン対戦ゲーム
©2016 Riot Games, Inc. All rights reserved. Riot Games, League of Legends and PvP.net are trademarks, services marks, or registered trademarks of Riot Games,