『アスラズ ラース』試遊リポートもあります!
2012年1月13日、東京・新宿のバトゥールトーキョーにて、カプコンのプレイステーション3・Xbox 360用ソフト『アスラズ ラース』の魅力を紹介するメディア向けのイベント“発売まであと41日!!! 『アスラズ ラース』怒涛のプレゼンテーション~2012年カプコン新年会”が行われた。
最初に登壇したのは、カプコンの萩原良輔パブリシティ企画推進室長。新年の挨拶に加え、2012年1月25日にいよいよオープンする“カプコンバー”詳細はこちらの告知を行った。
続いて登場したのは、お笑いコンビ・Hi-Hi(ハイハイ)の上田浩二郎と岩崎一則。「企業の新年会というのはなかなか笑いが起きない」と言いながらも、軽快なトークと漫才でばっちり来場者を笑わせていた。
ひとしきり笑ったところで、カプコンの土屋和弘プロデューサーとサイバーコネクトツーの松山洋代表取締役社長が登場。最新プロモーション映像とプレイデモを交えて、シームレスで続くド派手なドラマとアクションの流れや、アクションが苦手な人でも楽しめるように搭載されたイージーモードなど、本作のポイントが紹介された。
また、「既出の話ばかりではおもしろくないだろうから……」と、初公開となる第15話「七星天のヤシャはここまでだ」のデモプレイも披露! 詳細はネタバレになってしまうので書けないが、登場人物のひとり・ヤシャを操作する場面があるようだ……!?
さらに、人気カラオケ店パセラと『アスラズ ラース』のコラボレーションが行われることも明らかになった。ここでは、コラボメニューのひとつである激辛カレーを実際に試食し、その名前をこの場で決めることに。上田は辛いものが苦手とのことで、ひと口食べただけで悶絶。ほかの登壇者も「辛い、辛い」と口から火を吹いていたが、「ふた口目からはイケる、おいしい」と語っていた。名前についてはさまざまな案が上げられたが、『アスラズ ラース』のコンセプトが“怒り”であることにちなみ、“怒怒怒カレー”に決定! 詳細はまた後日発表されるとのことなので、楽しみにしてほしい。
さて、イベントはまだまだ続く。ここからは、5時に起き、7時の飛行機に乗って上京したという、サイバーコネクトツーの下田星児ディレクターを交え、メディア対抗の『アスラズ ラース』タイムアタック大会が行われた。これは、第9話「世界の話は聞き飽きた」を、どれだけ早くクリアーできるかを競うというもの。上位入賞者には、『アスラズ ラース 特装版 ~天(テン)~』やTシャツ、サウンドトラックなど、豪華賞品が贈られる。
このメディア対抗戦の結果は……1位:マイナビ(8分11秒)、2位:週刊ファミ通(8分15秒)、3位:メディアファクトリー(9分29秒)! 週刊ファミ通は善戦したのだが、わずかの差で準優勝となった。
以上をもって、“発売まであと41日!!! 『アスラズ ラース』怒涛のプレゼンテーション~2012年カプコン新年会”は終了。足掛け3年開発していたという『アスラズ ラース』も、もうすぐ全世界でほぼ同時の発売となる。ドラマ性が強く打ち出されたアクションを体験できるまで、楽しみに待っていよう。
『アスラズ ラース』プレイリポート
今回のイベントでは、10台の試遊台が設置されており、そこでは第1部“怒門編”と第2部“破道編”の一部をプレイすることができました。筆者は第1部の第1話をプレイすることができたので、その感想をお届けします。
アクションゲームの開発に定評がある、カプコンとサイバーコネクトツーがタッグを組んで開発しているということで、キャラクターの操作感、コマンド入力に対するレスポンスのよさ、敵を殴る爽快感といったアクションゲームとしてなくてはならない要素は、まったく文句のつけようのない仕上がりになっていました。それよりも今回のプレイを通じて、改めて関心したのは、アツいドラマが描かれるデモシーンのクオリティーの高さです。キャラクターの表情の変化までがしっかり表現されている美麗なグラフィックはもちろん、アニメや映画のような巧みな映像演出による魅せかたがうまく、まるで映像作品を見ているかのように思わず魅入ってしまうほどでした。デモシーンといっても、一般的なアクションゲームのようにボーっと見ているだけではなく、画面に表示されたアイコンどおりにコマンドを入力するといったアクション要素が挿入されるので、まったく気を抜くことができません。しかも、この要求されるコマンド入力は、アスラが両手を広げるシーンでは、左右のスティックを両手と同じように広げるなど、アスラの動きに合わせたものになっているため、必然的に自分がアスラになりきっているかのような感覚が味わえるようになっていました。
今回は、わずか1話だけのプレイだったため、すべての要素を体験することができませんでしたが、惑星よりもデカイ敵の登場など、地球規模のスケールで展開される演出や少年マンガのようなアツい物語、そして、さきが気になる怒涛のドラマ展開と、本作の魅力はまだまだたくさんあります。それらの一端が楽しめる体験版が現在配信中なので、気になった人はそちらをプレイしてみてはいかがでしょうか?