さらなる衝撃が走る
徐々にだが、その姿を現し始めた本作。主人公が自由を獲得するために倒さなければならない敵。その武器となる供物魔法、そして戦いの舞台となるステージ。今回新たに判明した情報は、本作をより深く理解するためには必須の内容となっている。しかし、これはまだ、この深遠で広大な世界のほんの一部に過ぎないのである。
財宝への“愛”で変貌した男“グリフォン”
金色に輝く羽根の美しさとは対照的に、鳥の形にねじ曲げられた身体は、苦悶に満ちている。彼は溢れる金欲に見合う代償を支払っただけに過ぎない。欲を持たない者など存在しない。この世に生きる人間は、彼と同じ闇に落ちる可能性を秘めている。
捧げるもので変化する“供物魔法”
身のまわりにあるものを“供物”として捧げることで発動する供物魔法。捧げる供物の内容で、その効果は大きく変化する。
植物の剣
“剣士の苗木”や“剣豪の苗木”と呼ばれる植物を、供物として捧げることで発動する近接攻撃系の魔法。硬質化した樹木で形成された刃が、どんなに堅い敵もたやすく斬り裂く。その残像には、美しい花びらが舞い散ることも。植物が持つしなやかさのせいか、その剣先は鋭く長いため、巨大な敵に対しても有効だ。
雷人像の斧
“雷鳴石の剃刀(かみそり)”や“雷人石の刃先”といった供物を捧げることで生まれる、近接攻撃系の魔法。“斧”と呼ぶにはいびつな形状で、まるで複数の腕に剣を携え、足の部分が持ち手となっている像のようにも見える。その身はつねに雷をまとい、斬撃とともに激しい雷を巻き起こす。
空を夢見た男の欲望が具現化“イカロス牧場”
空を覆う巨大な羽根が、訪れる者を圧倒するステージ。一見、ただ美しいかに思えるその光景には、空を飛ぶ馬が欲しいという純粋な想いが欲望へと変わってしまった男の哀しい物語が隠されている。そして、男を導いた声の正体は、誰も知らない。
※週刊ファミ通2012年8月16日号(2012年8月2日発売)には、稲船敬二氏のコメントを掲載
SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)
メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン |
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対応機種 | PSVPlayStation Vita |
発売日 | 今冬発売予定 |
価格 | 価格未定 |
ジャンル | アクション / ファンタジー |
備考 | PS Store ダウンロード版は価格未定、企画・開発:稲船敬二(comcept)、開発:マーベラスAQL、制作・プロデュース:ソニー・コンピュータエンタテインメント JAPAN Studio、サウンド:光田康典、鋒山亘 |