ゲームの要となる“スタンドシステム”と合わせて紹介

『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HD Ver.』DIO(ディオ)側のスタンド使いを紹介_01
▲スタンドボタンを押すと、本体の隣にスタンドが出現。これがスタンドモードだ。

 カプコンのプレイステーション3、Xbox 360向けダウンロード配信タイトル『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HD Ver.』(プレイステーション3版は2012年8月21日配信予定、Xbox 360版は2012年8月22日配信予定)。同作の新情報として、ゲームの要となる“スタンドシステム”の詳細が公開された。

 本作は敵スタンド使いの体力をゼロにすれば勝利となるオーソドックスな対戦格闘ゲームだが、スタンドボタンを押すと発動するスタンドシステムの存在により、数ある対戦格闘ゲームとは一線を画すゲーム体験を実現する。詳しい内容と合わせて、DIO(ディオ)側のスタンド使もお届けしよう。

“スタンドモード”になると攻撃力アップ!

スタンドモードになるとつねにスタンドが出現した状態になり、攻撃力アップとスーパーコンボゲージがたまりやすくなる。“本体モード”とは通常攻撃の攻撃モーションが変化するのに加えて、通常技を弱攻撃→中攻撃→強攻撃と連続で出すことで、コンボとなるスタンドラッシュが使用可能になるのだ。

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▲本体モードでの通常攻撃は本体が直接攻撃したり、スタンドが一瞬出現して攻撃を行ったりするが、スタンドモードよりリーチが短くなっている。
▲スタンドモードでは全てがスタンドによる攻撃となり、通常技のリーチが伸びたり、スタンドラッシュが可能になるぞ。

スタンドモードでは必殺技も変化し、単純に性能が向上したり、空中で出すことが可能になったりとさまざまなメリットがある。ただし、スタンドモードで敵の攻撃をガードしたりくらったりすると、体力ゲージ下のスタンドゲージが削られていく。スタンドゲージがゼロになるとしばらくスタンドを出せなくなるので注意しよう。スタンドゲージは本体モードになれば回復するので、スタンドモードへの切り替えタイミングが重要だ。

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▲本体モードの承太郎の必殺技“オラオラ”は地上でしか出せない。
▲スタンドモードでの“オラオラ”は空中でも出すことが可能になる。

スーパーコンボで起死回生の一撃を放て!!

敵スタンド使いに攻撃をヒットorガードさせるか、敵スタンド使いの攻撃でダメージを受けると画面下段のスーパーコンボゲージが増加。ゲージが1以上あれば高威力の“スーパーコンボ”を放てる。ここぞという場面で放って、勝利をもぎ取ろう。なお、各キャラクターのスーパーコンボには原作の名場面を再現したものなどが多い。原作ファンなら、原作どおりの対戦カードでの原作再現プレイも楽しめる。

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▲スーパーコンボゲージを使って、起死回生のスーパーコンボを放て。
▲敵スタンド使いを倒したときには、このようなジョジョらしい演出が。

スタンドとの同時攻撃!!タンデムアタック!

スタンドと本体による同時攻撃が行えるのが“タンデムアタック”だ。“タンデムアタック”の発動アクション中に攻撃ボタンやコマンドを入力して技をプログラムすると、スタンドが相手に突進してプログラム通りに攻撃する。そのあいだは本体も行動できるので、スタンドとの同時攻撃による強力な連携が可能だ。

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▲使いかたによってはスタンドと本体で敵を挟み込んで攻撃することすらも可能。

DIO側のスタンド使いを紹介

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デーボ
(スタンド名:エボニー・デビル)

遠隔攻撃タイプのスタンド“悪魔(エボニーデビル)”を使う。本体モードでは(エボニーデビルが操る)人形と本体で相手を挟撃する連携技を得意とする。スタンドモード時は操作が人形に切り替わっての攻撃となるが、本体はまったくの無防備状態となってしまうというデメリットも持つ。
 

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ミドラー
(スタンド名:ハイ・プリエステス)

鉱物で出来た物なら何にでも化けられるスタンド“女教皇(ハイプリエステス)”を使う。巨大な銛を撃つ“ハープーンショット”を始めとして、通常技も射程が長く中距離戦を得意とする。原作では素顔を見せないまま再起不能になったが、その姿は本作のために荒木飛呂彦氏が描き下ろしたものという点は見逃せない。
 

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アレッシー
(スタンド名:セト神)

相手を若返らせる影のようなスタンド“セト神”を使う。必殺技“ガキんちょがッ!”をヒットさせると相手を一定時間子供の姿にすることができる。子どもにされてしまった相手は弱体化しているので、かなり有利に戦うことができる。
 

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チャカ
(スタンド名:アヌビス神)

持つ者を剣の達人に変える刀に宿るスタンド“アヌビス神”に操られた青年。スタンドモードで抜刀し、刀による高速連撃が可能となる。また必殺技“憶えたぞ”中に受けた攻撃は、以後ガード中に攻撃ボタンを押すだけでカウンター攻撃による反撃が可能になるという恐るべき能力を持っている。
 

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マライア
(スタンド名:バステト女神)

コンセントに触れた者に磁力をまとわせるスタンド“バステト女神”を使う。スタンドモードがないが、スタンドボタンでコンセント型のスタンドを設置し、相手がそれに触れるたびにマライアの必殺技の威力と性能が高くなるという特性を持つ。
 

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ホル・ホース
(スタンド名:エンペラー)

拳銃型のスタンド“皇帝(エンペラー)”を使う。スタンドモードはないが、弾道をコントロールできる飛び道具“皇帝ッ!”をスタンドボタンで放てる。遠距離戦を得意とし、“吊られた男(ハングドマン)”のスタンド使いJ・ガイルを鏡の中から出現させる必殺技との組み合わせで、ガードが困難な連携をくり出せる。
 

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ヴァニラ・アイス
(スタンド名:クリーム)

あらゆるものを飲み込むスタンド“クリーム”を使う。原作同様、スタンドモードではクリームの中に姿を隠して戦い、クリームの能力を使った突進技やワープ技を得意とする。スタンドモードでは使用できる必殺技が増えるため、いかにスタンドモードを維持できるかがポイントとなるだろう。