第二部“冴島大河編”ストーリー
2010年。25年もの長きにわたる獄中生活を経て、直系冴島組組長として東城会に復帰した冴島大河は、ある決断を迫られていた。それは東城会をより強固な組織とするため、冴島が若頭に就任すること……。だがそれは同時に、再び塀の中へと戻り、身を洗わねばならないことを意味していた。神室町の焼肉屋で兄弟分の真島吾朗と入所前の最後の時を過ごす冴島。
しかし真島にはひとつだけ懸念があった。それは、一度娑婆に出て鈍ってしまった冴島に、再び刑務所での過酷な生活に耐えられるだけの“牙”が残っていないのではないかということ。真島組の組員たちと闘わせ、冴島の実力を測ろうとする真島。これが最後の機会になるかも知れない、直接拳を交えなくていいのか、と問う冴島。だが真島は静かにそれを拒絶する。その顔には、牙を失い、老いてしまった極道の悲しい現実があった……。
冴島が向かった先は北海道・網走。雪ふりしきる最北の地の刑務所に収監されてから、既に2年の歳月が流れていた。冴島をつけ狙い、執拗な暴行を加える囚人・釘原。だが、冴島は決して手を出さず、その意志を貫き通していた。模範囚として仮釈放を受ける日が来るまでは、些細な騒動も起こさぬよう、耐え忍んでいるのだった。だがある日、そんな冴島の苦行を嘲笑うような報せが届く。
「真島吾朗、死亡」
そして届けられた一通の“破門状。……突如帰るべき家、兄弟、そして“夢”を奪われた冴島は、自分からその夢を奪った人間を追うべく、刑務所を出ることを決意する。
だが、ことはそう簡単には運ばなかった。謎の死を遂げる刑務所長。取り消される仮釈放の申請。そこに何者かの意思を感じないわけにはいかなかった。自分を兄貴と呼んで慕う馬場とともに、襲い来る敵を退け、野へと飛び出す冴島。だが敵は人間だけではなかった。雪山という大自然の脅威、いくつもの障壁が冴島の行く手に立ちはだかる。真島の死に関係する男・北方が待ち構える場所、札幌・月見野を目指し、冴島の決死の旅が始まる……。
“冴島編”を彩るキャラクターたち
“冴島編”に登場するタイアップショップの一部を紹介
多くのタイアップも注目を集める本作。最後に、札幌・月見野に登場するタイアップ企業のなかから一部を紹介。
龍が如く5 夢、叶えし者
メーカー | セガ |
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対応機種 | PS3プレイステーション3 |
発売日 | 2012年12月6日発売予定 |
価格 | 8800円[税込] |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
備考 | 『プレイステーション3 龍が如く5 EMBLEM EDITION』は37800円[税込]、総合プロデューサー:名越稔洋、チーフプロデューサー:菊池正義、プロデューサー/脚本:横山昌義 |