『バイオハザード』ファンのための一夜限りの祭典
2013年1月25日、映画『バイオハザードV リトリビューション』、『バイオハザード ダムネーション』のブルーレイ&DVDの発売を記念して、招待者限定のプレミアムイベント“バイオハザードフェスティバル”がZEPP ダイバーシティ東京において開催された。
“バイオハザードフェスティバル”の開演に先立ち、ステージ上において記者向け発表会が行われた。映画『バイオハザードV リトリビューション』にジル・バレンタイン役で出演しているシエンナ・ギロリーは「たいへん興奮しています。大勢のファンが来てくれるイベントに参加できることは光栄」と意気込みを語り、タレントの芹那は「スゴイところに来ちゃった。ふだんはスギちゃんとかとイベントすることが多いので……」と集まった記者陣を和ませた。
19時から予定通り“バイオハザードフェスティバル”がスタート。まずは、2012年12月にブルーレイ&DVDが発売になった映画『バイオハザードV リトリビューション』のコーナーから。ゲストとして登場したシエンナ・ギロリー(ジル・バレンタイン役)は「バイオハザード、サイコー!」と日本のファンに挨拶し、会場を沸かせた。さらに共演したミラ・ジョヴォヴィッチについて「彼女はとてもAmazing! 私がジルを愛しているように、彼女もアリスを愛していて、楽しんで演じています。クライマックスのふたりの決闘シーンでは、夢が叶ったような気持ちでした」と語った。また、双子を出産されたばかりで、どうやってすばらしいスタイルを維持しているのか?という芹那の質問に対しては、「ジル・バレンタインは世界中から愛されているキャラクター。彼女を演じるためには、自分自身も完璧でなくてはいけないので、頑張ってシェイプアップに励みました」と映画『バイオハザード』シリーズに懸ける思いを明かしてくれた。
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続いては、先日発表されたばかりの新作ゲーム『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』の最新情報を公開。本作は2013年5月23日に発売が予定されており、対応プラットフォームはWii U、プレイステーション3、Xbox 360、PC。
ステージにはカプコンの竹中司プロデューサーが登場し、世界初公開となる実機プレイを披露した。本作は、2012年1月に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『バイオハザード リベレーションズ』の移植作ということでご存知の方もいると思うが、『バイオハザード5』や『バイオハザード6』で活躍する対バイオテロ部隊“BSAA”が創設当時の事件を描いた作品だ。デモプレイでは暗く息苦しくなるような船内を探索する場面や、クリーチャーへと変貌した女性エージェント・レイチェルとの戦闘などが公開され、舞台となる閉ざされた空間“豪華客船”がグラフィックのグレードアップにより、恐怖感と臨場感が増していることが伝わった。
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『バイオハザード6』のステージにはゲストとしてタレントの眞鍋かをり、平林良章プロデューサー、佐々木栄一郎ディレクターが登場。昨年発売され、世界的に大ヒットを記録した『6』だが、さらなる追加情報が続々明らかになった。なお、各情報の詳細は、以下の関連記事で詳しくお伝えしているので確認してほしい。
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プレイステーション3版向けに配信が決定した3つのエクストラコンテンツのひとつ、“オンスロート”による対戦コーナーでは、眞鍋かをり対佐々木ディレクターの「ガチンコ対決」が行われた。『バイオハザード』シリーズは高校生のときに『2』をプレイして以来のファンという眞鍋かをりは、なかなかの腕前を披露。あまりにも夢中になりすぎて口数が極端に減るほどの本気ぶりを見せたものの、惜しくも佐々木ディレクターには一歩及ばず。勝利すれば贈られるはずの賞品は、抽選で会場のお客さんにプレゼントされることになった。
休憩を挟んで、2013年1月30日にブルーレイ&DVDの発売が控えているフルCG映画『バイオハザード ダムネーション』のステージに突入。神谷誠監督と小林裕幸プロデューサーが登場し、映画の制作秘話を披露した。ゲストの原幹恵が「まるで実写のようなドキドキの臨場感がすごく伝わってくる映像は、どうやって撮っているのかすごく気になるんですが……」と絶賛した映像について、モーションキャプチャー技術を駆使した撮影中の映像を見ながらトークを展開。海外から日本に呼んだ外国人俳優に対して、身振り手振り……どころではない迫真の演技をみずから見せながら演出をつける姿が印象的だった。また、数多くの『バイオハザード』関連作品に関わる小林プロデューサーは、苦労も多いのでは?という質問に「辛いことは山のようにあるんです」としながらも、「そのおかげでハリウッド映画に関わることができたり、今回のフルCG映画を制作できたり、原(幹恵)さんにお会いすることができたりと、いいことがたくさんあって楽しく思っています」と語った。
最後のゲストはモデル・歌手の土屋アンナが登場。『バイオハザード』シリーズが持つ「悲しみ、強さ、怒りといった部分を音に」という思いを込めた「CARRY ON」(映画『バイオハザード ダムネーション』の主題歌)、「GUILTY」(映画『バイオハザード ディジェネレーション』の主題歌)の2曲のライブパフォーマンスを披露した。