プレミアムエディションの衣装をキューティー3が実際に着用!

 2013年6月23日(日)、東京・秋葉原にて、角川ゲームスより2013年8月1日(木)発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)』の“W完成披露会 in 秋葉原”が開催された。W完成披露会は、ヨドバシ カメラ マルチメディア館での体験会を行う第1部と、秋葉原パセラ電気街店でトークショーを行う第2部のふたつ。

 国内初のプレイアブル出展となる体験会(第1部)には、早くからファンが駆け付け会場はぎゅうぎゅうづめに。また、駆けつけたファンに会うため、キューティー3(KILLER IS DEAD』イメージガール ジェシカ・ニグリ、水谷望愛、渚)と、角川ゲームス代表取締役社長 エグゼクティブプロデューサー安田善巳氏、グラスホッパー・マニファクチュアCEO エグゼクティブディレクター須田剛一氏も挨拶に登場し、ファンと交流した。

▲左から、キューティー3の水谷望愛、グラスホッパー・マニファクチュアCEO エグゼクティブディレクター須田剛一氏、渚、角川ゲームス代表取締役社長 エグゼクティブプロデューサー安田善巳氏、キューティー3 ジェシカ・ニグリ。
▲キューティー3とエグゼクティブ2によるどんぱちごっこ。
▲水谷望愛扮するスカーレット
▲渚扮するミカ
▲ジェシカ・ニグリ扮するヴィヴィアン
▲じゃれつくキューティーハニー3。
▲それを眺めるエグゼクティブ2。

 第2部は場所を秋葉原パセラ電気街店に移して実施。登壇した安田氏は、「3年前から始まった今回のプロジェクトでは、“殺し屋”シリーズの最高傑作を作ろうと思い、メンバーが一丸となって作って参りました。がんばってくれたメンバーのみなさん、本当にありがとうございます」と労をねぎらい、乾杯を行った。

▲モンドたちをイメージしたカクテルも。

 また、第2部にもキューティー3が登場。体験会とは違う衣装で現れた三人だが、じつはこの衣装、ヴィヴィアンとミカの衣装は『KILLER IS DEAD PREMIUM EDITION』の特典として入っているもの。ジェシカ扮するヴィヴィアンが、「ナンデコノ衣装ナノ?」と聞くと、須田氏があわてて「僕の発案じゃないですよ!」と弁明(?)。それに対して、安田氏が「発売を夏に迎えるので、それに合わせた衣装にしました」とオトナのフォローを見せた。いまからでもまだ間に合うので、ほしい人はぜひとも予約しよう。

▲日本以外での発売予定も公開。日本以外では、2013年8月1日にアジア地域で販売されるほか、北米は今夏、欧州は2013年8月に発売予定。また、中文版が2013年9月に発売されるとのこと。

 続いて、キューティー3によるプレゼンテーションがスタート。“ヴィヴィアンの教えて! エグゼクティブ”コーナーでは、ヴィヴィアンがエグゼグティブたちに直撃。本作の魅力を聞かれ、安田氏は、「グラフィック、世界観、ストーリー、どれをとってもすばらしいのですが、今回はとくにアクションでのレスポンスの良さを楽しんでほしいです。また、やりこみ要素もめいっぱい詰め込みました。アクションゲームとしての新しい魅力を楽しめる作品になっています」とコメント。須田氏もそれに同意し、「本作はアクションにすごく力を入れていて、とくに入力ボタンをうまく入れた瞬間のアタックがとても気持ちのいいものになっています。音楽もアニメもストーリーも、本当にみんなで作り上げたものです。また、グラフィックは僕がびっくりするぐらいスタッフがこだわってくれて、ここまで作り込んだアクションゲームってなかなかないと思いますよ。胸を張っておすすめできるゲームが作れました」と自信をのぞかせた。

 会場では、こだわりぬいた映像を使用したイベント先行公開PVも放映。“月を奪った男”が登場し、モンドが○○するシーンまで映し出されていたPVは、明日(2013年6月24日)から公開されるので楽しみにしていてほしい。また、ヴィヴィアンからは「“アダルトファンタジー”ッテナニ?」という質問も飛び出し、これには安田氏と須田氏もたじたじ。安田氏が「どきどき、わくわくを、ギリギリまでがんばって表現しました」とオトナの回答をしようとすると、須田氏が「まあ、エロを様式美したところがアダルトファンタジーですよね」とぶっちゃけトークを展開。須田氏いわく、ジゴロモードのご褒美シーンの際には、10人ぐらいのスタッフで熱い議論を交わし、熱くなりすぎて女性スタッフが入ってきたことにも気づかなかったぐらいだったとか。また、モーションキャプチャーを使った撮影でも、「もっと! もっと○○○して!」と、ここには載せられないような、熱い演技指導が入ったことも明かされた。

▲左から、渚、山岡 晃ミュージックディレクター、山口雄大映画監督、新 英幸ディレクター。

 “ミカの見せて!聞かせて!愛と処刑のファンタジー”コーナーでは、新 英幸ディレクター、山岡 晃ミュージックディレクター、山口雄大映画監督が登場。こだわりについて聞かれた新氏は、「ユーザーが触れるところにはすべてこだわっているんですが、とくにこだわっているのはやはりアクションの部分ですね。最近のゲームは比較的簡単な操作で気軽に爽快感を楽しめるというものが多いのですが、本作はかなりの歯ごたえがあります。マニュアルの車を運転するように、ユーザーがうまくなっていくことで、初めていいアクションを出せるように目指しました」と説明。本作では、慣れや上達が必要なものの、使いこなせるようになったときのアクションレスポンスの良さと爽快感をアピールした。サウンドを担当した山岡氏は、「アクションをよりおもしろくするための演出にこだわりました」と、徹底してゲームの良さを引き出すことを目指したとコメントし、あわせて日本のバンドが多数出演しているヴォーカル入りの楽曲も多いことを明かした。また、カットシーンを担当した『魁!!クロマティ高校』、『地獄甲子園』などを制作した山口雄大監督は、「『ロリポップチェーンソー』(以下、『ロリポップ』)に引き続いて僕がカットシーンを担当させてもらったのですが、今回は『ロリポップ』とは違って、一度全部実写で撮ってからモーションキャプチャーを作りました。実際の役者さんを入れることで、絵コンテにはない芝居が加わって、用意されたものじゃない生っぽい感じが出ているんじゃないかと思います」と映像にかけたこだわりを見せた。

▲新ディレクター、通称(?)新名人によるスーパープレイも披露……のはずだったが、話しかけられると集中できないらしい新氏。なんとかクリアーしたものの、「フフ……ちょろいな」というモンドの締めのセリフに、会場からは「苦戦してたでしょ!」と総つっこみ。
▲日本語音声と英語音声(日本語字幕)も放映され、違いを見比べた。音声は、全体的に英語の方が低く大人っぽい。山岡氏いわく、「日本の方が好む音程と、外国の方が好む音程は若干違うんですね。日本人の声だと海外では幼く聞こえるので、英語音声は全体的に年齢層を高くしてあります。ニュアンスも、英語版では少し変えてあって、お互い理解しやすいようにしています」と説明した。

 最後に、“スカーレットの21世紀の大人たちに贈る! プレゼントコーナー”が開催され、見事ジャンケンを勝ち抜いた幸運な人がキューティー3、エグゼクティブ2のサイン入りプロマイドをゲット。最後に和気あいあいとした集合写真を取り、イベントを締めくくった。

▲銃(おもちゃ)を持つと遊びたくなってしまうのは大人もいっしょ。