世界大会ありトークショーありの大型イベント
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、オンラインRPG『ラグナロクオンライン』(以下、RO)の大型オフラインイベント“RWC2013&11thアニバーサリー・フェスタ”を2013年11月24日に開催。世界一のギルドを決定する白熱の対人戦あり、バラエティー豊かなトークショーありの、まさにお祭り的なイベントだった。
世界の強豪がぶつかり合ったメインステージ
メインステージ側ではギルド対抗戦の世界大会“RWC2013”や日本代表ギルドと世界の強豪ギルドによるスペシャルマッチ“日本VS世界対抗戦”といった本気のバトルがくり広げられた。
RWC2013には日本、韓国、中国、フィリピン、タイ、台湾の6チームが参加。ふたつのブロックに分かれてリーグ戦を行い、Aブロック勝者の日本とBブロック勝者のタイが決勝戦でぶつかることに。タイはRWCでの優勝経験も豊富な強豪国。対する日本代表ギルドの“Northern_Code”は4月に行われた日本最強ギルド決定戦“RJC2013”の覇者で、“練習期間の長さが強さにつながる”と自負する努力家チーム。その驚異的な練習量を武器に世界に挑む。
RWC2013の決勝戦を前に、日本の強豪ギルドが他国の代表チームとぶつかる“日本VS世界対抗戦”が執り行われた。全5戦が行われ、なんと日本が全勝! しかもNorthern_Codeはこの後の決勝戦で対戦するタイを相手に勝利を収め、勢いに乗ったまま決勝戦に臨むことになった。
飛蘭さんのスペシャルライブと最新情報が発表されたカンファレンス(後述)を挟み、いよいよ日本対タイの決勝戦がスタート。日本VS世界対抗戦と同じように日本優勢で進むと思われたが、第1セットを取ったのはタイだった。
決勝戦でのタイの戦術は、徹底した“守り”。1ヵ所にこもり、Northern_Codeの動きをよく見ることで、突出したプレイヤーに落ち着いて対応していた。Northern_Codeは速攻を得意としており、日本VS世界対抗戦ではそのスピードに対応できずに負けてしまったのだ。決勝までの短い時間に完璧に対策するあたり、タイの地力の強さが見て取れた。Northern_Codeはそのまま2本目、3本目も落とし、タイが優勝の栄冠を手に入れた。
レベル上限の解放が発表されたたカンファレンス
大会の合間に今後のアップデート計画が発表された。2013年12月1日にサービス開始11周年を迎える『RO』の12年目のテーマは“3つの快”。軽快に育成し、明快な目標に挑戦し、爽快な操作ができるようにしていくという。
最大の目玉はレベル上限の解放だ。BaseLvは165、JobLvは60にまで引き上げられ、ステータスの最大値は130になる。高レベル用のコンテンツが拡充されるほか、3次職用の新スキルや精霊・ホムンクルスS、養子3次職の実装など、遊びの幅も広げていく予定だ。
レベル上限解放のアップデートは2014年春に実施予定。2013年12月中に経験値テーブルが変更され、育成しやすくなるので、まだ現時点の上限であるLv150に到達していないプレイヤーも安心である。
ライトに参加できたイベントステージサイド
メインステージとは別のホールにはトークショー中心のイベントステージが設置。同ホールでは同人誌やグッズの即売会“らぐへす in RWC2013”が開催され、誰でも気軽に楽しめる雰囲気だった。
イベントステージでは総勢13名の出演者が入れ替わり立ち替わり登場し、さまざまなコーナーが進行。ニコニコ動画などで活躍する歌い手・踊り手・ニコ生主を間近に見られるということで、多くのファンが詰め掛けた。
多彩なコーナーのなかでも、とくに盛り上がったのは“11th記念ソングプロジェクト!”。これはニコニコ生放送公式番組“えふくまようこの週刊らぐとも!”から生まれた企画で、M.S.S Projectを中心に人気生主の力を結集し、『RO』11周年を記念するオリジナルソングを作ろうというもの。楽曲制作はM.S.S Project、PVは大将さん、ダンスの振り付けはめろちんさんが担当し、歌うのはGeroさんという豪華メンバーだ。
楽曲制作を始めるとき、M.S.S ProjecのFB777さんには、「11周年記念ソングにふさわしく、なおかつ電子音を入れて、なおかつロックにしたくて、なおかつ蛇足さんの歌声が合うような曲にしたい」というオーダーがあったとのこと。無茶なオーダーはこれだけではなく、大将さん(PV担当)もめろちんさん(振り付け担当)も、かなり高いハードルをクリアしているようだ。完成版のお披露目は12月1日ということで、仮バージョン(FB777さんの仮歌だった)とPV、振り付けの一部が公開された。
大勢のコスプレイヤーも集結!
『RO』のオフラインイベントには多くのコスプレイヤーも参加し、コスプレイヤーがずらっと並ぶ“スペシャルコスプレステージ”は定番コーナーとなっている。記念撮影コーナーも設けられており、和気あいあいとした雰囲気で撮影を楽しんでいた。