オープニングのアニメでファミコンの容量のほとんどを使うことに
本日2014年9月18日から21日(一般公開日は20日、21日)まで千葉県・幕張メッセで開催されるイベント“東京ゲームショウ 2014”では、インディーゲームのコーナーが設置されている。ここではそのコーナーの様子と、作品をピックアップしてお伝えしよう。
まず紹介するのは『LA-MULANA2』。探索型の2Dアクションゲームで、敵の攻撃をかいくぐりながら宝を見つけていく内容となっている。宝は触れて開けるのではなく、ステージのどこかにある床のスイッチなどのギミックを作動させることで中身を手に入れることができる。アクションとパズル要素の両方が楽しめる内容だ。『LA-MULANA(ラ・ムラーナ)』はWiiウェア版が現在配信中、プレイステーション Vita版の『LA-MULANA EX』は2014年12月発売予定となっている。
『LURKING』はヘッドホンを装着してプレイするゲーム。白と黒のみで表現された世界を探索していくという内容で、ときどき完全に真っ暗になってしまう。そんなときに頼りになるのは“音”。持って歩くことができるラジオの音が後ろから聞こえたりするのだ。ときどき、亡霊のようなキャラクターがプレイヤーの前に立ちはだかることも……。
イラストレーター、マンガ家でもあるRIKI氏制作の『キラキラスターナイト』は、なんとファミコンでプレイができる。2014年のいま、本物のファミコンで最新のゲームがプレイできるというのは新鮮そのもの。
ゲーム内容は昔懐かしの2Dスクロールアクション。ボタンを押す長さでジャンプの長さが変わることもあり操作性は良好、飛んで来るアイテムを一気に獲得したときの爽快感は抜群だ。
[最新レトロゲーム]キラキラスターナイトPV
すごいのはオープニングのアニメーション。キャラクターがかわいらしく、とてもなめらかに踊っているが、ここだけでファミコンの容量のなんと85%を使ってしまったのだとか。
さらにさらに、音楽を担当しているスタッフがすごい! 『世界樹の迷宮』シリーズの古代祐三氏や、『ゼビウス』の慶野由利子氏などが新曲を(しかも8ビットサウンドで)を提供しているのだ。面によっては、たしかに『ゼビウス』らしい音楽が聞こえることも……?
同時に展示されていたゲーム機『ジャンボ LED』も忘れてはいけない。こちらは32ビット×12のLEDで格闘ゲームなどが遊べるのだ。こちらもボタンを長く押すことにより“重い攻撃”がくり出せるゲーム性がある。モニターを縦にして、どこかで見たようなシューティングゲームも遊ぶことができる。
『キラキラスターナイト』はファミコンソフトとして市販される予定はいまのところはないが、海外展開を視野にいれ、何らかの形で商品化される可能性はあるようだ。開発者のRIKI氏はいままでに京都で開催されたBitSummit 2014などにも『キラキラスターナイト』を出展されていたが、あまり注目されなかったことを嘆かれていた。これはもったいない! ぜひ、応援したい。
ほかにもレトロゲームらしい2Dかつドットで描かれたグラフィックのゲーム、美しい3Dグラフィックのゲーム、一風変わったルールのパズルゲームなど、その内容は多種多様。東京ゲームショウに訪れたときは、インディーゲームコーナーへも足を運んでほしい。
■出展グループリスト
3-C1-02
Amazu Media(デンマーク/Denmark)
『Light Apprentice』
公式サイト
3-C1-03
Andrew O’Connor(アイルランド/Ireland)
『Onikira:Demon killer』
3-C1-04
Archive Entertainment(米国/USA)
『8BitMMO』
公式サイト(英語)
3-C1-05
Bertram Fiddle(イギリス/UK)
『The Adventures of Bertram Fiddle』
公式サイト
3-C1-06
コーラス・ワールドワイド リミテッド(日本/Japan)
『スカイパトロール』
公式サイト
『レイブンロックの秘密』
公式サイト
3-C1-07
Critical Bit(オランダ/the Netherlands)
『Reign of Bullets』
Steam Greenlight内特設ページ
3-C1-08
Digital Happiness(インドネシア/Indonesia)
『Dreadout』
公式サイト(英語)
3-C1-09
DMONGS(韓国/South Korea)
『BlocKing - light in the dark』
App Store内特設ページ(英語)
3-C1-12
Eastasiasoft Limited(香港/Hong Kong)
『ゼルドナーエックス2 ~ファイナルプロトタイプ~』
『公式サイト』
3-C1-13
eHooray Co.,Ltd.(台湾/Taiwan)
『大神無双』
3-C1-14
マジックサーキッツ(日本/Japan)
『リトルウィッチパイデリバリー』
公式サイト
3-C1-15
飛翔システム(日本/Japan)
『マジカルバトルフェスタ STEAM EDITION』
公式サイト
3-C1-16
ゲーム菩薩グループ(日本/Japan)
『水没都市 ~シマダシステム』
公式サイト
3-C1-17
Gangs of Space(日本/Japan)
『ギャングオブスペース』
公式サイト(英語)
3-C1-18
ジェムドロップ(日本/Japan)
『ポポロコ』
公式サイト
『project rafage』
3-C1-19
GlobZ(フランス/France)
『ムーチョパーティー!』
App Store内特設ページ
3-C1-21
Good Game Inc. /Taiwan Good Game Co; Ltd.(台湾/Taiwan)
『The World II』
3-C1-22
HandMade Game(韓国/South Korea)
『Space Maestro』
公式サイト(英語)
3-C1-24
Project ICKX / プロジェクトイクス(日本/Japan)
『バーティカルストライク』
公式サイト
『間違った社員教育』
公式サイト
『Trail of Wings』
3-C1-25
Pocket Trap(ブラジル/Brazil)
『Clash of Carrots』
公式サイト
3-C1-26
Hit the Sticks, LLC(米国/USA)
『Mark of the Old Ones』
公式サイト(英語)
3-C1-27
ヒューガ(日本/Japan)
『群馬県から来た少女』
Google Play公式サイト
『神話戦士ヒューガ』
3-C1-28
IGDA日本(日本/Japan)
『福島GameJam』
公式サイト
3-C1-29
Insecters Team(中国/China)
『Insecters War』
公式サイト(英語)
3-C1-31
光星(日本/Japan)
『プロジェクト ブラックペッパー』
3-C1-32
KUNO Interactive(韓国/South Korea)
『Defense Technica』
Steam:公式サイト
3-C1-34
クイズキャットゲームズ(日本/Japan)
『ダンガン サーフ』
3-C1-35
Landkarte(日本/Japan)
『赤い砂堕ちる月』
公式サイト
3-C1-36
リンクキット(日本/Japan)
『ペンギンディフェンダー』
公式サイト(音が出ます)
3-C1-37
Mechabit(イギリス/UK)
『怪獣パニック』
3-C1-38
ミラクルポジティブ(日本/Japan)
『Airship Q』
公式facebook
3-C1-39
Mirai-Labo(日本/Japan)
『Phobos Children』
公式サイト
3-C1-51
Muhammad A.Moniem “mamoniem”(中国/China)
『Tk..Tk..BOOM』
3-C1-52
むすめふさほせ(日本/Japan)
『ガラテイア -GALATEA-』
公式サイト
3-C1-53
Alex Rose(イギリス/UK)
『Super Rude Bear Resurrection』
公式サイト(英語)
3-C1-54
白絵具(日本/Japan)
『アドアド』
公式サイト
3-C1-55
NANYANG POLYTECHNIC(シンガポール/Singapore)
『HEXILYTE』
『INKQUEST』
3-C1-56
NIGORO(日本/Japan)
『LA-MULANA2』
3-C1-57
Nyamyam(イギリス/UK)
『Tengami』
公式サイト
3-C1-58
Onion Games(日本/Japan)
『Million Onion Hotel』
公式サイト
3-C1-59
Other Ocean Interactive(カナダ/Canada)
『RAD Boarding』
公式サイト(英語)
3-C1-61
PD Design Studio(シンガポール/Singapore)
『Dusty Raging Fist』
公式サイト(英語)
3-C1-62
REKCAHDAM(米国/USA)
『ダンガンサーフ』
3-C1-64
Team PSC(台湾/Taiwan)
『Cubeat』
公式サイト
3-C1-63
Tower Attack Troops(台湾/Taiwan)
『Tower Attack Troops』
3-C1-65
RIKI(日本/Japan)
『キラキラスターナイト』
3-C1-66
Sakura River Interactive(カナダ/Canada)
『Fading Hearts』
『Infinite Game Works Episode 1』
3-C1-67
Sheena 3D(台湾/Taiwan)
『Realm Chronicle Tactics』
3-C1-68
神奈川電子技術研究所(日本/Japan)
『AGARTHA(アガルタ)』
『ワタシハジカンヲトメル』
3-C1-69
Singapore University of Technology and Design (SUTD) Game Lab(シンガポール/Singapore)
3-C1-71
Steampunker(ポーランド/Poland)
『One Upon Light Game』
公式サイト
3-C1-72
Swing Swing Submarine(フランス/France)
『TETRABOT (テトラボット)』
3-C1-73
Tales of Game’s(米国/USA)
『The Magical Realms of Tír na nÓg: Escape from Necron 7
- Revenge of Cuchulainn: The Official Game of the Movie
- Chapter 2 of the Hoopz Barkley S』
公式サイト
3-C1-74
ZENITH BLUE(日本/Japan)
『Skylens』
『巫剣神威控』
3-C1-75
Team Signal(台湾/Taiwan)
『Hyper Square』
App Store内特設ページ
3-C1-76
The Quantum Astrophysicists Guild(米国/USA)
『Tumblestone』
公式サイト
3-C1-77
トイディア(日本/Japan)
『ドラゴンファング ~竜者ドランと時の迷宮~』
公式サイト
3-C1-78
TPM.CO SOFT WORKS(日本/Japan)
『タロティカ・ブードゥー』
TPM.CO SOFT WORKS
3-C1-79
Turtle Cream(韓国/South Korea)
『6180 the moon』
公式サイト
3-C1-81
Two Tribes(オランダ/the Netherlands)
『TOKI TORI 2+ 秘められた謎と不思議な島』
公式サイト
3-C1-82
Uwan(台湾/Taiwan)
『Lightning Fighter 2』
3-C1-83
Wales Interactive(イギリス/UK)
『Master Reboot & Infinity Runner』
3-C1-84
Willy Chyr(米国/USA)
『Relativity』
3-C1-85
Witch Beam(オーストラリア)
『Assault Android Cactus』
3-C1-86
闇討ちProject(日本/Japan)
『Dungeons&Darkness』
3-C1-87
YO1 KOMORI GAMES(日本/Japan)
『Prismatic Solid』
公式サイト
3-C1-88
YOX-Project(日本/Japan)
『姫君は優雅に推理する』
公式サイト
3-C1-89
YuShi Games(Shanghai)(中国/China)
『Project Avici』