その風格、まさに“王者”!
2015年2月13・14日に開催された“ジャパン アミューズメント エキスポ 2015”(JAEPO 2015)。セガブースのイベントステージでは、『甲虫王者ムシキング』の後継機である『新甲虫王者ムシキング』のイベントが行われ、俳優の哀川翔さんが登壇した。
“Vシネマの帝王”でありながら、無類の昆虫好きとしても知られる哀川さん。カブトムシの飼育すらお手のものと語る哀川さんが放つ“圧”は完全に“甲虫王者”!まさに奇跡のコラボレーションといえるステージだ。
さて、『ムシキング』シリーズといえば2000年代に爆発的ブームを巻き起こしたゲーム。カードの累計出荷枚数は4億9800万枚に達し、公式大会の開催回数は10万回を超えてギネスにも載っているほど。
「哀川さんは『ムシキング』をご存じですか?」という問いに対し、「息子がガッツリハマっていたので後ろで(プレイしているところを)見ていましたよ」と返答。当然カードも持っているし、奇しくも哀川さんがカブトムシを飼いはじめたのも同じ時期、海外の虫が日本に入ってきたのも同じ時期とリンクしていて、『ムシキング』のおかげで昆虫に詳しくなったと語っていた。
今回のステージでは、哀川さんに『新甲虫王者ムシキング』を実際に体験してみていただこうと筐体が用意されていた。バトルはジャンケンのルールだから簡単という説明を受けると、哀川さんは「オレ、ジャンケンは得意だよ。先日も収録あったしね。」と自信満々。そんな哀川さんには、特別に“翔”という名前が入っているカブトムシのムシカードが渡された。
『新甲虫王者ムシキング』はメインとなる“ムシカード”と、3枚の“お助けカード”で戦うゲーム。さらに、“Vガジェ”という昆虫型のガジェットを筐体にセットすることで強力な技が使えるようになる。“Vガジェ”は“ある条件”を満たすことで、筐体から排出されるようだ。
プレイを終えた哀川さんは「結構ハマるね!孫が今4つだから絶対ハマる!3世代で優勝とかしちゃいたいね!」とコメント。
また、同イベントで哀川さんは昆虫を飼育することを通じて命の尊さを学ぶ大切さや、子供の頃はカブトムシの幼虫を成虫に育てられた試しがなかったこと、大人になってから昆虫の飼育には湿度が重要と知り、『ムシキング』の登場とともに自分もカブトムシの幼虫を50匹田舎から持ってきて全部成虫に育てられたことで“第二のムシ人生”がはじまったと、昆虫への情熱をアツく語っていた。