PCゲーム業界活性化の起爆剤になるか!?
サードウェーブデジノスとデジカは、2015年3月11日よりゲーミングPC“GALLERIA”に“Steam”クライアントをプリインストールして出荷すると発表した。ゲーム推奨モデルを除く、すべての汎用モデルが対象となる。
Steamとは、2004年にアメリカでサービスが開始された、ゲームのダウンロード販売プラットフォーム。会員数は全世界で1億2500万人を超え、販売タイトル数は4500超にも上る。すでに日本語版Webサイトも用意されており、日本でも気軽に利用可能だ。
秋葉原のGALLERIA Loungeで開催されたメディア向けの製品発表会では、デジカ代表取締役社長のジャック・モモセ氏とビジネスデベロップメント部長の岩永朝陽氏が登壇した。
SteamではクレジットカードやWebMoney、銀行振替、コンビニ決済など決済を行い、それをサポートする企業がデジカだ。モモセ氏によると、日本のPCマーケットを活性化させるために3つの戦略を展開しているという。
ひとつ目は安全で使いやすい決済システムを用意し、簡単にSteamコンテンツを買えるようにすること。
ふたつ目はSteam上で日本人に好まれるコンテンツを多数リリースすること。
そして、3つ目が“GALLERIA”にSteamクライアントのプリインストールし、すぐにSteamへアクセスできる環境を用意すること。
なお、モモセ氏によると、Steam総ユーザーの4~5%が日本人(単純計算で約600万人!?)で、高い成長率を誇っているという。3つ目の施策によって、さらに大きく伸びることに期待したい。