1920年代の洋館で起こる事件に挑む、コマンド選択式アドベンチャー
D4エンタープライズは、同社が運営するレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”において、『謎のマスカレード(PCエンジン版)』の配信を、本日2016年4月19日より開始した。
【14:30追記】
記事初出時、価格に誤りがありましたため、訂正いたしました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。
以下、リリースより。
タイトル:謎のマスカレード(PCエンジン版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:メサイヤ(extreme)
配信サイトURL:→こちら
発売日:4月19日
価格:900円(税抜)
(※キャンペーン時は500円での配信となります。)
時は1920年代。東京は銀座の裏通りに面したビルディングの2階に、その事務所はあった。「円陣探偵社」。迷宮入りと思われる難事件を、次々と解決して「銀座にエンジンあり」と、うたわれる有名探偵事務所である。複雑にして怪奇、まるで華やかな大正ロマンの裏側を覗くような事件は、そのドアを一人の人物がノックしたときより始まった。「伝説洋館連続殺人事件」として語られる事件がそれである……。
本作は1990年にリリースされたコマンド選択方式のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは探偵の円陣龍之介となって、大富豪山神家で起こった連続殺人事件に挑むことになります。
探偵モノということで、聞き込みや人物関係をしっかり洗うことが重要。現実と同様(に?)、地道な聞き込みを心がけてプレイすることが攻略の鍵になることでしょう。時には赤ん坊にすら聞き込みをすることが必要になるかもしれません。ゲームは5章で構成されており、全編に渡ってセピア調のCGと効果音がゲームを盛り上げてくれます。
実は本作は『琥珀色の遺言』のリメイク作品ですが、大胆なアレンジがなされております。オリジナルをプレイした人でも違いを探しながらプレイすることで、ニヤリとできるかもしれません。
『プロジェクトEGG』とは
PC-9801、FM-7、X1といったようにプラットフォームが乱立していた1980年代。この時期に発売されたPCゲームは、今のゲームに大きな影響を与えました。しかし記録メディアの劣化やプラットフォーム等の変化により、それらは次第に遊べなくなっています。
D4エンタープライズでは、レトロゲームを文化遺産のひとつと考え『プロジェクトEGG』を発足しました。過去の名作をWindows上に復刻し、いつまでも楽しめるようにすること。それが『プロジェクトEGG』の役割と考えております。