OPENREC.tv選抜対TOPANGAチームの対抗戦も
既報の通り、サイバーエージェントの連結子会社であるCyberZは、格闘ゲームを中心にイベントを主催する“TOPANGA(トパンガ)”との動画配信におけるスポンサー契約を締結した。本スポンサー契約は、CyberZが運営するゲーム動画配信プラットフォーム“OPENREC.tv”におけるTOPANGAの動画配信を独占で行うというもの。それを受けて本日2016年11月11日、OPENREC.tv×TOPANGA緊急発表会見が行われた。本稿では、その模様をリポートする。
まずはCyberZ執行役員の大友 真吾氏とTOPANGA代表取締役の豊田風佑氏が登場。ふたりの出会いは7月に行われた世界最大規模の格闘ゲーム大会“EVO2016”の会場だったそうで、その後にe-Sportsイベント“RAGE”の感想や格闘ゲームコミュニティーの盛り上げについて語り合う中で意気投合。豊田氏は、ちょうど国内の格闘ゲームを盛り上げるための施策を検討していたタイミングでもあり、スポンサードの申し出を受け入れたという。
スポンサードについて大友氏は「オオヌキさんとのプロ契約などで、少しずつOPENREC.tvがユーザーに知られつつあったので、この契約を期に活性化にドライブをかけたい」と語った。TOPANGAの動画配信ラインナップは多数あるが、直近では11月15日(火)の“勝ちたがりTV”、11月16日(水)の“TOPANGA TV”の配信が決定しているという。また、これまで『ストIV』シリーズで運営を行っていた “TOPANGAリーグ”の開催について大友氏は、「まだ未確定だが、もし開催する場合はOPENREC.tvでの配信については無料で行います」と、国内最高峰の戦いを無料で提供することを約束していた。
発表後半では、大友氏と豊田氏、そしてマゴ選手、ボンちゃん選手、ときど選手というTOPANGAでおなじみの3選手を加えたトークセッションが行われた。
まず「OPENREC.tvについての印象は?」という質問には、「スタジオがキレイ」だとみなが口にする中、ボンちゃん選手は「OPENREC.tvとプロ契約したことで、オオヌキさんが最前線に戻ってくることになってうれしい」と、独自のプレイヤー目線で印象を語っていた。「やってみたい企画は?」という質問にときどさんは、広くてキレイなスタジオを利用して、「ときどさんとときど会というのをやってみたい」と、ユニークなアイデアを披露。まだ具体的にOPENREC.tvとどのように絡めるかまでは決まっていないが、ときど会の構成員の目星はついているそうだ。いったいどのような企画になるのか今後の動向が注目される。
最後は、出演者がそれぞれ本日の感想を述べて発表会を締めくくった。
ボンちゃん選手「OPENREC.tvさんとこういった機会は今後も作れると思うので、いろいろやっていきたい。」
マゴ選手「スタジオにビックリした。ここで何かできると思うとワクワクしますね。個人配信もやっていこうと思うので、ぜひ楽しみにしてください。」
ときど選手「こんないい対戦をやらせていただいたOPENREC.tvさんとオオヌキさんありがとうございました。」
豊田氏「TOPANGAのことを評価していただき、考えられないスピードでスポンサードがきまり、ここまでこれたことをうれしく思います。格闘ゲームを盛り上げていけるようにしますので、よろしくお願いします。」
大友氏「最高のパートナーを得られたと思います。OPENREC.tvを通じて大会を開くなど、イースポーツの発展に貢献し、みなさんと盛り上げていければと思います。」