英語ができなくたって!

 皆さんこんにちは! 前回の記事の記事に引き続き、今回も週刊ファミ通編集部の新人編集者である、ゆーみん17がE3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)初心者の視点で現地のリポートをお伝えいたします!

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 アメリカ・ロサンゼルスで2017年6月13日~15日まで開催されているE3 2017。最終日である今回は、E3における 言語の壁の乗り越えかたについてお話します!
 そもそも私、「英語ができなくても、日本で暮らすんだから必要ないよね~」とか言いながら、苦手な英語をいっさい勉強してこなかったわけなのです。これ間違い!! 人生いつ英語が必要になるかわかりません……前回、海外出張した際にも「つぎの海外出張までに少しでも勉強しよう」と言いながら、1分たりともしませんでした。上司たちも海外出張のたびに同じセリフを言ってます。こりゃ、数年後も数十年後もだめだな!! そんな中、5日間もロサンゼルスにいることになった私……どーなっちゃうの!?

 会場内で感じた異文化交流、まずはスクウェア・エニックスブースの『ファイナルファンタジーXIV 』コーナーにて、今回の出展コンテンツである、“豪神スサノオ戦”に挑んだときのお話です。『FFXIV』のこのコンテンツでは、知らない人と8人でチームを組み、それぞれ役割(ジョブ)を分担します。これには毎回話し合いが必要なのですが、自分だけ英語が通じず、みんなが好き&得意なジョブをピックアップしてドンドン話が進んでいくではありませんか……! 英語がわからなくとも、ジョブ名くらいはわかる! と、とりあえずプレイできるジョブの名前を連呼。無事自分の居場所を確保しました……ヨカッタ。

新人編集者が行く! はじめてのE3 〜最終回~異文化交流編【E3 2017】_09
新人編集者が行く! はじめてのE3 〜最終回~異文化交流編【E3 2017】_10
▲ジョブが決まると、予習のためか前のチームのプレイに張り付くチームの光の戦士たち。熱心だ。

 現実ではうまくしゃべれない……しかし、ゲーム内ともなれば英語でも饒舌(?)。目の前にパーティーを組んでいる人たちがいるにも関わらず、チャットでコミュニケーションを取ります(典型的ネット弁慶)。もちろん、ちゃんとした文法などはわからないので、「Count plz ;)」(戦闘開始前のカウントダウンくださいという意味) のような適当な文章ですが、それでもちゃんと通じるから発言してみることは大事ですね!

 また、E3会場では海外のクリエイターさんもたくさんいらっしゃっていて、その方々にインタビューをすることも。英語はわからなくても、好きなゲームの話なら単語をかいつまんで聞くだけで、「きっといまこのコンテンツの話をしているんだな」とか「あのキャラクターの話をしているんだな」とか、少しですが理解できます。また、英語がわからなくたって、身振り手振りと笑顔でコミュニケーションが取れるんです。それでクリエイターさんも笑顔で反応してくださると、とてもうれしいですね!

 ふらふらと歩いていると、『Horizon Zero Dawn』のアーロイと機械獣であるウォッチャーがいました。自分の担当しているタイトルということもあり、これは絶対いっしょに写真を撮りたい! でもひとりだから撮れない~! とそわそわしていると、うしろからケータイを指し、「撮ろうか?」とジェスチャーしてくれる外国人の男性が! これはうれしい! お願いして、念願の写真を撮れました、やった~! 彼の分も写真を撮り、そのあと拙い英語でE3の感想を聞いてみたりとお話をしてみました。相手の方もちょっと日本語で話してくれた!

新人編集者が行く! はじめてのE3 〜最終回~異文化交流編【E3 2017】_07
新人編集者が行く! はじめてのE3 〜最終回~異文化交流編【E3 2017】_03
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新人編集者が行く! はじめてのE3 〜最終回~異文化交流編【E3 2017】_01
▲写真を撮ろうと地面に置いた私のカバンに、ウォッチャーが反応! 何に反応したのだろうと、アーロイが調べてカバンから取り出したのはカメラでした。自分にも付いているレンズに反応したのかな?

 E3の会場内にいる人は、ふだんゲームに携わる仕事をしたり、ゲームのファンだったり……。ゲームが好き! って人がこんなに大勢いて、会場を埋め尽くしているんだと思うと、ゲームの魅力ってすごいと改めて感じました。そんな中で、ゲームが好きってことを通じて、言葉の壁を乗り越えられたのはとってもハッピーでした!!

新人編集者が行く! はじめてのE3 〜最終回~異文化交流編【E3 2017】_04

 つぎは、はじめてのE3の感想と、旅の思い出をお伝えします!