2017年10月7日、パシフィコ横浜の国立大ホールにて、『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズ初の単独音楽イベント“GOD EATER ORCHESTRA LIVE 〜フェンリル極東支部公演〜”が開催。その模様をリポート。

まずはロビーの様子から。神機や衣装を始め、キャラクターのパネルや今後展開されるコラボグッズなどが展示。ファンは思い思いに撮影にふけっていた。









今回のコンサートは、通常のオーケストラの楽器群だけでなく、ギターやベース、ドラム、シンセサイザーといったバンドセクション、桶太鼓や笛、三味線といった和楽器セクション、そして17名のコーラス隊が加わったハイブリッドな編成による“フェンリル特設交響楽団”が、『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズの楽曲を演奏。ステージに設置された巨大スクリーンには、各作品の名シーンが流され、『GOD EATER(ゴッドイーター)』らしいドラマティックな公演となった。MCを担当したのは、作中に登場する竹田ヒバリ役の伊藤かな恵さん。MCというよりは役柄のオペレーターのような調子で、今回のコンサートを特別ミッションに見立てて進行していった。

演奏されたのは、プレイヤーの心に刻まれた名曲21曲(アンコール含む)。1作目の『GOD EATER(ゴッドイーター)』からナンバリング最新作の『GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター レイジバースト)』まで、まるでその歴史をたどるかのように作品の時系列に沿ってコンサートが進行。しかも、演奏中にクライマックスに相当するシーン(レンやロミオ、ジュリウスのアレなど)が容赦なく流され、涙を流すファンの姿もちらほら。一部、撮影が許可された楽曲を中心にダイジェストでお届けしよう。







このほか、今回コンサートマスターを務めた真部裕が『炎の舞』でエレキヴァイオリンを披露したり、『作戦会議』では桶太鼓や三味線といった和楽器がフィーチャーされたりと、音楽的にも凝った内容となっていた。


アンコール後、ゲストアーティストとシリーズの楽曲を手掛ける椎名豪氏が登壇。コンサートの感想などを語った。

中川 『GOD EATER(ゴッドイーター)』の歌を初めて収録してからもう8年が経ちます。この日を迎えることができて本当にうれしいです。
ジョン 今日は遊びに来てくれてありがとう。今回の演奏、そしてオーディエンスの反応にもありがとう。
May J. 去年、活動10周年を記念したリクエストライブをやったのですが、リクエストでダントツ1位だったのが『Faith』でした。今日、オーケストラやバンドとともに、皆さんの前で歌えたのはとても光栄です。
ドナ 今回コンサートマスターを務めている真部さんは私の友達です。ここで出会えて驚いています。とてもすばらしい仕事でした。今日は本当にありがとう。
椎名 こうした晴れの舞台にお越しいただき、ありがとうございました。ここまでこれたのは皆さんのおかげです。これからも一緒に歩いていければと思っています。
コンサート終演後は、最新情報発表会へ。家庭用最新作の『GOD EATER 3(ゴッドイーター3)』とスマホ向け最新作『GOD EATER RESONANT OPS(ゴッドイーター レゾナントオプス)』を発表した。この模様はリンク先を参照してほしい。


《セットリスト》
1.Over the clouds
2.街を覆う影
3.炎の舞
4.神々の食卓
5.迫る悪夢
6.Deo Volente
7.陽だまりの中で
8.No way back
9.神と人と Vocal ver.
10.光のアリア piano solo ver.
11.降りたつ神罰
12.淘汰される者
13.Wings of Tomorrow
14.黒の一閃
15.走馬灯
16.残照
17.Repulsa
18.無垢なる世界
19.Faith
アンコール
20.Blood Rage
21.GOD EATER