暑い……うだるような暑さの2018年7月19日の秋葉原の午後のこと……東京ソフマップAKIBA1号店サブカル・モバイル館にて、IGGY MOBのプレイステーション VR専用タイトル『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』の体験会が行われた。
『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』は、2017年12月にダウンロード用タイトルとして配信され好評を博した『GUNGRAVE VR』に、さまざまな要素を追加したパッケージタイトル。同作では、『GUNGRAVE VR』の特徴とも言えるTPSとFPSビューに加えて、横スクロールアクションのように楽しめるサイドビューのステージが新規追加。さらに3Dリアルサウンドシステムを採用することで、新たなVR感覚および没入感をうながすようになっている。つまり、IGGY MOBがさらにVRに対して踏み込んだ1作と言えるだろう。
そして、『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』の大きなテーマとして存在したのが、難易度調整。本作では、『GUNGRAVE VR』リリース時にユーザーから寄せられた「難しい」というフィードバックに対応する形で難易度を調整。よりプレイしやすくなっているのだ。『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』の発売は8月23日となっているが、およそ1ヵ月前のこのタイミングで日本において体験会を開催する理由としては、「日本のファンを大切にしているから」ということに加えて、「難易度が日本のゲームファンに受け入れられているか」ということをとにかく知りたかったということがあるようだ。「少しやさしくしすぎたかも……」と、体験会のために来日したIGGY MOBのプロデューサーであるキム・チョンホ氏は心配そうだったが、実際にプレイしてみた難易度は快適で、まさに“ちょうどいい”感じ。より快適な遊び心地となっている。
会場に来ていた『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』のプロデューサー キム・チョンホ氏とディレクター ホー・トンチョ氏にお話を聞いてみると、「いちばん気になっていたのが難易度の変更だったのですが、好評なようだったので何よりです。さらに遊ぶやすくなった『GUNGRAVE VR』にご期待ください」(キム氏)、「今日体験会にいらっしゃる方は、どのような方なのか気になっていたのですが、VRがお好きな方はもちろんこと、『GUNGRAVR』ファンの皆さんにたくさん来ていただけて、うれしいです」(ホー氏)とのこと。
実際のところ、ホー氏の言葉どおり、会場には熱心な『GUNGRAVE』ファン、内藤泰弘ファンが訪れており、楽しそうに談笑する姿が印象的。『GUNGRAVE VR』のためにプレイステーション VRを購入した(!)というツワモノが多数。『GUNGRAVE』というIP(知的財産)の根強い人気ぶりを実感させられるひとコマだった。
なお、『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』の体験会は、7月28日(土)にも)大阪のソフマップザウルス1で開催予定。来場者にはもれなく特製うちわとバッチがプレゼントされるほか、体験版を見事クリアーすると、特製ジグソーパズルがもらえるという特典も。さらに、抽選で2名に内藤泰弘氏のサイン入り『GUNGRAVE VR COMPLETE EDITION』限定版が贈呈されるという。お近くの方は、この機会をお見逃しなく!