『Fate/Grand Order』(FGO)のストーリー第2部第4章“Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ 黒き最後の神”の中で、比較的難しいと思われる19節進行度5“空想樹”戦を無課金でクリアーする方法を解説。
再現しやすいように、NPCのゲストサーヴァントを活用し、プレイヤーが用意するサーヴァントは星3以下かつ概念礼装も星3以下でパーティを編成しています。
※本稿では敵キャラクターの名称とゲストサーヴァントにボカシを入れています。
第2部 第4章 “空想樹”戦の基本情報
敵編成
登場エネミーはアーチャーと空想樹の2体。どちらもHPゲージは3本ありますが、合計HPは空想樹が約38万、アーチャーが約34万と低めに設定されています。
【アーチャー】
- レベル:90
- チャージ:3
- 1ゲージ目HP:103210
- 2ゲージ目HP:114402
- 3ゲージ目HP:124350
- 通常攻撃:単体
- チャージ攻撃:単体攻撃&防御力ダウン(3ターン)&防御強化状態解除
- スキル:Busterカード性能アップ(3ターン)&Busterカードで攻撃時、対象の防御力をダウン(3回・5ターン)
- スキル:Quickカード性能アップ(3ターン)&Quickカードで攻撃時、自身にクリティカル威力アップ状態を付与(3回・5ターン)
- スキル:自身に無敵状態付与&チャージを1増加
【空想樹】
- レベル:90
- チャージ:5
- 1ゲージ目HP:120761
- 2ゲージ目HP:124786
- 3ゲージ目HP:132837
- 通常攻撃:全体(クリティカルは単体)
- チャージ攻撃:全体攻撃&防御力ダウン(5ターン)
- スキル:単体の攻撃力をアップ(3ターン)
- スキル:プレイヤー側単体の強化状態を解除
アーチャーの特殊ギミック
- パッシブ:令呪1
- 効果:攻撃力アップ&Busterカード性能アップ(すべて永続・解除不可)
- どちらかをブレイク時:令呪2
- 効果:自身にターゲット集中状態を付与(5ターン)&攻撃力をアップ(永続・解除不可)
- ブレイク時(2回目):令呪3
- 効果:自身の攻撃力をアップ(5ターン)&チャージをMAXまで増加
空想樹の特殊ギミック
- パッシブ:アステロイド、ネビュラ
- 効果:宝具による攻撃に耐性を得る&防御力をアップ(すべて永続・解除不可)
- ブレイク時(1回目):アステロイド・パージ
- 効果:宝具耐性解除&毎ターンチャージを1増やす状態を付与
- ブレイク時(2回目):ネビュラ・パージ
- 効果:防御力アップを解除&毎ターンチャージを1増やす状態を付与
- その他:イグジスト
- 効果:単体の弱体を解除&ダメージカット状態を付与
編成のテーマと攻略レギュレーション
今回の編成テーマも“完全無課金かつNPCのゲストサーヴァントを活用する”です。ゲストサーヴァントはクエストに性能がかみ合うムーンキャンサー“大いなる石像神”を選択しました。
【攻略レギュレーション】
- サーヴァントは星3以下のみ使用
- フレンドはNPCのゲストサーヴァントを使用
- 礼装は恒常の星3以下のみ使用
- マスター装備は恒常のもののみ使用
- 聖晶石、令呪の使用は不可
無課金攻略パーティ例
【パーティ構成】
- ヘクトール+柳洞寺
- レオニダス+龍脈
- NPC 大いなる石像神+???
- 風魔小太郎+カムランの戦い
- ゲオルギウス+瓦礫の聖堂
- クー・フーリン+宝石剣ゼルレッチ
パーティ例の攻略手順を解説
HPゲージ1本目の攻略手順
空想樹のHPを多く残したまま先にアーチャーを倒してしまうと、パーティが壊滅状態になってしまう可能性が高いため、空想樹のHPをメインで削っていくことを意識しましょう。
戦闘が始まったら、まずは大いなる石像神の第1スキル“商売繁盛”で全体にNP20%を付与し、第2スキル“粉砕されし牙”で自身に1ターンのターゲット集中状態を付与します。
敵アーチャーと空想樹は1ターン目にスキルを使用する確率が高いため、実質的にはアーチャーの攻撃1回を耐えれば1ターン目をしのげます。
アーチャーの攻撃がBusterクリティカルでなければ問題なく耐えられるので、運まかせにはなりますが、第3スキルの無敵を付与しなくても大丈夫。もちろん、無敵を付与しても勝利は可能です。
ターゲット集中はパーティを守る意図に加えて、大いなる石像神のNPを1ターン目で100%以上にすることを目的として使用しています。アーチャーの攻撃はヒット数が多いので、運がよければ大いなる石像神が行動しなくてもNPを100%以上にすることが可能です。
2ターン目になったら、ヘクトールの第2スキル“友諠の証明”をアーチャーに使用します。運がよければスタンを付与しつつチャージを減らすことができますが、確率が低いのでなかなかうまくいきません。
スタンが成功した場合はそのまま何もせずに空想樹を攻撃し、失敗した場合はレオニダスの第1スキル“殿の矜持”と第2スキル“戦闘続行”を、大いなる石像神の第3スキル“ヴィナーヤカ”でレオニダスに無敵を付与しましょう。
また、Busterカードが多く配られている場合はレオニダスの第3スキル“戦士の雄叫び”を使用。大いなる石像神のNPが100%以上になっていたら、ヘクトールの第1スキル“軍略”とマスタースキル“瞬間強化”を大いなる石像神に付与し、1ターン目で減ったHPを回復しながら全体にダメージを与えます。
3ターン目になるとレオニダスのNPがたまっているはずなので、すぐにターゲット集中宝具を使います。その際は、必ず大いなる石像神のNPためを優先してカードを選択しましょう。
空想樹のチャージ攻撃ターンまでに再度NPをためられない場合は、負ける確率が非常に高くなります。
今回の戦闘では運よくヘクトールのNPがたまってしまったので、3ターン目で使用し、先にアーチャーをブレイクしてしまいました。本編成で4回勝利していますが、実は先にアーチャーをブレイクしたのは今回が初です(笑)。
アーチャーの攻撃でレオニダスが退場したら、風魔小太郎の出番。
本来はアーチャーと空想樹のチャージ攻撃ターンをあわせ、アーチャーの宝具でレオニダスを退場させることで空想樹のチャージ攻撃を1ターン先延ばしにすることが目的でしたが、チャージ増加スキルを使われてしまったため、風魔小太郎の第1スキル“破壊工作”だけでしのぐことに。
なんとか攻撃が分散して全員が生き残ることができました。クリティカル発生率ダウンさまさまです。今回は運悪く想定外のことが何度も起こっていますが、まだ勝利ルートを歩いています。もっと綺麗な勝利を見せたいのですが、部分部分のスクリーンショットしか残っていないんですよね……。申し訳ない。
さて、いよいよ空想樹のチャージ攻撃ターンになりました。本戦闘の最大のポイントは、空想樹の1回目のチャージ攻撃を風魔小太郎の第2スキル“忍術”と大いなる石像神の宝具で自身に無敵を付与してしのぐことです。
さらに、1ターン目でターゲット集中スキルを使っていたおかげでCTが終わり、ここで再使用が可能に。宝具の無敵+ターゲット集中でパーティを守りつつ、敵の攻撃を利用して自身のNPを再度大幅にためることができるのです。
この状況を作れたなら、もはや勝利が確定したといっても過言ではありません。
HPゲージ2本目の攻略手順
敵2体のHPゲージを1本削ったところで、敵アーチャーの宝具ターン。大いなる石像神の無敵スキル(スキル封印のデメリットあり)を自身に使用しなかったことによって、CTが間に合いゲオルギウスに無敵を付与することができました。これで確実に2ターンは安全に戦えます。
ゲオルギウスがパーティを守っているあいだに、通常攻撃で敵アーチャーをもう一度ブレイクしましょう。二度目のブレイク時には敵アーチャーのチャージ状態がMAXになるので、ターゲット集中が残ったゲオルギウスが受けて退場することで、敵の残りの2行動をスキップできます。
控えのクー・フーリンが登場し、いよいよ大詰め。クー・フーリンはすぐに“矢避けの加護”と“戦闘続行”を使用し、ヘクトールには“軍略”と“瞬間強化”を付与、自身の宝具と通常攻撃で空想樹に大ダメージを与えます。
“友諠の証明”のCTが終わっているようなら空想樹に使用し、チャージ攻撃ターンを遅らせましょう。
HPゲージ3本目の攻略手順
あとは最初に紹介したとおり、アーチャーよりも空想樹の撃破を優先します。大いなる石像神のターゲット集中スキルのCTが終わるので、再々使用してクー・フーリンの回数回避を温存。残り1騎になったクー・フーリンが敵アーチャーを撃破して勝利です。
結局、クー・フーリンは無傷のまま勝利できました。あと1手くらいは想定外のことが起こっても勝てそうですね。かなり安全マージンがある編成だと思われますので、空想樹に勝てないという人は試してみてください。