試遊&グッズ&撮影スポットと盛りだくさん!
2019年7月15日、プレイステーションをテーマとしたユーザー向けイベント“PlayStation祭 TOKYO 2019”が、東京・ベルサール高田馬場で開催された。イベントでは、プレイステーション4のタイトルを中心とした試遊コーナーや、タイトル別のステージイベントを実施。多彩なゲストも登場して盛り上がったそのイベントの模様をお届けする。
会場のエリア構成は、大きく3つに分かれていて、新作ゲーム試遊スペース、VR体験スペース、そしてメインステージとなる。まずは前者ふたつのスペースをリポートしよう。
入口からメインホールまでの通路が、VR体験スペース。ここでは『スペースチャンネル5 あらかた★ダンシングショー』や『みんなのGOLF VR』など、最新のVR対応ゲームが10タイトル体験できた。
メインホールの新作ゲーム試遊スペースでは、9タイトルの試遊台を用意。そのタイトルは、『フォートナイト』、『SAMURAI SPIRITS(サムライスピリッツ)』、『エーペックスレジェンズ』、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』、『プロ野球スピリッツ2019』、『PixARK(ピックスアーク)』、『東京2020 オリンピック The Official Video Game』、『グランツーリスモSPORT』、『Dreams Universe ア―リーアクセス版』。
とくに強くアピールされていたのは、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』で、試遊スペースの約半分を占有。シングルプレイ7台、マルチプレイ16台を設置し、“森の大食漢 ドスジャグラス”(初級者向け)、“猛牛竜バフパロの狩猟”(中級者向け)、“縦横無尽のティガレックス”(上級者向け)という、3タイプのクエストをプレイすることができた。
また試遊スペースの一角には、グッズ販売コーナーや、フォトスポットも設置。今年で20周年を迎える『サルゲッチュ』と『どこでもいっしょ』の人気キャラクター、ピポサルとトロとの記念撮影が楽しめるグリーティングタイムもあり、試遊台とともに多くのファンの人気を集めていた。
ステージでは白熱の対戦イベントを展開!
続いては、開催されたステージイベントを順を追ってリポートしよう。
『エーペックスレジェンド』
最初のステージは、『エーペックスレジェンド』。まずは、ステージイベント全体のMCを務めるタレントの松嶋初音さんに続き、でんぱ組.incの古川未鈴さん、人気プレイヤーのNottinさんが登壇。PVが流されて同作の特徴が紹介されたのち、さっそくイベントバトル開始となった。
バトルは、チーム初音VSチーム未鈴の3人VS3人の戦い。リーダー以外のふたりは、来場者から抽選での参戦となった。即席チームながら熱戦が展開され、“チーム未鈴”が3セットの戦いを2-1で制した。
『グランツーリスモSPORT』
つぎのステージは、『グランツーリスモSPORT』。ここではゲストの3名の猛者が、当日の会場予選でハイスコアを出した来場者と激突した。ゲストプレイヤーは、植木俊輔さん(“全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI”茨城県代表)、高橋拓也さん(FIAグランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズンマッチチャンピオン)、岡本拓也さん(FIAグランツーリスモ チャンピオンシップ 2018 ファイナリスト)の3名。対するは来場者代表の、森龍太郎さん(宮崎県)、菅原達也さん(埼玉県)、小木田恭悟さん(東京都)の3名だ。実況は、さまざまなスポーツ実況で活躍しているサッシャさんが担当。
ルールは2コースを走り、それぞれの順位ポイントを合計して競うというもの。コースは富士スピードウェイと鈴鹿サ-キット。ポイントは、1位8P、2位6P、3位5P、4位3P、5位2P、6位1Pという設定だ。
熟練プレイヤーどうしの戦いだけに、レースはちょっとしたミスが命取りになる、ギリギリの展開に。そんな中で1戦目2位、2戦目3位と安定した走りを見せた高橋さんが優勝し、ゲストプレイヤーとしての意地を見せた。
トッププレイヤーが腕前を披露!
『フォートナイト』
ステージイベントは後半戦に突入。タイトルは人気作の『フォートナイト』だ。登壇したゲストは、トッププレイヤーのうゅりるさんととっぴーさんで、いずれもCrazy Raccoon所属。ゲーム概要の紹介に引き続き、来場者代表との4人VSふたりのハンディキャップマッチに挑んだ。使用されたマップは、このイベント用に用意されたオリジナルマップだ。
バトルは3セット制だったが、3戦いずれもトッププレイヤーチームが押し切る展開に。そんななか、来場者代表のおーちんさんは、今日が『フォートナイト』初プレイということで、宝箱をぶち壊したり、仲間を撃ったり、室内でバルーンをふくらませたりと、ユニークな行動で会場を大いにわかせていた。
続いてはうゅりるさんととっぴーさんが、ガチでトッププレイを披露。タッグでバトルロイヤルに参戦し、なんと見事に最後まで生き残るという結果に。すばらしいビクトリーロイヤルに、会場からは大きな拍手が送られていた。
『モンスターハンターワールド:アイスボーン』ステージ
ラストを飾ったステージイベントのタイトルは、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』。ゲストはお笑い芸人のゴー☆ジャスさんと、パペットマペットさん、そして再登場となる古川未鈴さんと、来場者代表プレイヤーとしてデデンクスさんも登壇した。
ここも従来同様、まずはゲーム内容を紹介してから、バトル対決という流れに。新登場となるモンスターや、新たなアクションなどが、スクリーン画面とともに解説された。
注目のイベントバトルは、クエスト“猛牛竜バフパロの狩猟”。これにはゴー☆ジャスさん、パペットマペットさん、古川未鈴さん、デデンクスさんが参戦。中級者向けレベルだが、ここは難なくクリアーとなった。というのも、のちのコメントで、デデンクスさんはハンターレベル650、昨年の仙台でのゲーム大会で優勝したというかなりのやり込みプレイヤーであることが判明。彼の活躍がクリアーにひと役買った形となった。
快勝を受けて、最後に、チームは難関クエスト“縦横無尽のティガレックス”にチャレンジ。参戦する2名は、パペットマペットさんとデデンクスさんで、ここでもデデンクスさんが大活躍。ランスで恐竜の尻尾を切ったあとは、双剣、操虫棍と武器を切り換えるサービス精神たっぷりのプレイを披露し、余裕の戦いで、ティガレックスのクエストをクリアー。華麗なプレイで、最後のステージイベントのフィナーレを飾った。