ライアットゲームズによるPC用オンラインFPS『VALORANT』にパッチ1.05が適用され、ゲーム内の競技シーズンがAct IIに移行した。あわせて12人目の新エージェント“キルジョイ”が実装され、新ゲームモード“デスマッチ(ベータ)”が登場する。
Act IIからは“Actランク”システムが始動し、同程度の腕前の相手とマッチングされるようにマッチメイキングの調整が実施。敗北時のランクへの影響がより詳細に表示されるようになる。
また、レイズのアビリティ“ショーストッパー”と“ブラストパック”に調整が入るほか、バグが修正される。詳細は公式サイトで確認しよう。
なお、2020年8月5日11:10現在、パッチが不安定なため、下記Tweetのような問題が確認されている。
今回のパッチは不安定な様です、申し訳ございません。
現在下記3つの問題を確認しており、対応中です。
・レイズがアルティメットの不具合により一時的に利用不可
・一部AMD GPUをご使用の際にFPSに問題が発生
・ランクモードにおけ… https://t.co/IWeVkpcZAC
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp)
2020-08-05 11:05:55
12人目のエージェント キルジョイ
キルジョイはドイツ出身の天才発明家。敵に接近すると爆発する“アラームボット”やエリア内に入った敵を自動的に攻撃する“タレット”などを使用する。相手に致命傷を与えられなかった場合も、ロボットによるデバフで相手の行動を阻害できるのが強みだ。
キルジョイ // 新エージェントトレーラー - VALORANT
アラームボット
ステルス性のアラームボットを構え、“発射”で設置する。このボットは範囲内に入った敵を追尾する。ターゲットに到達すると爆発して弱体化を付与。アビリティーキーを長押しで設置したボットを回収可能だ。
Killjoy - AlarmBot
タレット
180度の視界を持つタレットを構え、“発射”で設置する。タレットは視界に入った敵に発砲し、アビリティーキーを長押しすると設置したタレットを回収できる。
Killjoy - Turret
ナノスワーム
ナノスワームグレネードを構え、“発射”で投げる。ナノスワームは着弾時にステルス状態になる。“発動”でダメージを与えるナノボットの大群を展開する。
Killjoy - Nanoswarm
ロックダウン(アルティメットアビリティー)
ロックダウンデバイスを構え、“発射”で設置。しばらくチャージしてから、デバイスの効果範囲内にいるすべての敵を拘束する。敵はデバイスを破壊可能。
Killjoy - Lockdown
キルジョイ コンセプトアート
新ゲームモード“デスマッチ”
10人のプレイヤーが入り乱れて戦うフリーフォーオール(自分以外の全員が敵)タイプのデスマッチモードが追加される。勝利条件は、6分間の制限時間内に、誰よりも早く30キルを達成すること。
アビリティーはなしで、武器は好きなのをを購入可能。使用エージェントは所持している中からランダムで決定される。敵を倒すと回復アイテムがドロップし、これを拾うと体力とアーマーが最大まで回復。武器が自動的にリロードされる。
デスマッチはまだベータ段階のため、パッチ1.05のリリース後に一定期間のみ利用可能となる。最初のベータテストは日本時間の2020年8月6日(木)から開始予定だ。
レイズのアビリティ調整
“ショーストッパー”は強力すぎたため、相手が対応できる時間が延長。「パーティーターイム!」の声を聞いたときに、レイズを捕捉できるような変更が行われる。ビジュアルエフェクトにも調整を行い、発射時にレイズに気付きやすくなった。
ショーストッパー
- 構える時間が増加:1.1→1.4
- クイックで構える時間が増加:0.5→0.7
- ロケット発射時のビジュアルエフェクトを削減
- ロケットの軌跡のビジュアルエフェクトを少しだけ削減
“ブラストパック”のダメージを低下させる一方で、敵のユーティリティや障害物を排除する能力が高まっている。
ブラストパック
- ダメージが低下:75→50
- オブジェクトに対するダメージがつねに600に