『幻想水滸伝』シリーズを始め、さまざまなタイトルを手掛けたクリエイターが集結して挑む、新作RPG『百英雄伝』(海外タイトル“Eiyuden Chronicle”)。本作のクラウドファンディング“Kickstarter(キックスターター)”が、300万ドル(約3億円)を突破し、日本のサポーターからもっとも多くの支援を受けたゲームとなった。

 『百英雄伝』は、2020年7月25日にプロジェクトを発表。2020年7月28日から始まったキックスターターでは、開始約2時間で目標の50万ドルを突破し、7時間後には家庭用ゲーム機への対応が決まる、ストレッチゴール100万ドルを達成していた。

 現在は300万ドルを突破し、新要素が追加されるストレッチゴールを24以上追加。今回決まった9人目の追加となる新キャラクターについては、百英雄伝Discordチャンネル(discord.gg/eiyuden)で行われるファン投票によって決定するという。

『百英雄伝』キックスターターページ(英語)
『百英雄伝』キックスターターページのミラーページ(日本語)

以下、リリースを引用

百英雄伝はキックスターターキャンペーンにおいて達成額300万ドル(約3億円)を突破し、日本のサポーターから最も多くの支援を受けたゲームとなりました。新しいストレッチゴールにはユーザーが選ぶ109番目のキャラクターが登場し、今週末には紹介動画の追加を予定しています。

百英雄伝キックスターターキャンペーンは、キックスターターが人気のクラウドファンディングプラットフォームとして2017年に日本に登場して以来、ゲームプロジェクトとして日本のサポーターに支援をしていただいた額で新記録を打ち出しました。
百英雄伝は開始まもなくイニシャルゴールに到達しただけでなく、このプレスリリース発表時点で、300万ドル(約3億円)を突破し、途中24ものストレッチゴールを追加しました。現在、キックスターター史上最も支援を受けたゲーム9位をマークし、日本のバッカーからの支援としては1位となっています。
百英雄伝のプロジェクトリーダーである村山吉隆は、この画期的な記録について以下のようにコメントしています。

「 百英雄伝(Eiyuden Chronicle)が歴代Kickstarterでの日本人バッカーの人数で一番になりました。

 今回のプロジェクトはファンの熱意を直接ゲームに反映させたい、そういう気持ちがあります。
 SNS等を見ていると今回はじめてKickstarterで支援をした、という方も見受けられました。そうやって熱意、支援を送ってくれた事、本当にうれしいです。

 多くの方に喜んでもらうこと。それがエンターティメントに携わる者の願いだと思っています。いつもはゲーム発売後にやっとそれを感じる事ができるのですが、
 百英雄伝はこの段階、そしてより直接的にそれを感じられる事を幸せに思っています。

 本当に熱い声援が多くて、ちょっとじんわりキテいる事も多いです。

 どうか、これからの2年間も一緒に歩んでください。よろしくお願いします!」

多くのストレッチゴールに加え、Rabbit & Bear Studiosは9人目の追加キャラクターをゲームに登場させることに決めました。これによりゲーム内でのトータルのキャラクター数は109となります。新しいキャラクターの追加について村山はこのようにコメントしています。

「ストレッチゴールにて108人目の英雄が誕生しました。
この108という数字に思い入れある人もいるでしょう。
私もそうです。

ですが、それは幻想水滸伝のための数字であり
我々はこの108という数字に対しリスペクトを持ってここに残し
更に先へと進みたいと思います。

そして、その記念すべき109人目を皆で作り上げたいと思い、
投票による新英雄決定という形を取りました。

皆さんが、我々と一緒に更に先へ歩んでくれることを願っています。」

109番目のキャラクターは、百英雄伝Discordチャンネル(discord.gg/eiyuden)でのファン投票によって決定されます。投票は8月21日、東部標準時間の正午、太平洋標準時間の午前9時、日本時間午前1時に開始され、24時間で締め切ります。新しいキャラクター候補の構想画は今週、公式ツイッター、フェイスブック、ファン運営のRedditページで拡散を予定。
さらに今週末には、新しい紹介動画の公開も予定しています。