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回したくなるよね~
『原神』は、こんなに豪華で作り込まれているゲームなのにも関わらず、基本無料でプレイすることができる。当然、無料だからと言ってストーリーの進行に支障など出るわけもなく、その気になれば最後まで、無課金で突っ走ることも可能になっている。
……と、東京ゲームショウ2020の『原神』公式番組でmiHoYoの運営担当・井上さんが言っていたので、まず間違いないはずだw
とはいえ、である。
『原神』は、いわゆる“運営型”のオープンワールドRPGだ。
9月28日にサービスインした最初のパッケージとしての“箱”はあるものの、日々さまざまな追加要素やイベント、さらにはガチャイベントなどを行ってコンテンツの充実を図っていくのが、運営型ゲームの手法である。それにより、魅惑の新キャラや武器なんかもドカドカと追加され、
「絶対にあのコを手に入れる!!!><」
「今度追加される武器は絶対に欲しい!!><」
なんてことがモチベーションとなって、継続したゲームプレイが行われるようになるのである。
しかし、他のプレイヤーを出し抜くほどの力を持つキャラや武器は、誰にでも手に入るものではない。より快適なプレイを約束し、自己顕示欲も満たしてくれるこれらのアイテムを手に入れたければ……“あるハードル”を越える必要が出てくるのだ。
……そう、それが“ガチャ”である。『原神』の世界ではこれを“祈願”というんだけどな。
あ、ちなみに俺はプレイステーション4版でメインのプレイを進めているんだけど、撮り忘れたスクショがあった場合はスマホ版のほうでフォローしているので、若干ごちゃ混ぜになることを先に謝っておきます^^;
祈願は、ある程度ストーリーを進めて、冒険ランクが5になった時点で解放される。ここまではチュートリアルみたいなものなので、ふつうに遊んでいれば30分もあればたどり着けるはずだ。
祈願の種類は、9月29日現在で以下のようになっている。
まず回すことになるのがコレ!! 最初の10連祈願で★4の“ノエル”というかわいい女子キャラが必ずゲットできる“初心者応援祈願”だ! 今回はこのガチャの結果を後述する。
“杯に注がれた詩”という名の祈願は、いわゆる強キャラのピックアップガチャだな。現在は★5の“ウェンティ”という吟遊詩人の出現率が大幅アップになっているらしい。
“神鋳賦形”という祈願は、強武器のピックアップガチャのようだ。
……しかしどうでもいいけど、神鋳賦形って……なんて読むの?w 読めないからこのガチャのことを声に出して説明するときに、
「えーっと、しんちゅにゅにょにゃ……けいガチャね^^;」
と、あいまいなハナモゲラ語になっちまうんだけどwww フリガナ希望!!
そして4つ目の↓コレが、
いわゆる通常ガチャ。まあでも、がんばって貯めたアイテムを突っ込むなら、上記のピックアップガチャになるだろうなあ。
初心者応援祈願の結果は!
というわけで!!
俺も無事に冒険ランク5になったので、『原神』では初となる祈願を行うことにした。回すのはもちろん、★4ノエル確定の“初心者応援祈願”。しかもいまだと、消費する“出会いの縁”というアイテムが20%オフなので、かなりオトクに回すことができるのである。
では……いきますよ!! 初心者応援祈願10連、スタートだぁぁぁあああ!!!
1個目!!
これは……★3の武器か? はいつぎ!!
こいつも……★3の剣や!! つぎつぎ!!
これも★3の(以下略)
これ(以下略)
無慈悲に出続ける★3のハズレたち……。いや、まだ序盤の序盤なのでありがたく使わせてもらう武器たちだけど、やっぱりここは……ノエル以外にもう1体くらい、キャラを引き当てたいではないですか!!!
しかし、公表されている確率表を見ると、初心者応援祈願で出るものは、
★5キャラ:0.6%
★4キャラ:5.1%
★3武器:94.3%
と……全国シェア80%を占める群馬のコンニャク以上の★3武器寡占状態!!w これじゃあ★5はおろか、★4もきびしいか……??
そう、あきらめかけたときだった!!!
しゃんり~~~ん……www
「あっ!!!!!」
画面を凝視する俺の目から、血の涙がこぼれそうになった。
こ、この中華娘は……!! ★4の槍使い、香菱(シャンリン)ちゃんではないですか!!!(って、初めて見たんだけどw)
香菱に続いて出てきたのが、お約束のこの子。
★4ノエルちゃん、待ってたよ~~~~!!!www
というわけで低確率の壁を越えて、★4の香菱も手に入りました!!!w すべての結果は↓こんな感じ。
これで、角満くん、火の弓使い・アンバー、岩の大剣使い・ノエル、火の槍使い・香菱の4人パーティーが完成!!
さあ、本格的な冒険に出掛けるかなー!!
続く!
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大塚角満(おおつか かどまん)
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。