2009年より『別冊少年マガジン』にて連載がスタートし、コミック累計発行部数1億部を突破したダークファンタジー『進撃の巨人』。2020年12月にはテレビアニメThe Final Seasonの放送がスタートし、ネット上は早くも大きな話題に。

 しかも2020年12月現在、アマゾンプライムビデオでは最終章直前までのストーリー(Season1~3)から、現在放送中の最新話(Season4)まですべて見放題。最終章を視聴する前の予習・復習にもおすすめです。

『進撃の巨人』(アマゾンプライムビデオ)

もうすぐクライマックスの話題作をいま改めて

 物語の舞台は、巨人がすべてを支配する世界。

 巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き上げ巨人の侵略を防いでいました。ところがある日、壁をも越える超大型巨人が出現。この一件により、約100年続いた平和は脆くも崩れ去ってしまいます。

 Season1ではこの巨人の襲来を皮切りに、激しい戦いが行われる“トロスト区攻防戦”や女型の巨人の出現などが描かれます。不気味な巨人の姿や人類が捕食されるシーンが容赦なく描かれており、中でもエレンの母親・カルラが巨人に捕食されるシーンは多くの人々にトラウマを植えつけました。

 母カルラは、巨人に食われるその瞬間、自身の子エレンやその幼なじみミカサを連れて逃げる知り合いハンネスに感謝しつつ、最期には「行かないで」と小さく声を漏らします。そんな彼女を容赦なく捕食する巨人の姿には、ネット上でも「最後にポロッと出る本音がリアルさを増してつらい」、「なんだかんだでこのシーンがいちばんキツイよな」といった反響が後を絶ちません。

アニメ『進撃の巨人』Season1~3を振り返る! 作中屈指のトラウマシーンといえば……【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

Season2では巨人の正体が明らかに

 いっぽうSeason2では鎧の巨人と超大型巨人の正体が明らかになるなど、つぎつぎ進展を見せるように。同時にストーリーはより複雑性を帯び、第37話ではエレンが初めて“座標”という力を発動させます。

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 母を捕食した憎き巨人が目前にいるにも関わらず、当時と同じくただ見ていることしかできないエレン。

 それでも巨人へ拳を突きつけたそのとき、巨人化能力を持つ者たちの頭に突然電流のようなものが走ります。そして同時に無知性巨人たちがつぎつぎと母を食べた巨人に群がるように。

 エレンしか持たないこの力こそ“座標”なのですが、なぜ突如として使えるようになったのか。その秘密はSeason3によって徐々に明らかになります。

 またSeason1~Season2までは人類VS巨人の戦いがメインに描かれたのに対し、Season3では人類VS人類の戦いも展開。人類どうしの戦いは49話にて一旦ひと区切りつくものの、同話では最後のエンディングにも注目。Bメロのサビに差しかかったところで、突然電波ジャック風の演出が入ります。

 そしてつぎの瞬間に映し出されたものは……。

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 1分1秒たりとも目が離せない『進撃の巨人』。最終章が放送中のいまだからこそ、ぜひSeason1から見返してみては?

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

『進撃の巨人』(アマゾンプライムビデオ)