老舗MMORPG『ルーンスケープ』を開発・運営するイギリスのゲームスタジオJagexが、世界的投資ファンドであるカーライル・グループの傘下となったことを発表した。売買条件などは非公開。

 Jagexは1999年設立。2001年に『ルーンスケープ』をリリースし、後継バージョンへと発展させてきた。リニューアル前の古い作りのバージョンである『Old School RuneScape』もいまだに人気があり、わざわざモバイル版が出ていたり海外で配信などが盛り上がっているのも面白いところ。プレスリリースによると、両バージョンの有料メンバーシップの登録者は過去最高の120万人以上を記録しているという。

 なおJagexはその歴史の中で度々親会社が変わっており、2020年4月にも中国系の投資会社Hongtouからアメリカ系のMacarthur Fortune Holdingに5億3000万ドルで売却されていて、そこから1年足らずで再売却された形になる。