アークシステムワークスが手掛ける対戦格闘ゲームの最新作『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』。2021年6月11日の発売後、多くのファンにプレイされている人気作だ。
現在は、有料ダウンロードコンテンツとして、シーズンパス1の追加キャラクターが順次登場中。シーズンパス1は全5キャラクターが追加されることが明らかになっており、現在までに以下の3人がリリースされた。
- 2021年7月27日配信:ゴールドルイス=ディキンソン
- 2021年8月27日配信:ジャック・オー
- 2021年11月30日配信:ハッピーケイオス
そして2022年1月28日。4人目の追加キャラクターとなる梅喧がついに登場! 本稿では、この梅喧の基本性能やプレイフィールを掲載。過去作にも幾度となく登場した梅喧だが、本作ではこれまでとは異なる独自システムや新技が搭載されている。ぜひチェックして、自身のプレイに役立ててほしい。
畳返しと蚊鉤は健在! 新要素の“連結”で怒涛の攻めを仕掛けろ!
本作での梅喧は、必殺技が計4種類、覚醒必殺技(テンションゲージを50%消費してくり出す必殺技)が2種類とスリムに。また、過去作のシリーズにあった“ガードキャンセル”や、“ガードポイント”といったシステムはなくなったが、代わりにカウンター技を習得した。
さらに、自分と相手を“連結”状態にする独自のシステムを新たに搭載。連結状態をうまく使い、攻め続けて相手を圧倒するようなバトルスタイルが持ち味となった。
連結
地上投げとS版蚊鉤をヒットさせた後に、自分と相手を連結状態にさせる。
連結状態になると、一定時間のあいだ自分と相手が一定距離以上離れなくなる。行動が制限されるが、通常時よりもコンボが決めやすくなるのが特徴だ。
なお、地上投げ(前または後ろ+Dボタン)を行うと、自分と相手を連結状態にするが、投げる際にDボタンを押しっぱなしにすると、相手と連結せず吹き飛ばす性能へと変化する。状況によって連結状態になりたくないという場合は、こちらを使用するといいだろう。
畳返し(たたみがえし)
地面を踏みしめて畳を出現させる飛び道具。畳が出現したときに攻撃の1段目、畳が地面に倒れるときに攻撃の2段目が発生する。攻撃の持続時間が非常に長いのが特徴で、畳返し後の隙を狙って接近しようとする相手にヒットすることも多い。
畳返しは、地上と空中の両方で出すことが可能。地上版の性能は上記の通りだが、空中では畳が地上に落ちるまで攻撃が持続する。牽制に使えるほか、相手がダウン中のときにくり出して、起き攻めに活用することもできる。
蚊鉤(かばり)
ヒットすると相手を引き寄せる性能を持つ必殺技(ガードされても引き寄せることが可能)。S版とHS版の2種類が存在し、押すボタンによって異なる性能に変化する。S版は前述の通り、ガードまたはヒットさせると自分と相手を連結状態にできる。HS版は近距離Sや立ちHSから連続ヒットし、攻撃後にHSボタンを押すと派生攻撃がくり出せる。
妖斬扇(ようざんせん)
空中でのみ使用できる、しゃがみガードできない中段判定の必殺技。空中コンボの締めに活用できるほか、低空で出すことで相手のガードを崩すことにも使える。
通常攻撃の近距離Sはジャンプキャンセル(攻撃の動作をキャンセルして素早くジャンプするシステム)が可能なので、近距離S>足払い(下段技)と、近距離S>妖斬扇(中段技)を使い分けることによって、下段攻撃と中段攻撃で相手のガードを揺さぶれるのが強力だ。
柊(ひいらぎ)
コマンドを入力すると構え状態になり、構え中に攻撃を受け止めるとカウンター技をくり出す。遠距離だと攻撃を弾くだけだが、近距離で受け止めると高威力な技へ派生する。ヒット後にロマンキャンセルを使えば、コンボにつなげることも可能。
連ね三途渡し(つらねさんずわたし)
梅喧おなじみの覚醒必殺技。攻撃の発生が早く、カットインから攻撃が発生するまでに無敵時間があるため、コンボの締めに使うのはもちろん、相手の攻めに割り込むためにも使いやすい。
画面端近くでヒットさせるとウォールブレイクが発生する。
拳銃(けんじゅう)
拳銃から強力な飛び道具を放つ覚醒必殺技。攻撃の発生が早く、コンボの締めにも使いやすい。地上版は横方向に、空中版はナナメ下方向にくり出す。
画面端近くでヒットさせるとウォールブレイクが発生する。
通常の飛び道具はもちろん、カイのセイクリッドエッジなど、覚醒必殺技の飛び道具をかき消してヒットさせられる強力な効果を持つ。
相手が飛び道具で牽制しようとするのを読んで、おもむろに使うのもアリだ。
今日から使える基本コンボ
- 立ちK>足払い>畳返し>遠距離S
- (連結中)近距離S>立ちHS>畳返し>近距離S>立ちHS>HS版蚊鉤
- 立ちK>足払い>畳返し>遠距離S>立ちHS>HS版蚊鉤>派生攻撃>→+HS
- 地上投げ(連結)>ロマンキャンセル>近距離S>立ちHS>畳返し>近距離S>立ちHS>HS版蚊鉤
通常時は【1】のコンボで手堅くダメージを与えるといい。
連結中は【2】のコンボを狙っていくのが簡単かつ確実。この【畳返し>近距離S>立ちHS>HS版蚊鉤>派生攻撃】のコンボは、投げ後のロマンキャンセルなど、さまざまな局面で使える梅喧の基本的なコンボになりそうな連係なので、まずはこれを覚えておくと、ダメージを与えやすいだろう。
【3】は画面端で密着状態ならヒットさせられる。ノーゲージでウォールブレイク(画面端で連続攻撃を加えると、場外に相手を吹き飛ばせるシステム)まで持っていける簡単かつ強力なコンボだ。
まずはこれらのコンボを覚えて、操作に慣れてきたら、さらなるコンボを研究してほしい。
まとめ
必殺技の畳返し、蚊鉤(S版、HS版ともに)は、ガードさせれば相手の反撃が確定しない優秀な必殺技。S版蚊鉤はガードされても自分と相手を連結状態にできるので、まずはこの技を当てることを目標に立ち回ろう。連結状態にできたら通常攻撃から畳返しや蚊鉤を出し、攻めを継続し続けるのが強力だ。相手に飛び込むときは、梅喧おなじみの攻撃モーションを持つジャンプHSを使うのがオススメ。攻撃の持続時間が長く、下方向に強いため、反撃を受けにくいので、非常に頼りになる。
魅力だった畳返しや蚊鉤といった技は健在ながら、これまでとは異なるバトルスタイルとなった梅喧。連結状態中のコンボはまだまだ強力なものが生み出されると予想するので、今後のプレイヤーの研究に期待大だ。