スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』(FGO)にて、バゼット・フラガ・マクレミッツが2月上旬開催予定のバレンタイン2022イベントをきかっけに実装されるのではないか? とマスターのあいだでささやかれている。
バゼットとは?
バゼットは、『Fate/stay night』のファンディスクかつ続編として2005年に発売された『Fate/hollow ataraxia』(フェイト/ホロウ アタラクシア)にて、カレンとともにヒロインとして登場したキャラクター。声優の生天目仁美(なばためひとみ)さんが声を演じている。
2022年2月2日現在、『FGO』では未だプレイアブルキャラクターとして実装されておらず、サーヴァントに装備させる概念礼装のイラストでのみ登場している。
魔術師ではあるが徒手空拳(魔術により手袋を硬化)による肉弾戦が得意。現在も残っている宝具“斬り抉る戦神の剣(フラガラック)”を所持しており、サーヴァントすら撃破できる。実際、『Fate/hollow ataraxia』では複数のサーヴァントをフラガラックで撃破している。
フラガラックはカウンター宝具であるため、『FGO』にて原作再現をするのであれば、星0サーヴァントのような待機型の宝具になるのかもしれない。
完璧に再現するのであれば、敵の宝具使用ターンのみに発動(待機)でき、カウンターで敵を撃破できた場合は敵からの宝具ダメージを無効化(あるいはMAXHPまで回復)できる、などになるだろうか。
礼装時にはクリティカル系とQuickカード系の効果だった。サーヴァントとして実装されるなら、宝具のフラガラックはQuickカード、スキルにはクリティカル系&スター集中系の効果があるかもしれない。
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ことの発端は、2月2日に公式サイトやゲーム内のお知らせで公開されたバレンタイン2022イベントで活躍するサーヴァントの項目だ。
“バレンタイン2022関連サーヴァント”として以下のサーヴァントがリストアップされているのだが、ゲーム画面で確認してみると、実際には1騎多く“バレンタイン2022関連サーヴァント”として扱われている。
そう、『Fate/hollow ataraxia』の重要キャラクターである星0サーヴァントだ。なお、星0サーヴァントは公式では存在していないことになっているため、ファミ通.comでは名前を伏せている。
じつは2021年に開催されたイベントではカレン・C・オルテンシア(アムール〔カレン〕)のみがイベント特攻サーヴァントと発表されていたが、実際は星0サーヴァントも特攻サーヴァントに設定されていた。
カレンが実装された昨年と状況が似ているため、今年はバゼットが実装されるのではないか? とSNSなどで話題になっているというわけだ。また、2019年に紫式部(キャスター)、2020年に清少納言と、関連するサーヴァントが2年連続で実装された事例もあるため、カレンと続けてバゼットが実装される、と考えてしまうのもわかる。
それに、バレンタインでは『Fate』関連のサーヴァントが実装される頻度も高く、それも今回の予想に拍車をかける結果となった。
加えて、ガチャ“バレンタイン2022開催直前ピックアップ召喚”にてカレンのみピックアップ対象ではない点も意味深だ。バレンタイン2022イベントと同時に開催されるガチャにて、カレンとバゼットが同時にピックアップされる、と予想するともっともらしく聞こえるだろう。
ありそうだが、なんとも言えない状況
バゼットの実装は筋が通っているように見えるのだが、昨年のバレンタインで星0サーヴァントがイベント特攻サーヴァントとして設定されていたため、その流れでカレンとセットでバレンタインサーヴァント扱いとなっている可能性もある。
また、バレンタイン関連サーヴァントのほかに、メドゥーサ(ランサー)やジャガーマン、アストライアがバレンタイン2022関連サーヴァントとして設定されているところも気になる。アストライアはわかるが、メドゥーサ(ランサー)やジャガーマンが設定されている理由はパッとは思い浮かばない。
個人的には、バゼットが実装されるかどうかは半々といった感覚だ。なんにしても、答えはイベント“カルデア・サテライトステーション 2021-2022”高知会場の代替番組として2月6日に放送される生放送で出ると思われる。あと数日の辛抱だ。
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