ネクソンよりスマートフォンとPCにて配信中の『カウンターサイド』。キャラクター育成・戦略・物語・アニメーションが融合した”新世代リッチアニメRPG”を謳うタイトルだ。
本作は2021年12月16日に配信スタートし、3月26日に配信から100日を迎える。それに伴い、3月23日のアップデート後から、最大100回の無料採用(いわゆるガチャ)をはじめとしたさまざまなキャンペーンが開催予定。
このように、いま始めるのがオススメな『カウンターサイド』。そもそも本作はどんなゲームなのか。本稿では、本作の魅力やゲームシステムについて、特徴的なバトルと育成要素を中心にご紹介。
現実世界と裏世界を舞台にした物語が展開
まずは、『カウンターサイド』の世界観について。本作には、人々が暮らしている“現実世界(ノーマルサイド)”と、次元の境界を越えて現実の反対にあるもうひとつの“裏世界(カウンターサイド)”が存在している。ふたつの世界は遥か昔から固有の領域を維持し、互いに干渉することなく存在していた。
だが時折、ふたつの世界が重なる現象“侵食”が発生する。侵食が起こった地域では超常現象が発生し、強力な力と特殊能力を持つ生命体“侵食体”が出没するようになる。この侵食体は、ノーマルサイドに強い憎悪を持ち、甚大な被害を引き起こす。
そんな、人類にとって大きな脅威となっている侵食体と対峙し、ノーマルサイドを守っているのが“カウンター”。プレイヤーはカウンターを束ねて対応にあたる民間軍事企業のひとつ“コフィンカンパニー”の社長となり、カウンターを雇用しながら侵食や侵食体といった脅威に抗戦していく物語が展開される。
そんな世界を守るための物語が描かれたメインストーリーは、約60万字にも及ぶ。400字詰めの原稿用紙1500枚(小説の文庫本換算で4~5冊分)と言えばわかりやすいだろうか。膨大な物量によって、ストーリーが紡がれるわけだ。
また、メインストーリー以外にも、各登場キャラクターに着目したサイドストーリーや毎月定期的に実装されるイベントエピソードによって、本作の物語はもちろん、物語を彩るキャラクターたちも深く知ることができる。つまり、本作の世界観やキャラクターに少しでも興味を持てば、心ゆくまでのめり込める作品となっているのだ。
戦略性の高い“リアルタイムラインバトル”
メインコンテンツでもあるバトルパートは、“リアルタイムラインバトル”と呼ばれるシステムを採用。バトルステージには、味方の艦船、敵の艦船、ボスが配置されており、味方ユニット(キャラクター)を出撃させて味方の艦船を守りながら敵の艦船やボスを撃破すると勝利。逆に味方の艦船が破壊されると敗北となる。
バトルに参加可能なユニットは最大8ユニット。“出撃資源”と呼ばれる、自動で蓄積していくゲージを消費することで、ユニットをバトルに参加させられる。
簡単に言えば、8人のキャラクターを編成して挑み、味方の艦船を守りながら準備ができたキャラクターから敵を攻撃していく、といった感じ。
ユニットは、カウンター(異能力者)、メカニック(機甲兵器)、ソルジャー(兵士)の3タイプ。カウンターは強力なスキルを所持、メカニックは高い基本攻撃力を有し、ソルジャーは複数人での同時出撃が可能など、それぞれで特徴が大きく異なっている。
タイプとは別にクラスも存在し、ストライカー、レンジャー、ディフェンダー、スナイパーの4つの基本クラスに、サポーター、シージ、タワーの3つの特殊クラスで構成されている。基本クラスにはそれぞれ有利、不利の相性が存在する。
タイプはどんな特徴を持ったキャラクターかを表し、クラスはひとことで言えば属性、戦闘において攻撃や防御など何が得意なキャラクターかを表しているといったところ。
バトルではクラス相性が大きく影響。出現する敵に合わせてどのユニットを召喚して、臨機応変にバトルを行っていくかという戦略性の高さが、本作の魅力のひとつといえる。
また、バトル自体もテンポよく進むうえに、スキルの発動以外は基本的に自動で行ってくれるため、リアルタイムストラテジーが苦手なユーザーも問題なく、サクサクとバトルを楽しめるのもうれしいポイントだ。
世界観に基づいたユニークな育成システム
育成要素も本作に欠かせない大切な点のひとつ。ユニットのレベルや愛社心を上げる年俸交渉、限界突破、スキル訓練、終身契約など、多岐に渡る。
たとえば年俸交渉では、ゲーム内マネーのクレジットと経験値素材の力量評価書を消費して年俸を交渉し、ユニットのレベルと愛社心を上げられる。そして、愛社心が最大に達すると、終身契約を結ぶことが可能に。
終身契約を行うと愛社心の減少がなくなり、経験値の獲得量が増えるほか、専用のボイスを聴くことも可能に。お気に入りのキャラクターはできるだけ終身契約を結んでおきたい。
限界突破すると、ユニットの最大レベルやスキルの最大レベル、ステータス成長率の増加、補助装備インベントリの解放などの恩恵を受けられる。ユニットの限界突破は、各ユニットの空欄の星の数だけ可能だ。
いろいろな要素が詰まった本作。何をすればいいか迷ってしまう場合は、まずユニットの育成を目指して、ゆくゆくは限界突破を目標にするのがいいかもしれない。
プレイヤーが民間軍事企業の社長であることをシステムに落とし込んでいるのもおもしろい点。自分のクレジットで年俸交渉をして、キャラクターたちのさらなる成長を促したり、愛社心を育ませる。
まるで現実の“会社経営”のような育成システムが世界観とマッチして、本作ならではの育成の楽しさが感じられるとともに、作中への没入感も増している。
豊富なコンテンツでユーザーを飽きさせない
『カウンターサイド』では、ヤナギ・ミナ、ヒルデ、アキヤマ・シリュウの3人によるフェンリル小隊を中心としたメインストーリーが描かれる“メインストリーム”に、本編の主要キャラクターたちのサイドストーリーが楽しめる“外伝”、プレイヤーのレベルに合わせた難易度のコンテンツに挑戦できる“レイド”、ユニット成長素材が獲得できる“模擬作戦”、艦船の制作や成長素材が獲得できる“ダイブ”、リアルタイムの対戦が行える“ガントレット”など、多数のコンテンツが収録されている。
メインストリームで中心に描かれるフェンリル小隊を始め、100体以上のキャラクターが登場することも特徴。美麗な2Dイラストで、Live2D採用で躍動感のある動きも表現されている。豪華な声優陣にも注目だ。
さらに、週に1度行われているアップデートでは新しいコンテンツが続々登場しているほか、期間限定のイベントも定期的に開催されており、遊びごたえ満点だ。
じっくりとキャラクターを育成しつつ、メインストーリーはもちろん、多様なコンテンツでとことん遊び尽くせる本作。まだ遊んだことのないユーザーは、ぜひプレイしてみてほしい。
なお、2022年3月26日に、本作の正式サービス開始から100日を記念した生放送が実施予定。本作が気になる方は、こちらもチェックしてみてはいかがだろうか。