堂島の龍、桐生一馬が54歳に

 1968年(昭和43年)6月17日は、“堂島の龍”や“伝説の龍”などの二つ名で知られる元極道、桐生一馬が生まれた日。今日でちょうど54歳の誕生日を迎えた(設定)。

『龍が如く』桐生一馬の誕生日。伝説の龍と呼ばれ、セガを代表するキャラクターにまで上り詰めた男【今日は何の日?】

 なお、『龍が如く』シリーズの生みの親である名越稔洋氏も本日が誕生日(1965年6月17日生まれ)。おそらくは、ここから日付を拝借して桐生一馬の誕生日が決められたのではないだろうか。物語の主人公の誕生日が原作者の誕生日と同じことはままあり、アンパンマンの誕生日もやなせたかし氏と同じ。

 ちなみに桐生一馬とは、『龍が如く』シリーズ第1作から第6作の主人公を務めるキャラクター。声は俳優・声優の黒田崇矢さんが担当している。

 彫りの深い精悍な顔立ちで性格は冷静沈着。極道でありながら正義感が強く、一本筋が通った男である。人情に厚いことが災いして、何度も窮地に立たされてしまうこともあった。そんなキャラクターのせいか男性にも女性にも非常に人気が高く、いまやセガを代表するキャラクターに上り詰めたと言ってもいいのではないだろうか。

 2020年1月16日に発売されたシリーズ最新作『龍が如く7 光と闇の行方』では主役を春日一番に譲ったものの、“デリバリーヘルプ”などをはじめ、かなり重要な役どころで登場するので桐生一馬ファンは安心していい。ちなみに『龍が如く』シリーズは2020年12月8日に発売15周年を迎えた。

『龍が如く』桐生一馬の誕生日。伝説の龍と呼ばれ、セガを代表するキャラクターにまで上り詰めた男【今日は何の日?】

 余談だが、1964年5月14日はシリーズで人気の真島吾朗の誕生日となっており、今年(2022年)5月14日には真島の誕生日を記念してオンラインくじ“『龍が如く』真島吾朗誕生日記念くじ”や、真島をイメージした香水が販売された。くじの景品には超ビッグサイズの等身大シーツや枕カバー、缶バッジなど魅力的なアイテムが多く、ファンは大盛り上がり。あまりの人気で、手に入りにくい状況にまで陥った。

これまでの今日は何の日?

※本記事は、2020年6月17日にアップした記事を再編集したものです。