2022年6月14日(土)、Studio MGCMが提供するPC・スマートフォン向けゲーム『アイ・アム・マジカミ』(マジカミ)のリアルイベント“本気マジフェス”が開催された。
本イベントのコンセプトは「まじかみんといっしょ!」。本作のプレイヤー“マジカ民”の、マジカ民による、マジカ民のための大還元リアルイベントだ。1年前にコロナ禍の影響で開催が順延となっていたが、『マジカミ』が3周年を迎えるこの機についに実現したのである。
火将ロシエルさんの全身写真はご本人のTwitterでどうぞ。
『アイ・アム・マジカミ』
~Magica2020 Evo 陽彩~
#マジカミ #MGCM https://t.co/SNUN8jnzMm
— 火将ロシエル (@Kasyou3roshieru)
2022-06-15 20:37:56
『アイ・アム・マジカミ』第2部完
まずはステージイベントの一幕で発表された最新情報をお伝えしていこう。あまりに盛りだくさんだったため、実装時期ごとに分けてお伝えしていく。まずは2022年6月22日(水)のアップデートの情報だ。
5章&6章実装で、第2部完
メインストーリーの第2部が堂々の完結。ステージではひと足先に、第5章冒頭のストーリームービーが上映された。芽依の変貌後、一同は投獄されてしまったようだった。
“異界ふしぎ発見”大幅リニューアル
コンテンツ“異界ふしぎ発見”が全体的にリニューアル。イベントアイテム“モモアワビ”各種に所持数の概念が加わり、1回クリアしてモモアワビを獲得している状態でも再度挑戦が可能になる。また、ランキングが終了し、発見した地図の合計数によるランク付けを実装。ランクに応じた報酬が得られるようになり、報酬面もリニューアルされるとのこと。
バランスも調整され、ゲームを始めたばかりの人では出撃さえできなかった高レベルの地図にも、成功率は低いが出撃自体は可能に。また、成功時には特定のドレスやキャラメダル、ガチャのかけらなどの成功報酬がランダムで得られるようになる。
法珠生成を定常化&ベルショップでかけら販売
月一で開催され、UR法珠を強精薬をふたつ使って2個作って終わりというのが定番のルーチンとなっていた法珠イベントの内容が定常化。いつでも挑戦できるように変更
される。強精薬は月2回制限でショップ販売され、さらにサブ能力の強化が可能な新アイテム“密雫”も実装される。
また、法珠の材料となる“法珠核のかけら”はそれらが報酬で手に入るクエストが用意されるだけでなく、ゲーム内通貨で買いものできる“ベルショップ”のラインナップにも出現するようになる。
デモンズスタイルの新ドレス“ヘクサ”登場
ドレスの中でも人気のデモンズシリーズに、新たに火・水・雷属性の“デモンズスタイル ヘクサ”が登場。従来のデモンズシリーズと同じく、マジショップでかけらを集めるとガチャで引けるようになる。
オムニス強化とユーザーLVの上限解放
サウンドプレイヤーにキャラソン各曲が追加され、さらにYoutube公式チャンネルにもフルバージョンがアップされる。
また、DX版ではアニメーションビューワーが実装される。いわゆる大人向けシーンに関連する機能で、拡大・縮小、再生速度、表情、イラスト、ボイスなどを思いのままに編集できる。
3周年記念イベントも盛りだくさん
続いては2022年6月26日(日)0時から実施される、3周年アップデートとキャンペーンについての情報をお伝えしていく。
マジショップ&メダルショップリニューアル
マジショップのラインアップに新アイテムを大量に追加。中には、属性が限定され、さらに限定ドレスが出る可能性もある“属性ガチャチケット”も含まれるという。また、いままで交換できたアイテムの一部は交換制限数が緩和される。
メダルショップもリニューアル。2021年内までに実装された、基本的には限定ではない一部のドレスが新たな交換ラインアップに加わる。
強化の魔法糸の変換を実装
余りがちな“強化の魔法糸(小)”と“強化の魔法糸(中)”を、“強化の魔法糸(大)”に変換できる機能が実装される。“獣化”で大量に使う大の糸を入手しやすくなるということで、会場からも喜びの拍手が上がっていた。
全魔法少女のメモリーに新たな可能性を追加
魔法少女に贈りものをしてお返しのプレゼントをもらえる“メモリー”について、従来は各魔法少女ごとに3つだった可能性の項目が、5つに増加する。新たな可能性にも独自のレベルごとの報酬が用意されており、新しいカジュアルドレスや法器が獲得できる。
3周年記念ドレス登場&初の3倍キャンペーンやくじを開催
2022年6月26日0時から開催される“カミフェス”ガチャに3周年記念ドレスが登場する。ステージ上ではシルエットのみが発表。
また、キャンペーンとして糸とベルが期間限定の日替わりで3倍ドロップするようになるほか、3周年を記念したくじも実施。その報酬内容はニコ生、Youtube、会場の来場者それぞれからの投票で決定した。
抱き枕化をかけた人気投票トーナメント開始
2年ぶりとなる人気投票企画が開催され、上位4名の魔法少女の抱き枕が商品化。今回の人気投票はトーナメント制で、日替わりでふたりの魔法少女が激突していく形式となっている。
トーナメント表の半分の枠は事前の生放送で決まっており、ステージ第2部で登場したV魔法少女たちとともに、本イベント当日のステージで決定した。
無料10連の回数が爆増!
3周年記念の毎日無料10連ガチャキャンペーンを開催。ステージではMC陣ならびに会場の来場者や視聴者など、それぞれがチャレンジに成功したら無料10連ガチャの回数が追加されるというチャレンジが開催された。
ステージ上では山本氏、火将ロシエルさんともにチャレンジ成功。また、Twitterのリツイート数もあっというまに目標数に到達し、全チャレンジが見事成功となった。
2022年8月に第3部が開幕。今後の展開について
もちろん3周年キャンペーン以降も『マジカミ』は続いていく。2022年8月までの今後の展開についても情報が公開された。
ブラックファイブがアップデート
チーム協力型のコンテンツ“ブラックファイブ”に、リリース後から初のアップデートが実施。より大ダメージを出すことが気持ちいい方向に舵を切るとのことで、ボーナスダメージがより出やすくなる。また、5体目のボスに設定されている属性が全ボスに適用されることで、よりダメージを出しやすくなる。
また、ダメージの条件にかかるバフ(強化)やデバフ(弱体化)の数も増え、複数個のバフ条件を満たせばさらに火力アップ。また、敵を倒した際の持ち越し要素がなくなり、代わりにオーバーキルボーナスが加わる。
新コラボ開催決定
2022年8月に、DX版で某スペースオペラ作品とのコラボが開催される。わかる人にはこのジャンル名や背景画像だけでわかる大人気シリーズとのこと。
第3部開始。先出し情報も公開
8月にはメインストーリー第3部“魔界編”がスタート。この第3部にまつわる新情報について、配信アンケートで3つの中からひとつを選んで公開するという運びになった。
選ばれたのは8月以降に実装予定のプレイアブルキャラクターについてだ。グラフィックはシルエットのみの公開に留まったが、追加の情報がジブPから公開された。
- 七魔王のひとり“アケーディア・ザ・スロウス”。通称ディア。
- インチキ関西弁自堕落引きこもりゲーマー。
- ダラダラ遊べるゲームが好きなエンジョイ勢。
- 上記の理由から、ゲームガチ勢のマリアンヌやルクスリアとはあまり意見が合わない。
- のんびり仲間のグラとは仲よし。
- いつも怒られるのでインヴィは苦手。
- 自堕落なのに七魔王として戦う理由は、第3部のストーリーでつまびらかになっていく。
- めちゃめちゃかわいい(ジブP談)。
『マジカミ』の七魔王はキリスト教における“七つの大罪”がモチーフ。名前と性格からして、ディアは“怠惰”を司っていると思われる。怠惰なゲーマー。
お知らせも山盛り、第7回投稿大賞の結果も発表!
ステージ上ではゲーム内外のお知らせが数多く発表された。こちらも以下に整理してお伝えしていく。
“第7回マジカミ投稿大賞”結果発表
“春のSS(ショートストーリー)まつり”と副題を銘打ち、2022年4月1日から5月31日まで作品を募集した“第7回マジカミ投稿大賞”の結果が発表。『マジカミ』に関する画像や動画など何でも投稿OKの当大賞だが、今回は副題の通りSSが受賞しやすいかも、と募集時に告知されていた。
“妄想ファミコン版サウンドストーリー アイ・アム・マジカミ”は動画のほうがわかりやすい。こちらをどうぞ。
【アニメ付き】サウンドストーリー ファミコン版 アイ・アム・マジカミ
最優秀賞を受賞したのは“四条尊@マジカミはなびすと!!”さん。二次創作ならではの客演などもあり、ジブPも語彙力を失うほどの熱い作品になっているとのことだ。
各作品は公式サイトの結果発表ページにあるリンクから閲覧できる。また、第8回の作品募集期間は2022年8月21日(日)まで。
“マジカミ検定”結果発表
3周年を記念して開催された“マジカミ検定”についても結果が発表された。どれも難問揃いで、中にはスタッフにしかわからない問題が含まれていたにも関わらず、29名が全問正解。回答完了日時に従って順位が決定した。
新グッズが続々登場
エビテン(ebten)にて、3周年記念の新規ビジュアルを使用したタペストリーとアクリルブロックに加え、イベント会場で販売されたものを含む公式グッズが発売。過去に発売されたグッズも、在庫が確認できれば販売予定とのこと。
また、さまざまなイラストレーターとのコラボレーションで現在第3弾まで展開している“ART of MGU”のイラストが、とらのあなにてグッズ化することも発表された。
会場もステージも、マジカ民歓喜の一大文化祭!
ステージでに新情報の発信量に負けじと、会場の物販やマジカ民同士の交流も大盛り上がり。この時勢に延期を重ねてやっと迎えられたイベントだったからか、より一層の熱を持っていた模様。
会場のホワイエには、マジカ民によるグッズの委託販売ブースや個人出展ブースも用意されていた。
こういった大型イベントでは、最新情報の公開や有名人によるトークコーナーなどが演目の中心に据えられることが多い。だが、本気マジフェスはファンをくじ景品やトーナメント表決めに巻き込むなど、一体感のある試みが多かったように思う。
ほかにも、『マジカミ』にまつわる部活動への勧誘プレゼンテーションをマジカ民が行なうコーナーも開催。マジカ民の活動の幅広さに、MC陣も驚かされていた。
多彩な内容となったイベントのトリを務めたのは、マジカ民には"うたのおねえさん"としておなじみの"GANG PARADE"の皆さんだ。『マジ神』をはじめとした『マジカミ』作中曲を5曲連続で披露。
GANG PARADEのメンバーが13人になってパワーアップしてからは、『マジカミ』の曲をライブで披露するのは初とのこと。息ぴったりのパフォーマンスで激しくかわいらしく5曲を歌いあげて、イベントのフィナーレに華を添えた。