個人ゲーム開発者のとらんぽ氏は、開発中のPC(Steam)向けホラーゲーム『廃村巡り』のゲームプレイ映像を公開した。

 公開された映像には、廃村の一軒家を探索する様子が収められている。暗い室内に取り残された家具や無造作に置かれたダンボール、汚れた畳や襖などが不気味さを演出し、今にもなにかが出そうといった雰囲気を感じられるものとなっている。

『廃村巡り』Steamページ

 本作は、2000年代の梅雨入り前の日本の廃村をイメージした、ウォーキングシミュレーター式のホラーゲーム。

 主人公は、昔から”視える”体質を持つ香織という人物。香織は学生時代の旧友・麻衣から、「次の土曜日、心霊写真撮りに行こうよ!」という連絡を受けて廃村へ向かう。”視える”体質の香織は、不気味な雰囲気が漂う廃村に不安を感じながらも、妙にテンションの高い麻衣のあとに続いて入村していくのだった。

ホラーファン注目の和風ホラー『廃村巡り』ゲームプレイ映像が公開。暗い室内に取り残された家具や汚れた襖がリアルな不気味さを演出
ホラーファン注目の和風ホラー『廃村巡り』ゲームプレイ映像が公開。暗い室内に取り残された家具や汚れた襖がリアルな不気味さを演出
ホラーファン注目の和風ホラー『廃村巡り』ゲームプレイ映像が公開。暗い室内に取り残された家具や汚れた襖がリアルな不気味さを演出

 廃村は薄暗い曇り空と霧に包まれており、プレイヤーはそんな不気味な廃村を自由に探索していく。探索中には、どことなく現実的な廃家や小屋といった建物に加え、ひとりでに鳴るインターホンなどの恐怖演出を存分に体験できる。

 Steamのダウンロードページによると、エンディングは全3種類が用意されている模様。開発者によるとプレイ時間は約30分程度とのことなので、すべてのエンディングを目撃することもやりやすそうだ。現在はSteamページが公開中なので、気になった人はウィッシュリストに追加して発売を待とう。

ホラーファン注目の和風ホラー『廃村巡り』ゲームプレイ映像が公開。暗い室内に取り残された家具や汚れた襖がリアルな不気味さを演出
ホラーファン注目の和風ホラー『廃村巡り』ゲームプレイ映像が公開。暗い室内に取り残された家具や汚れた襖がリアルな不気味さを演出

※画像はSteamページより引用