2022年8月6日、7日に、京都市勧業館 みやこめっせにて開催された日本最大規模のインディーゲームの祭典BitSummit X-Roads(ビットサミット クロスロード)にて、取材陣が見つけた気になるタイトルをピックアップ。本記事では展示されていた作品のなかから、中国の上海に拠点を置くデベロッパーMetal Head Gamesが制作している『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』を紹介していきます。

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『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』Steamサイト

 本作は冤罪をかけられて捕まってしまった、有名新聞記者のトーマスが刑務所からの脱出を試みるアドベンチャー。刑務所の中で真実への手がかりや脱出の糸口を探していくことが本作の目的となっていきます。

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有名新聞記者としてジャーナリズムを発揮していたトーマスでしたが、アンジェロという男に目をつけられてしまいます。

 本作の注目すべき点は、その自由度の高さ。舞台となるボウルダートン刑務所で多くの受刑者たちと生活をともにすることとなりますが、本作ではなんとすべてのキャラクターと知り合うことが可能。キャラクターと知り合うことで、主人公の助けになることもあるようで、誰と仲よくしていくかということも脱出の手がかりを入手するうえで重要となってきそうです。

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仲よくなると、キャラクターのプロフィールを見ることが可能。また、キャラクターと知り合うためには時間経過で回復する“集中力”を消費しなければならず、全員と知り合うということは難しそうでした。
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知り合うためには、“名声”というポイントが必要なキャラクターもいて、獄中での行動次第で知り合えるキャラクターも変わっていくような感じになりそう。

 ゲームはクエストを達成しながら進行していくような流れとなっていましたが、キャラクターと知り合っていくなかでサブクエストも発生。ギャングから物騒なサブクエストを受けて報酬を受け取ったりすることもできます。そのため、メインストーリーそっちのけでサブクエストを楽しむといった遊びかたもできそうでした。

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刑務所にいるギャングにはいくつかの勢力があり、誰と手を組んでいくかという選択もありました。

 また、本作には成長システムも用意されていて、スキルを解放していくことで、主人公の能力を上げることも可能。力をつけて腕っぷしをつけるか、器用さや知力を上げるかといった要素で脱出で使える手段が変わってくるような形になりそうです。

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スキルは“勇猛”、“器用”、“知略”、“学力”の4項目が確認できた。
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会話や行動の中で成功率が表示された特殊な選択肢が表示されることもあり、こういった要素にもスキルが関わってきそうです。

 今回の試遊ではトーマスを主人公としたストーリーを体験しましたが、刑事のボブなどのほかキャラクターとしてストーリーを遊ぶこともできるそうで、かなり遊び応えのある作品となりそうです。

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キャラクターにはパラメーターの違いなどもあり、それぞれ違った遊びかたができるキャラクターとなりそう。そしてひとり、逃亡中のキャラもいますが、それはいったい誰なのか……。
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ゲームを始める際のキャラクター選択の画面では、キャラの経歴も選ぶことができました。それぞれ、異なる特徴やデメリット、初期スキルなどにも違いがあるようでした。

 本作は2023年のリリースに向けて現在開発中。Steamでは現在デモ版も遊ぶことができます。

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