2022年8月20日、セガは、自社のゲームソフト『スペースチャンネル5』と『コミックスゾーン』について、米国ピクチャースタート社と映画作品開発をすることに合意した。

 両プロジェクトにおいて、セガからは、副社長Co-COOの内海州史氏が統括し、映画『ソニック ザ・ムービー』シリーズ、TVシリーズ『ソニックプライム』のエグゼクティブ・プロデューサー中原徹氏がプロデューサーとして両作品に参加。『スペースチャンネル5』にはセガゲームディレクターの吉永匠氏、『コミックスゾーン』にはセガゲームプロデューサーの下村一誠氏がそれぞれ参加予定だ。

以下、リリースを引用

セガ、米国ピクチャースタート社と名作ゲームソフト 2 タイトルの映画開発に合意

株式会社セガ(本社:東京都品川区、代表取締役社長 COO:杉野行雄、以下セガ)は、自社ゲームソフト『スペースチャンネル5』(1999年)と『コミックスゾーン』(1995 年)の2作品について、米国ピクチャースタート社と映画作品開発をすることに合意いたしました。

『スペースチャンネル5』は 1999年にドリームキャスト向けにリリースされたミュージカルアクションゲーム。未来の宇宙放送局の新米リポーターが、謎の宇宙人によって踊ることを強いられた人々をダンスバトルで救出するストーリーと、全編を彩るレトロフューチャーな世界観が国内外で人気となりました。映画製作に向けて脚本はビリー・ボブ・ソーントン、エバ・ロンゴリア出演のクライムコメディ『ギャングバスターズ』(2012 年原題:THE BAYTOWN OUTLAWS)の監督・脚本を務めたバリー・バトルズと、サウス・バイ・サウスウエスト Emerging Visions 賞ノミネートのSF映画『EXTRACTED(原題)』(2012年)の監督・脚本のニル・パニリーが手がけます。

『コミックスゾーン』は 1995年にメガドライブ用に発売されたアクションゲーム。自分が描いたコミック(漫画)の世界に迷い込んだ主人公が脱出をかけて戦うストーリーと、アメリカン・コミックのページ仕立ての斬新な世界観が高い評価を得ました。映画製作に向けて脚本はエミー賞受賞のHBO MaxオリジナルTVアニメシリーズ『ヤング・ジャスティス』や、『ヒックとドラゴン』のスピンオフテレビアニメシリーズ『Dragons: The Nine Realms』などの脚本を手がけるメイ・キャットが担当します。

ピクチャースタート社からはFounder&CEOのエリック・フェイク、ロイス・リーブス=ダービーが両プロジェクトを統括し、同社の経営陣でもあるサミー・キム・ファルベイと共にプロデューサーを務めます。

セガからは、副社長Co-COOの内海州史が両プロジェクトを統括し、映画『ソニック ザ・ムービー』シリーズのプロデューサーであり、TVシリーズ『ソニックプライム』のエグゼクティブ・プロデューサーである中原徹がプロデューサーとして両作品に参加するほか、『スペースチャンネル5』にはセガゲームディレクターの吉永匠、『コミックスゾーン』にはセガゲームプロデューサーの下村一誠がそれぞれ参加する予定になっています。

COMIX ZONE
SPACE CHANNEL 5

ピクチャースタート(PICTURESTART)社について

プロデューサー・元スタジオ幹部のエリック・フェイグが2019年5月に設立した米国メディア企業。映画、テレビ、オーディオのプロジェクトを数多く手がける。設立以降、制作/出資する7作品の中には、HBO Maxの映画『UNPREGNANT(原題)』(2020年)や2022年サンダンス映画祭でプレミア上映されたティグ・ノタロ、ステファニー・アリンの監督デビュー作『Am I OK?(原題)』、同じく2022年サンダンス映画祭観客賞受賞の『チャチャ・リアル・スムース』(共同出資、Appleへの販売)などが含まれる。ワーナーブラザーズ、Netflix、Apple、ライオンズゲートなどほぼ全ての配給会社と取引を持つ。ジェニファー・ローレンス、ミラ・クニス、ジュリアン・ムーア、ケヴィン・ハート、ウィル・フェレル、ジェイミー・フォックスといった著名人らとともに、『グリース』『ボーダーランズ』『逃亡者』といった歴史的なIP作品や、トップクリエイターや新進クリエイターによるオリジナル作品の制作、『Luckiest Girl Alive(原題)』『GREAT CIRCLE(原題)』『RULES OF CIVILITY(原題)』などニューヨークタイムズのベストセラー作品の映画化プロジェクトなどを行っている。