任天堂より発売中のNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『スプラトゥーン3』を事前に体験できる“前夜祭”が、2022年8月28日(日)9時00分~21時00分に開催された。
今回は、前夜祭で体験できたブキの中から、『スプラトゥーン3』で新たに加わったブキカテゴリー“ストリンガー”の一種、“トライストリンガー”を使ってみたインプレッションをお届けする。
『スプラトゥーン3』(パッケージ版)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『スプラトゥーン3』(DL版)の購入はこちら (Amazon.co.jp)トライストリンガーの特徴
トライストリンガーは、弓のようなブキタイプ“ストリンガー”の代表的なブキ。ZRボタンで弦を引き絞り、離すと複数のインクを発射する。地上でボタンを離すと横方向に広がる“ヨコ射ち”、空中でボタンを離すと縦に広がる“タテ射ち”というように撃ち分けることも可能。
トライストリンガーの塗りについては、1回の攻撃で広範囲を塗ることができ、塗りやすい印象だが、その分インクの消費量は少し多めに感じた。ちなみに“インク効率アップ(メイン)”のギアパワーを使用していない状態で、ZRボタンを連打したところ20発でインク不足となった(21発目は撃てなかった)。
トライストリンガーの攻撃力(ダメージ数値)
続いて、ダメージに関して。トライストリンガーは1回の攻撃で3方向にインクを射出するが、チャージなしの状態でひとつが当たると30ダメージを与えることが可能。もちろん、相手との距離が近ければ複数ヒットすることもあるので、ふたつ当たれば60ダメージ、3つすべて当たれば90ダメージというように増えていく。
また、トライストリンガーは最大2段階までチャージすることが可能で、1段階でもチャージするとインクひとつ当たりのダメージは35にアップ。そのため、3つすべて当てることができれば、105ダメージで相手を一撃で倒すことができる。なお、チャージャーのようにチャージャーしたままイカ状態で移動する“チャージャーキープ”は行えないので注意。
さらにトライストリンガーには、チャージすると着弾点で破裂するという特徴もある。破裂でもナワバリを塗れるほか、当たった相手にダメージを与えることも可能。ちなみに破裂はひとつ当たり28ダメージ。
トライストリンガーの立ち回り
では、実際にナワバリバトルで使ってみてどうだったのかというと、優秀な塗りを活かしてナワバリを広げつつ、撃ち合いでは前線に出るのではなく、仲間をサポートする役割という印象だった。
というのも、チャージャーと同じくチャージをしない状態での戦闘はかなりきびしい。射程もチャージなしだとスプラシューターと同程度かつ、射撃の間隔は遅めなので正面で撃ち合うと圧倒的に不利。
しかし、2段階チャージすることで射程は、スプラチャージャーと同程度まで伸びるので、基本的には中遠距離で戦うのがいいだろう。仲間が戦っているところにチャージした弓を射出したときには直撃はもちろん、破裂に巻き込んで倒せることも多々あった。また、サブウェポンがポイズンミストなので、仲間のサポートに向いている。
というような感じで、インプレッションをお届けしてきたが、“トライストリンガー”はあくまで“ストリンガー”の一種。
これまでのシリーズでは、ほかのチャージャーと比べて短射程の“スクイックリン”、ゲーム内で最長の射程を誇る“リッター4K”など、同じブキカテゴリでも特徴が大きくことなるブキが存在するため、おそらく“ストリンガー”にもそういったものが用意されているだろう。
たとえば、近距離や撃ち合いが得意な“ストリンガー”が存在するのであれば、かなり印象は変わるはず。そこが本作のおもしろいところでもあるので、そんな妄想をしながら、発売を楽しみに待ちたい!
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