2023年3月31日より全国公開中の映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』で登場人物のひとり、ゼンクを演じた俳優のレゲ=ジャン・ペイジさんが「セクシーパラディン」とツイートし、話題となっている。

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 『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(原題は『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves』)は、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)を題材にしたアメリカ合衆国製作のファンタジー映画。

 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は過去にも複数回映画化されているが、『アウトローたちの誇り』はそれらの中でも突出した高評価を受けている。映画評論集計サイト“Rotten Tomatoes(ロッテントマト)”のTOMATOMETER(批評家による評価)が91%、AUDIENCE SCORE(観客による評価)が93%という高得点を見れば明らかだ。

映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』でセクシーすぎるパラディン、ゼンクを演じたレゲ=ジャン・ペイジが「セクシーパラディン」とツイート
画像はRotten Tomatoesより引用

 原作を知らない人でも笑えて、熱くなれて、涙を誘う展開もある痛快なエンターテイメント映画でありつつ、『D&D』プレイヤーならニヤリとするようなネタも盛りだくさんの本作(途中で登場する便利アイテム“ここ・そこの杖”の元ネタがどう考えても『Portal』シリーズの“ポータルガン”だったりと、『D&D』をプレイしていないゲームファンが楽しめる要素も多い)。

 そのおもしろさは日本でも口コミで広まり続け、さまざまな魅力がTwitterを中心に話題となっている。中でも“セクシーパラディン”は、聖騎士・ゼンクの特徴を的確に表現したワードとして数日にわたりトレンド入り。

 非常に高い戦闘能力に、生真面目すぎて冗談のたぐいが一切通じず、曲がったことができない(進行方向も簡単には曲げられない)正義の心をあわせ持つゼンク。さらなる特徴が、初登場時の胸元が大きく空いたシャツを着て子猫を助ける姿や、一挙手一投足が美しい所作から際立つ“セクシーさ”なのだ。

 この盛り上がりに、まずは日本の映画公式アカウントが4月11日に反応。そして4日後の15日には、ゼンクを演じたレゲ=ジャン・ペイジさんまでもが「セクシーパラディン」とツイートし、本作のファンを大いに驚かせた。

 ツイートに添えられた横向きに倒れたゼンクのフィギュアの写真も、“カッコよすぎてなんかおもしろい”ゼンクの印象と重なる、独特の味わいをもたらしている。

 なお、『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は字幕版と吹替版が公開されており、吹替版ではゼンクの声を声優の中村悠一さんが担当している。こちらもペイジさんの演技に負けないセクシーさを放っているので、まだ本作を鑑賞していない人は、上映が続いているうちに気になるバージョンを選んで、観に行ってみてはいかがだろう?

※画像は映画公式Twitter、Rotten Tomatoesより引用