2023年4月19日、GoogleはPC上でスマートフォンゲームが遊べるアプリケーション“Google Play Games”ベータ版を日本で公開した。

 本アプリケーションは公式サイトからダウンロード可能となっている。

Google Play Games(グーグルプレイゲームス)公式サイト
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 Google Play Gamesは、スマートフォン用ゲームをPC上でプレイできるアプリケーション。

 アカウントを共有すれば、スマホ上で遊んでいるゲームがセーブデータをそのまま使用してPCで続きを遊ぶことができる。

 ただし、すべてのゲームアプリが本サービスに対応しているというわけではなく、現状ではまだまだ限られた数となっているものの、2023年4月19日現在、『ウマ娘 プリティーダービー』や『アークナイツ』、『ドラゴンボール レジェンズ』や『三國志 覇道』といったアプリが対応ソフトとしてラインアップしている。

『ウマ娘』などのスマホゲームがPCで遊べる!“Google Play Games”ベータ版が日本で公開。大画面で遊べて配信も簡単に。データをスマホと共有可

 試しに『ウマ娘 プリティーダービー』をダウンロードしてみたところ、縦画面表示のため左右には枠が表示されるものの、ゲーム部分はスマホでのタップ操作がそのままマウスでのクリックになり、操作感としても問題なくプレイできた。

 また、Shift+Tabキー(Alt+Ent)で全画面表示からウィンドウ表示へ変更できるので、TwitterやYouTubeを見ながらなど、複数ウィンドウを表示した状態でゲームが遊べるのも利点と言えるだろう。

『ウマ娘』などのスマホゲームがPCで遊べる!“Google Play Games”ベータ版が日本で公開。大画面で遊べて配信も簡単に。データをスマホと共有可
『ウマ娘』などのスマホゲームがPCで遊べる!“Google Play Games”ベータ版が日本で公開。大画面で遊べて配信も簡単に。データをスマホと共有可
ゲームデータはPCに改めてダウンロードすることになる。

 開発者向けの解説動画によると、多くのモバイルゲーマーが「PC上でもモバイルゲームをプレイしたい」と考えていると解答しており、一部タイトルではプレイ時間が平均35%増加したり、課金額や新規プレイヤーも増えているという。

グーグルプレイゲームス on PC

『ウマ娘』などのスマホゲームがPCで遊べる!“Google Play Games”ベータ版が日本で公開。大画面で遊べて配信も簡単に。データをスマホと共有可

 なお、Google Play Gamesを使用する際に必要なPCの最小要件は以下の通り。

  • OS:Windows10(v2004)
  • ストレージ:10GBの空き容量があるソリッドステートドライブ(SSD)
  • グラフィックス:Intel UHDグラフィックス630GPUまたは同等品
  • プロセッサ:4コア(物理コア)のCPU(一部のゲームにはIntel CPUが必要です)
  • メモリ:8GBのRAM
  • Windowsの管理者アカウント
  • ハードウェア仮想化が有効になっていること

 PCでスマートフォン向けゲームアプリを遊ぶなら、スマートフォンのバッテリー残量を気にせず遊べたり、FPSではマウス操作を使うことでプレイ感覚が変わったりとさまざまなメリットがあるはず。まずは一度試してみてはいかがだろうか。