ソニーは、ポータブルシアターシステム“HT-AX7”を2023年7月21日(金)に発売する。

 3つのスピーカーが1セットとなった商品。それぞれを自分の周りに配置することで、どこでも臨場感のある立体音響が楽しめる。部屋の隅に置いてリビングでゆったり音楽を聴いたり、音の空間演出を楽しむホームパーティー用途などでも活用できる。

 PC、スマホなどの同時接続も対応しており。PCで映画を視聴したあとにスマホで音楽再生すると、シームレスに別の再生デバイスに切り替わる。値段はオープン価格で、市場推定価格は7万7000円[税込]前後となる。

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以下、リリースを引用

家の中で手軽に持ち運び、好きな場所が立体音響のシアター空間になる完全ワイヤレスのポータブルシアターシステム発売

~タブレットやスマートフォンと手軽につなげて楽しめる~

好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用
好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用
ポータブルシアターシステム『HT-AX7』

 ソニーは、家の中で手軽に持ち運んで楽しめる、ポータブルシアターシステム『HT-AX7』を発売します。本商品は、幅が約30cmの小型のフロントスピーカーと、脱着可能なワイヤレスリアスピーカー2台で構成する新形状を採用しています。フロントとワイヤレスリアスピーカーに内蔵するバッテリーで約30時間※1の長時間駆動が可能なため、リビングルームやダイニングルーム、寝室など家の中の好きな場所に持ち運ぶことができ、かつフロントとリアスピーカーを自由なレイアウトで設置できます。タブレットやスマートフォン、モバイルプロジェクターなどの機器とBluetooth接続し、独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)」による臨場感ある立体音響で、映画や音楽などのコンテンツ視聴を楽しめます。
 昨今、デジタルモバイル機器とコンテンツ配信サービスなどの普及により、自分の好きなコンテンツをパーソナルな空間でも楽しめる環境が整っています。家の中の好きな場所に映像を持ち運んで、より臨場感のある音響で視聴したいというニーズも高まっています。そうした中で当社は、本商品によって、「持ち運ぶシアター空間」という新しい視聴スタイルを提案します。

※1:サウンドフィールドのエフェクトをオン時、音量を約24で使用の場合。音量や再生楽曲、周囲の温度など使用状況により、記載の時間と異なる場合があります。

  • 商品名:ポータブルシアターシステム
  • 型名:『HT-AX7』
  • 発売日:7月21日
  • 価格:オープン価格

※『HT-AX7』のプロモーション動画は、YouTubeにてご覧いただけます。

HT-AX7プロモーション動画

 『HT-AX7』は、使用シーンにあわせて2つの音の楽しみ方を提供します。サウンドフィールドのエフェクトをオンに設定し自分の周りにスピーカーを配置すると、「360 Spatial Sound Mapping」による立体音響でコンテンツを視聴できます。独自開発のアップミキサーにより、ストリーミングサービスなど2chのステレオ音声コンテンツでも、立体的で臨場感のある音響で楽しめます。また、サウンドフィールドのエフェクトをオフに設定し部屋の隅にスピーカーを配置すると、心地よい音で部屋中を満たすことができ、リビングルームでくつろぐ時や複数人でのホームパーティー時のBGMといった音の空間演出などにも活用可能です。

主な特長

1. 独自の3 in 1の新形状と、完全ワイヤレス接続、内蔵バッテリーで自由度の高いレイアウトが可能

幅約30cmの小型のフロントスピーカー上部に、2つの脱着可能なワイヤレスリアスピーカーを搭載した、独自の3 in 1形状を採用しています。フロントとワイヤレスリアスピーカーに内蔵するバッテリーで約30時間※1の長時間駆動が可能なため、家の中の様々な場所に持ち運ぶことができ、かつフロントとリアスピーカーを自由なレイアウトで設置できます。タブレットやスマートフォン、プロジェクターなどとBluetoothで接続でき、完全ワイヤレスでコンテンツ視聴を楽しめます。

好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用

2. 使用シーンに合わせた2つの音の楽しみ方を提供

1. 立体音響空間を楽しむ [サウンドフィールドのエフェクトをオン]

 独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」は、3つのスピーカーからの音の波面を合成し、複数のファントムスピーカー(仮想音源)を生成することで、視聴者を取り囲むように立体的な音場を創り出します。天井にスピーカーを設置するなど特別なことをしなくても、3つのスピーカーを自分の周りに置くだけで、どんな場所でも立体音響空間を楽しめます。
 さらに、独自開発したアップミキサーにより、ストリーミングサービスなど2chのステレオ音声コンテンツでも、立体的で没入感のある音響を実現します。新しい独自アルゴリズムは、音声をリアルタイムで分析し、音源の定位に応じて音を分離・抽出します。抽出した音源を「360 Spatial Sound Mapping」により立体的に再配置することで、ステレオ音声コンテンツであっても立体音響コンテンツのような臨場感あるサラウンドサウンドを提供します。

好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用
サウンドフィールドのエフェクトをオン時の音場イメージ
好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用
抽出した音源を「360 Spatial Sound Mapping」により立体的に再配置するイメージ図

2. 部屋中を心地よい音で満たして楽しむ [サウンドフィールドのエフェクトをオフ]

 広い指向性を持つリアスピーカーを採用しているため、部屋の隅に3つのスピーカーを配置すると、心地よい音で部屋中を満たすことができ、BGMの流れるカフェのような上質な空間を演出します。

好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用
サウンドフィールドのエフェクトをオフ時、部屋の隅に3つのスピーカーを配置した際の音場イメージ

3. 快適で便利な使い勝手を実現する各種機能

  • シームレスな接続切り替えを実現する「マルチポイント接続」機能
    2台の機器と同時接続し、例えば、タブレットやPCで映画を視聴後に、スマートフォンで音楽再生を始めるだけで、シームレスに再生機器が切り替え可能です。
  • マイク搭載でスマートフォンやPCでの通話が、ハンズフリーで利用可能
  • スマートフォンやタブレット用の操作アプリ「Sony | Home Entertainment Connect (ソニー | ホームエンタテインメントコネクト)」に対応
    リアスピーカーの音量レベルの調整やサウンドモードの設定が、アプリから操作可能です。

4. 環境配慮への取り組み

好きな場所で立体音響が楽しめるポータブルシアターシステムが7月21日に発売。3つのスピーカーを配置してホームパーティーやおうち時間に活用

スピーカー本体にはペットボトル※2から作られたリサイクル素材100%の布素材や、複数部品に再生プラスチック※3を採用しています。個装パッケージには、竹、さとうきび、市場で回収したリサイクル紙を由来とするソニーが開発したオリジナルブレンドマテリアルを使用し、プラスチックを全廃した包装を実現しています※4。オーディオ製品の環境配慮への取り組みに関する詳細はこちらをご覧ください。

※2: ポリエチレンテレフタレート
※3: 再生プラスチックは生産時期によっては使用できない場合があります。
※4: 個装パッケージは個装の商品箱、箱内のトレイ、包装材、スリーブを指します。コーティングや接着で用いる材料は除きます。

先行展示

今回の新商品を、ソニーストア 銀座、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、7月7日(金)より展示します。

※5: ソニーストア札幌は移転に伴い7月20日(木)より展示します。
ソニーストア札幌 移転先▶〒060-0062 札幌市中央区南2条西3丁目20番地 moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)3F

主な仕様

主な仕様や詳細については、商品サイトをご覧ください。

※ 「ソニー」および「Sony」、並びにこのプレスリリース上で使用される商品名、サービス名およびロゴマークは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。その他の商品名、サービス名、会社名またはロゴマークは、各社の商標、登録商標もしくは商号です。

  • 市場推定価格(税込):ポータブルシアターシステム『HT-AX7』77,000円前後

「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。
なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。

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