Xbox Series X|SとXbox Oneのゲーム画面をチャットプラットフォームのDiscord向けにストリーミング配信する機能が、今週予定されているXboxの9月度アップデートで一般公開されることがわかった。

 この機能は、テストプログラムであるXbox Insiders参加者向けに8月より公開されていたもの。今度のアップデートで一般公開という形になる。

 必要なのはすでに提供されているXboxとDiscordのアカウントの繋ぎ込みで、すでにXboxとDiscordのボイスチャットの接続を行っている人はすでにやっているはずのもの。ちなみにアカウントの接続はデスクトップまたはモバイル版Discordの設定画面から行える。

 ゲーム画面の配信は、Xbox上でDiscordのボイスチャットだけを行う場合と同様にサーバーを選択し、その後でゲームのストリーミングを追加で選択すればオーケー(Xbox公式サイトの告知記事に一連の流れが見られる動画がある)。通常は720p/30fps、Discordの有料サービスであるNITRO契約者は1080p/60fpsのクオリティでの配信が可能だ。

 Discordへの配信は、全世界配信をするまでもない雑談しながらのプレイや、ゲーム画面を実際にフレンドに見せながら相談するといったことを気軽に行える手段でもある。なおストリーミングは個人間やグループでのDM通話に対しても配信可能となっている(ただし、まずDiscordアプリの側でDMを開始する必要がある。詳細はDiscordの告知記事を参照のこと)。