名作ローグライクアクションゲーム『Dead Cells』に『悪魔城ドラキュラ』とのコラボレーションDLC“Return to Castlevania”をセットにしたパッケージ版『Dead Cells: Return to Castlevania Edition』が、プレイステーション5、プレイステーション4、Nintendo Switch向けに2023年9月14日に発売された。

『Dead Cells』は不死身の戦士を操作して、変化し続ける不気味で広大なマップを探索し、立ちはだかる怪物をせん滅していくローグライトとメトロイドヴァニアを合わせたアクションゲーム。本DLCでは、メトロイドヴァニアの一翼を担う『悪魔城ドラキュラ』シリーズのコラボエリアやコラボ武器、登場人物たちが登場する。

 今回は、そんな名作×伝説のコラボDLCのプレイレビューをお届けしていく。

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※本記事は3gooの提供でお届けしています。

世界観とゲーム性が大きく広がる、悪魔城の舞台へようこそ!

 筆者は『Dead Cells』初プレイ。悪魔城へ入城する前に、まずはゲームに慣れなくては……。ということで歯応え抜群の本編の敵たちに揉まれながら主人公をパワーアップさせ、DLCエリアに入るための準備を進めた。ちなみに筆者同様、パッケージ版『Dead Cells: Return to Castlevania Edition』で本作に初めて触れる人も多いかもしれない。「買ってみたものの『Dead Cells』が難しい!」「私は早く悪魔城に行きたいんだ」という人はアシストモードを活用するといい。本モードはプレイの利便性を高めたり、ゲームの難度を細かく調整したりできる要素だ。極端な調整を行うと歯応え抜群の名作ローグライクアクションがヌルゲーと化してしまうため、調整はほどほどに。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!

 本編のラスボスである“王の手”を何とか撃破するも、その後何をすればいいかわからず、右往左往した挙げ句、ゲームをリスタートする筆者。ここでとある行動をすればエンディングだったのだが、それに気づくのは数時間あとの話……。

 スタート地点に戻ってくると、無数のコウモリが飛び立つ意味深な演出が! 先に進んでみると、『悪魔城ドラキュラ』シリーズの主人公のひとり、リヒター・ベルモンドの姿が! 彼は『悪魔城ドラキュラ』初代主人公・シモンの子孫で、数々のシリーズに登場。任天堂のアクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではシモンとともにプレイアブルキャラクターとして参戦したことでも有名。そんな有名人と不死身の主人公が邂逅! 

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 悪魔城の主で、シリーズの大ボス・ドラキュラ伯爵との戦いに手を貸して欲しいと、リヒターから助力を求められる。『Dead Cells』の世界でも暴れようとするドラキュラ、さすが不死身の怪物! リヒターとの会話後、そのまま進むと悪魔城への道“城の入口”が出現。以降、牢獄からの派生ルートのひとつとして、いつでも挑戦できるようになる。ちなみにDLCエリアにあるステージ間の中間ポイントでは『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』のシャノアがNPCとして登場。本エリアでは彼女が武器や変異の開放を行ってくれる。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!

 中間ポイントで強化や回復を済ませたらいざ城の入口へ。入口には半魚人やワーウルフなど、悪魔城の住人が跋扈している。大きな特徴として、本編にはなかった坂や階段といった傾斜のある地形が登場する。シリーズではおなじみの地形だが、不死身の主人公にとっては初の戦場。傾斜のせいでこちらの攻撃が当たりづらかったり、敵の攻撃を避けられなかったりと、やや苦戦を強いられる場面も。本編を多く周回しているプレイヤーほど、新鮮な戦いを体験できるはずだ。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 背景に浮かぶ月を眺めつつ、先に進むと怪しげな棺が。まさかもう悪魔城の主・ドラキュラとのバトルが!? と思いきや……。中に入っていたのはアルカード。彼はドラキュラ伯爵の息子だが、父の悪事を止めるためにヴァンパイアハンターとともに戦う味方キャラクターだ。ちなみに奥の部屋にはコラボ武器“アルカードシールド”が落ちていた。この盾はパリィに成功すると以降の攻撃でクリティカルヒットが発生するという強力な効果を持っている。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 城の入口の最奥には噴水があり、調べると噴水から赤い液体が流れ出す。本DLCではこういった演出も見どころで、いろいろな演出を見るためにエリア内を探索するのも楽しかった。そして、噴水の先には“悪魔城”の文字が! いよいよ入城だ。城内は赤い光が差し込み、不気味な雰囲気が漂う。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 城内には、急加速で一気に間合いを詰めながら突進してくるバエルや骨を投擲するスローマスター、攻撃範囲の広いアーマー系モンスターなど、手強い敵が勢揃い。彼らの配置がいやらしいのも相まって、道中で結構なダメージを受けてしまった。悪魔城を登っていき、屋上にたどり着くと赤い月が燦然と輝く。嫌な予感がするので恐る恐る進んでいくと……。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 ドラキュラ伯爵に仕えるシリーズの名物ボス・死神が出現。シリーズのファンからデスの愛称で親しまれている彼は、小型と大型、ふたつの鎌を使った攻撃を得意とする。小型の鎌は追尾性能が高く、大型の鎌は攻撃範囲が非常に広い。

 鎌に翻弄され、かなり苦戦を強いられたが、何とか撃破! 「いよいよドラキュラ伯爵との決戦か」と兜の緒を締め直したのだが、先に進んでいくといつもの本編が。最後に現れたのは本編おなじみのボス・王の手。困惑しつつも撃破しエンディングへ。「ルートでも間違えたのかな?」と思いつつ、牢獄に戻るとそこにはアルカードの姿が!

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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悪魔城の意外な仕様にビックリ! 周回を楽しむ本作ならではの作り

 牢獄に現れたアルカードによると、ドラキュラ伯爵と戦うには別のルートで進まなければならないとのこと。その後、下記のシステムメッセージが表示された。

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 そういうことだったのか! 分岐する多彩なルートを進んでいく本作ならではの仕様となっており、深く納得させられた。ルートで表すとこんな感じ。ドラキュラ伯爵ルートは死神を倒して上記の演出を見ないと開放されないようだ。

■死神ルート
【牢獄】→【城の入り口】→【悪魔城】→【穢れたネクロポリス】(ボス・死神)→【本編ルート】

■ドラキュラ伯爵ルート
【牢獄】→【城の入り口以外のバイオームを通る】→【時計部屋】→【悪魔城】→【王の間・悪魔城】(ボス・ドラキュラ伯爵)

 助言どおり、城の入口をスルーし、時計部屋へ。時の守護者を倒して先に進むと悪魔城への道とアルカードの姿が! ちなみに悪魔城の入口のさらに奥には天上城への入口があり、ここでルートが分岐する。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!

 こちらの悪魔城はドラキュラ伯爵が定期的にステージに介入するギミックがあったり、死神ルートにはなかった演出・探索ポイントが追加されていたりする。介入してくるドラキュラ伯爵そのものには体力がないため、攻撃をかわしながら進んでいくことに。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!

 またドラキュラ伯爵のいる部屋に入るには“石化したカギ”が必要。カギは悪魔城内にいる中ボス・メドゥーサが持っている。死神ほど強くはないが、こちらを石化させて一定時間動きを封じてくるなど、厄介な攻撃を多用するため、油断は禁物だ。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!

 石化したカギで扉を開け、中間ポイントから先に進むとリヒターとアルカードが主人公を待っていた。おおアツい! 3人で協力してドラキュラ伯爵との決戦だ!
 

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 ではなかった。なぜかお前ひとりで行けと言われる主人公。「何で!? いっしょに戦おうよ!」と画面の外で筆者がツッコミを入れつつ、奥へ。そこにいたのはドラキュラ伯爵。自身の世界に突然現れた悪魔城の住人に文句を言う主人公とドラキュラ伯爵のやり取りは必見。

 会話が終わるとついに最終決戦! さすが本DLCのラスボス、滅茶苦茶強い……。詳細はネタバレになるため控えるが、通常のボスよりもさらにアクション性が強く、ド派手なので戦っていて非常に楽しかった。またドラキュラ伯爵撃破後に見られるエンディングは一見の価値ありだ!

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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リヒターでプレイできるミニゲームも

 本作のもうひとつの見どころ、それは“リヒターモード”だ。ドラキュラルートの悪魔城にある“逆さ黄金像”の部屋に捕らえられたリヒターを救出し、再度その場所を訪れるとプレイできるようになるモード。本モードはリヒターでエリアの最奥にいるボス、メドゥーサを倒して悪魔城へのルートに戻るとクリアーとなる。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 リヒターは武器がムチになり、ジャンプの二段目がバック宙に変化。さらにサブ武器として、聖水やクロスなどが使用可能になる。サブ武器は敵が落とすハートを消費して放つ仕様になるため、使いすぎには注意だ。また道中のアーティファクトを取得するとリヒターのアクションがパワーアップしていくのも大きな特徴だ。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
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 リヒターの動きはスピード感のあった主人公と比べるとやや遅めだが、ムチは攻撃範囲が広くかなり使いやすかった。厄介だったのは、二段目のジャンプで発動するバック宙だ。進行方向と逆に飛んでしまうため、足場に乗る際、何度かミスしてしまった。ただ慣れてくると主人公にはできない立ち回りが可能なため、それを最適化し、カッコよく敵を倒すのが非常におもしろかった。

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 リヒターはややクセのある動きだが、原作リスペクトの操作感が好印象で、正直ミニゲームで留めておくのはもったいないほどのクオリティーだ。

【総括】双方の魅力が凝縮されたリスペクトに溢れるコラボDLC

 BGM、背景、敵、武器、イベントなど、多彩なコラボ要素が満載の本DLC。本編とはひと味も、ふた味も違った新鮮な要素を楽しむことができた。とくにボスの死神とドラキュラ伯爵は骨太な本作らしい強さに調整されており、戦い甲斐があった。城内で出会えるキャラクターとの掛け合いも『Dead Cells』らしさが溢れており、うまく本作の世界観に悪魔城を溶け込ませていたように感じた。

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 さらに悪魔城へのリスペクトも印象的だ。不気味で美しい背景や演出、リヒターの操作性を忠実に再現したリヒターモード、特性をうまく再現したコラボ武器など、シリーズファンであればうれしくなるリスペクトポイントが随所に見られた。

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 『悪魔城ドラキュラ』愛の強い本DLCだが、ゲーム性は本編と同じなのでシリーズの知識がない人でも問題なく遊べる。当然、獲得したコラボ武器などは本編にもしっかり反映されるため、新たなビルドを作ることもできる。また悪魔城のステージには本レビューで紹介できなかったキャラクターやイベントなど、さまざまな要素が隠されている。それを見つけるために何度も周回するという本作特有のおもしろさが味わえるのも本DLCの醍醐味と言える。

『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!

 ぜひとも双方の魅力がふんだんに盛り込まれたコラボDLC“Return to Castlevania”、そしてパッケージ版『Dead Cells: Return to Castlevania Edition』で『Dead Cells』の新たなおもしろさを体験してみてはいかがだろうか。

さっそく初回限定生産の“コレクターズエディション”の中身をチェックしてみた

 というわけで、9月14日に発売となった『Dead Cells』の拡張版となる『Dead Cells: Return to Castlevania Edition』と、初回限定生産の『Dead Cells: Return to Castlevania Collector’s Edition』。やはり気になるのは、初回限定生産の“コレクターズエディション”。というわけで、編集部に“コレクターズエディション”が到着したので、さっそくチェックしてみた。

 “コレクターズエディション”に収録されているのは、ゲームソフトを含め、以下の7アイテム。

Dead Cells: Return to Castlevania Collector’s Edition』同梱内容

  • 『Dead Cells: Return to Castlevania Edition』 通常版
  • Dead Cells: Return to Castlevania Artbook(24ページ)
  • Dead Cells: Return to Castlevania Original Soundtrack (28曲 CD 2枚組)
  • ラバーキーホルダー
  • 缶バッジ
  • レンチキュラーカード
  • ポストカード2枚組
『Dead Cells』DLC“Return to Castlevania”レビュー。『悪魔城ドラキュラ』へのリスペクトがふんだんに盛り込まれた、やり込み甲斐のあるコラボレーションを体験せよ!
※写真はNintendoSwitch版のものです。

 貴重な秘蔵資料が詰まった全24ページの“Dead Cells: Return to Castlevania Artbook”や28曲が収録された“Dead Cells: Return to Castlevania Original Soundtrack”は、ゲームの世界観を補完するうえで大いに役立つこと間違いなし。一方で、ラバーキーホルダーや缶バッジ、ポストカード(2枚)、レンチキュラーカード(見る角度によって絵柄が変わるカード)など、ファンアイテムもうれしいところ。

 『Dead Cells: Return to Castlevania Collector’s Edition』は初回限定生産となっているので、お早めにお求めを!

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設定資料などが詰まった“Dead Cells: Return to Castlevania Artbook”(写真上)と、ポストカード(2枚)、レンチキュラーカード。
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ディスク2枚組の“Dead Cells: Return to Castlevania Original Soundtrack”。
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ファンなら持っているだけでうれしい、ラバーキーホルダー(左)と缶バッジ(右)。
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『Dead Cells: Return to Castlevania Edition』

  • 発売日:2023年9月14日
  • 対応機種:プレイステーション5、プレイステーション4、Nintendo Switch
  • 発売元:3goo(パッケージ版のみ)
  • 価格:通常版パッケージ/4950円[税込]、『Collector’s Edition』7678円[税込]
  • ジャンル:アクション
  • 対象年齢:CERO 15歳以上対象
  • 対応言語:日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語、韓国語、中国語(繁体字/簡体字)