2023年10月17日、任天堂のものづくりに対する考えやこだわりを、開発者みずからの言葉で伝える“開発者に訊きました”が更新された。今回のテーマは10月20日発売予定のNintendo Switch専用ソフト『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』で、CHAPTER1と2が同時に公開されている。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)

 “開発者に訊きました:スーパーマリオブラザーズ ワンダー”には、プロデューサーを務める手塚卓志氏、ディレクターの毛利志朗氏、ゲームデザイン担当の林田宏一氏、アートディレクターの佐藤真靖氏、サウンドディレクターの近藤浩治氏が登場。開発時の思い出話などを語っている。

 CHAPTER1の題材は“「変化」というテーマ”。“秘密や不思議がいっぱいのマリオ”を実現するためにアイデアを出し合う会を開いたら、なんと2000以上のネタが集まったという。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』8頭身の実写版マリオが登場する案もあった。2000以上のアイデアから生まれた秘密や不思議
“開発者に訊きました:スーパーマリオブラザーズ ワンダー”Chapter1より引用。

 土管をくねくねと曲げるアイデアもここから生まれ、中には8頭身の実写版マリオが鼻歌を歌いながら進むというアイデアもあったそうだ。見たい。

 CHAPTER2は“ちゃんと描いてあげたい”。今作ではマリオたちの表情が豊かになっている。加えて、ゲームでプレイするときの見た目が最適化されるように、3Dモデルの見え方に細かな調整を加えているとのこと。

 ほかにも、クリボーのかわいさの表現やゾウマリオの着想、『スーパーマリオブラザース』で後ろからノコノコにぶつかると反転する理由など、見どころが満載だ。なお、CHAPTER3と4は10月18日公開予定。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』8頭身の実写版マリオが登場する案もあった。2000以上のアイデアから生まれた秘密や不思議
“開発者に訊きました:スーパーマリオブラザーズ ワンダー”Chapter2より引用。
開発者に訊きました:スーパーマリオブラザーズ ワンダー(任天堂公式サイト)
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)