配信界隈で流行中の『スイカゲーム』。同じフルーツどうしをくっつけて少しずつ大きなフルーツに“シンカ”させていき、大きなスイカを作るパズルゲームだ。
プロジェクター商品“popIn Aladdin(ポップイン アラジン)”に収録されていたミニゲームから始まり、現在はNintendo Switch向けにも配信されており、11月7日時点でなんと累計ダウンロード数は366万を突破している。
さらに海外でも『スイカゲーム』を遊びたいという人の要望に応え、10月20日からは海外向けに順次配信がスタートされている注目作品だ。
そんな本作を手掛けるプロジェクターメーカー“Aladdin X”へのメールインタビューで気になる点を訊いた。スマホ版の開発状況やグッズ商品の販売など、今後の展開について迫る。
ユーザーの声でシンカしていく『スイカゲーム』。過去に開催されたプロジェクタープレイヤーによるクローズド大会では、賞品に高級スイカが!
――プロジェクターのミニゲームから始まった『スイカゲーム』。現在、配信者界隈を中心に多くのユーザー間で大流行しており、200万DL突破も発表されました。手ごたえや感触をお聞かせください。
担当者ありがとうございます。後述致しますが、お陰様で累計DLは360万を超え、引き続き大きな反響をいただいております。数字としては、Nintendo Switchソフトでの発売開始(2021年12月)から話題になる前(2023年9月上旬)までの約1年9ヵ月で約2300DLであったものが、この2ヵ月で366万DLという数値になっております。これは数字上のものであるがゆえ、巨大すぎてあまり実感がございません。
ただ、事実としてNintendo Switchのダウンロードソフト人気ランキングで9月中旬以降長い期間で1位であったり、Yahoo!のトップニュースに掲載されたり、X(旧Twitter)でトレンド入りしたり、全国ネットのニュース・情報番組で取り上げられたりと、著名な方々にもSNS・動画サイトで発信いただいたりしている内容を拝見すると、ひとつのコンテンツが流行し、皆さまの中にすごいスピードで受け入れられていくその様子を肌で感じています。
しかしながら本当の感触、つまり自分の目で、という意味で申し上げると、子どもから「学校のクラスで話題になっているよ!」と言われたり、先日、移動中に大江戸線の新宿駅の長いエスカレーターでふたりくらい『スイカゲーム』をプレイされているのがちらっと目に入ったりしたことは、「ああ、本当に流行っているんだな」と感じたことは記憶に新しいです。
――最新のダウンロード数はどれくらいになっていますか?
担当者11月7日(火)15:30現在で、累計DL数は366万DL(国内327万、海外39万)です。
――これだけの話題になる前、どれくらいから今回のブームの兆しを感じていましたか?
担当者DLの数字自体は9月上旬くらいから少しずつ伸び始めていましたが、我々が気づいたのは9月中旬のマイニンテンドーストア内の「ダウンロードソフト人気ランキング」でTOP3にランクインし始めたタイミングでした。その気付いた翌日にはもう1位を獲得していました。
240円という購入ハードルの低さはもちろん要因としてありますが、いま振り返ると、名だたるタイトルを抑えての1位が”連日”続きはじめたタイミングで「これは……」と思ったときが、ブームの兆しなのかなと思います。その直後から弊社への問い合わせ(配信・商品化・イベント化)などが一気に増えたように感じます。
――そもそもはプロジェクター用のゲームでしたが、現在もAladdin Xを買えば、プロジェクターで『スイカゲーム』が遊べるのでしょうか?
担当者はい、Aladdin Xシリーズのプロジェクターであれば、10月30日(月)に新発売となったAladdin Marca(アラジン マルカ)含めて、すべての機種でスイカゲームのオリジナル版をお楽しみいただくことができます。
――プロジェクター用とNintendo Switch版の『スイカゲーム』は同内容なのでしょうか?
担当者フルーツを任意の場所に落として、ぶつけて”シンカ"させていくことや、その”シンカ”のプロセス、そして高得点を目指すこと、といった基本的なルールに関しては同じです。
ただ、細かな点で異なる箇所もあり、フルーツ同士がぶつかった際の跳ね返り方や得点加算のロジックなどが少し異なっております。これはユーザー様の不要な混乱や誤解を避けるために最大限似た仕様に近づけていく予定です。
――とてもかわいいデザインですが、同じフルーツが合体してシンカすると別のフルーツになるルールは謎が多いように感じます。シンカとはどういう状況なのでしょうか?
担当者シンカ自体に深い意味はありません。カラフルでかわいいフルーツたちが少しずつ大きくなっていくことを堅苦しい漢字の表現(進化や合体など)ではなく、“シンカする”という少し丸く感じる表現に落とし込みました。
――一部海外でも配信開始されているとのことですが、海外での反響はいかがでしょう? とくに話題を実感する国、地域などがあれば教えてください。
担当者仰る通り、10月20日よりNintendo Switch版の海外での販売を開始し、その後も多言語対応を行っております。
海外での反響につきましては、アメリカのNintendo Onlineのランキングでも1位を獲得するなど、日本での話題がそのまま海外にも伝播していると感じています。日本を除くエリアの累計DL数では、アメリカ>韓国>イギリスと続きます。
――任天堂の公式サイトでの掲載など、さまざまな場所で取り上げられています。社内でとくに話題になったもの、意外だったものなどがあれば教えてください。
担当者もちろんゲーム実況やVTuber界隈で著名な皆さまにご配信を頂けていること自体が光栄かつ驚きであることは大前提ですが、お笑い芸人の皆さまや、タレントの皆さま、YouTuberの皆さまなど幅広いジャンルの皆さまにお楽しみいただいている様子がSNSや動画配信サイトでたくさん公開されていることは、非常に社内でも話題になっています。ここまで広くの方に愛していただけるコンテンツになるとは考えておりませんでしたので。
――ユーザー間でさまざまな技が編み出されたり、eスポーツのプロチームが結成されたりと、SNSで盛り上がっています。ユーザーの反応などはチェックされていますか?
担当者はい、ユーザーの皆様のお声はSNSやお問い合わせフォームなどで常に確認させていただいております。たとえば多言語対応後に「この単語は違和感があるのでこちらの方がいいですよ」であったり、「ゲーム中のデフォルトの音量を調整したい」であったり、ユーザーの皆様のお声をお伺いして開発チームにフィードバックを行っています。
これはプロジェクターブランドAladdin Xの理念にも共通するのですが、「ユーザーの皆さまを第一に考える」姿勢でサービスの開発・提供を行っております。ですので、今後は細かなご要望からゲームの方向性やグッズの開発など、さまざまな場面でみなさまに「使いたい!」と思っていただけるものを製品やサービスに落とし込んでいきたいと考えています。
――先日ハロウィンフェスティバルが開催され、Aladdin X版、Switch版ともに、ハロウィンデザインの『スイカゲーム』となりましたが、今後のイベントの予定があれば教えてください。
担当者“ハロウィン版のスキンの変更”というような時節に応じた見た目(スキン)上の変更や細かなルール変更要素は、今後も不定期で実施していく可能性がございます。
また、いまはたいへん光栄なことに、いろいろなところで“大会”をプレーヤーの皆さまにご開催いただいています。そこで、弊社も大会を主催してみたいと考えています。まだ時期や内容は未定なのですが、Aladdin Xのプロジェクター及びNintendo Switch版をお持ちになる皆さま全員がご参加可能で、盛り上がる大きな大会にできればと検討中の段階でございます。
――ハロウィンフェスティバルの告知の際、「スイカゲーム大会 6回戦目」とありましたが、1~5回戦目はどういった内容だったのでしょう? ハロウィン以外のデザイン変更もありましたか?
担当者第1回~第5回は、基本的には特定の期間内で高スコアを競うAladdin Xのプロジェクター所有者様の中で実施したクローズドの大会でした。
成績上位の方には実際に“高級スイカ”をプレゼントする会も設け、ご自宅にいながら大切な皆さまと楽しみながらプレイしていただけるような大会を実施してまいりました。
――スマホ版『スイカゲーム』の開発状況など教えていただけますでしょうか。
担当者スマホ版の状況について、現段階で申し伝えられるところがなく、たいへん申し訳ございません。ただ、「スイカゲームをプレイしたいけどできていないお客様」からご希望をいただいていることは事実です。スマホ版に限らず多くの皆さまにどのようにしたらスイカゲームをお届けできるか、ということを念頭において社内での方針を固めているところでございます。
――ゲーム産業への本格参入なども考えられているのでしょうか?
担当者正直なところ、この2ヵ月という短期間でここまで皆さまに話題にしていただいているということもあり、現状では明確な方針は定められておりません。今後の方針は目下社内で議論を進めているところでございます。
ただ、弊社の想いとしては、“プロジェクター”を売っているわけでも“ゲーム”を売っているわけでもなく、「大切な人との豊かな空間を皆さまに提供している」と自社の事業を捉えています。そのひとつの解が“ゲーム”として描けるのであれば、ゲームの分野にも事業が広がっていくかもしれません。
――『スイカゲーム』以外で開発中の新作ゲームはありますでしょうか? お答えいただける範囲でお願いします。
担当者現状は別のゲームをすぐに、ということは考えておりません。リソースには限りがありますので、いまは下記のふたつの方向で考えております。
- ゲーム内容をもっと皆さまに楽しんでいただく
- ゲーム自体をもっと多くの皆さまに楽しんでいただけるように(物理的に)環境を整備する
――『スイカゲーム』はグッズ化やLINEスタンプなど、いろいろな展開が考えられますが、今後の展開について教えてください。
担当者鋭いですね……(笑)。まさに、いろいろな商品化について自社でできるもの、外部の皆様のお力をお借りしないとできないものなどを広く議題に挙げて検討させていただいている状況です。
ひとつ言えるのは、自社の力よりも、配信者様、取り上げてくださる企業様、そして何よりプレイしていただくユーザーの皆さまのお力添えでここまで大きくしていただいたという認識をきちんと持ち、謙虚な姿勢で地に足の着いた展開を行っていきたいと考えています。そして幅広い年代の皆さまに愛されるIPコンテンツになっていくことを願い、丁寧な仕事をしていきたいと考えています。
『スイカゲーム』ダブルフォロープレゼント企画
応募期間
2023年11月30日(金)〜2023年12月7日(木)23時59分
賞品
・Aladdin Marca(アラジン マルカ)プロジェクター(42.7×26.3×11.9cm) 抽選で1名
・『スイカゲーム』シール&『スイカゲーム』クリアファイルセット 抽選で1名
応募方法
Aladdin Marca(アラジン マルカ)プロジェクター
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- 注意事項を確認する
- 対象の投稿をリポスト(RT)して応募完了!
『スイカゲーム』プレゼント企画
プロジェクター版『スイカゲーム』が遊べる、約1⃣5⃣万円相当のプロジェクターが抽選で当たる!
1⃣@famitsu と @aladdinx_jp をフォロー
2⃣このポストをRT
▼応募規約と『スイカゲーム』グッズ展開や公式大会などに迫るインタビューはこちら… https://t.co/hbQ1iruwyl https://t.co/JAhP1S74bu
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2023-11-30 13:43:59
『スイカゲーム』シール&『スイカゲーム』クリアファイルセット
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『スイカゲーム』プレゼント企画
話題のスイカゲームのオリジナルシール&クリアファイルセットが抽選で1名様に当たる!
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▼応募規約と『スイカゲーム』グッズ展開や公式大会などに迫るインタビューはこちら https://t.co/TpHqKp7C5W https://t.co/utTT0F0Z10
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2023-11-30 13:47:29
当選発表
当選者へのみ2023年12月8日(金)ごろ、「@famitsu」よりDM(ダイレクトメッセージ)にてお知らせします。
※あらかじめDMを受け取れるよう設定してください。
賞品発送
2023年12月下旬予定
※発送先は日本国内に限ります。
注意事項
※あらかじめご了承のうえご応募ください。
- 応募には、X(Twitter)への登録(無料)が必要です。
- 当選はおひとりにつき1口までとなります。
- 以下の場合は応募をお受けできません。
- 非公開アカウントの場合
- 懸賞応募用アカウントやボット(bot)アカウントから応募した場合
- 当選発表以前に、応募投稿を削除した場合
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- 当選賞品を譲渡(転売、オークション出品含む)しないことが応募・当選の条件です。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただくことがあります。
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