北欧神話の世界でくり広げる冒険の完結作

 2022年(令和4年)11月9日は、プレイステーション(PS4)4及び、プレイステーション5(PS5)用『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が発売された日。本日で発売から1周年を迎えたことになる。

『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が発売1周年。父と子のドラマや驚異的グラフィックに引き込まれる累計販売本数1100万本突破の名作アクション【今日は何の日?】

 『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたアクション・アドベンチャーゲーム。もともとは2005年から続く世界的な人気を誇るシリーズなのだが、2010年発売の『ゴッド・オブ・ウォーIII』でギリシャ神話の三部作の物語がひと区切りとなった。

 2018年からはシステム面をガラリと変え、ナンバリングも排除した新生『ゴッド・オブ・ウォー』として北欧神話の世界を舞台にシリーズを再スタート。『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』はその正統な続編で、北欧神話を舞台とした物語の完結編となっている。

 前作では主人公のクレイトスとその息子であるアトレウスの過酷な旅路を描いていたが、本作でも父と子の冒険が続行。ふたりは数年経過した美しく神秘的な“九界”を舞台に、最終戦争ラグナロクが迫りつつある世界の運命へ立ち向かっていくことになる。

『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が発売1周年。父と子のドラマや驚異的グラフィックに引き込まれる累計販売本数1100万本突破の名作アクション【今日は何の日?】
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が発売1周年。父と子のドラマや驚異的グラフィックに引き込まれる累計販売本数1100万本突破の名作アクション【今日は何の日?】
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が発売1周年。父と子のドラマや驚異的グラフィックに引き込まれる累計販売本数1100万本突破の名作アクション【今日は何の日?】

 美しく描かれた北欧神話のフィールドを冒険するのは、シリーズの魅力のひとつ。前作では6つの世界しか行けなかったが、本作では前作に登場した6つの世界をすべて作り直し、新たにスヴァルトアルフヘイム、ヴァナヘイム、アースガルズも冒険可能になっていたのが単純にうれしかったのではないだろうか。

 いずれの世界も息を呑むような景観が広がっていて、とくにプレイステーション5版ではパフォーマンスをフルに活かしたグラフィックに圧倒されたはず。ハプティックフィードバック&アダプティブトリガーや3Dオーディオによる没入感も凄まじいものがあった。筆者的には積雪の表現は必見だと思う。

 全編にわたってシーンとシーンのつなぎ目がなく、ワンショットカメラで進行していく驚異的な演出は『ラグナロク』でも健在。映画やドラマでも並々ならぬものを感じるが、ゲームでそれを実現してしまうのは革命と言っても過言ではないだろう。

 敵味方ともに過激なアクションをくり出すバトルは、攻撃のバリエーションが大幅に増加。カメラワークなども工夫が凝らされて大幅な進化を遂げている。斧“リヴァイアサン”で冷気を付与したり双剣“プレイズ・オブ・カオス”で炎を纏わせたりと、武器に属性を付与して攻撃を強化することも可能となった。

 もちろん、アトレウスも戦闘に参加して弓を使った攻撃で支援してくれるほか、アトレウス自身を操作することだってできる。前作の旅で絆を深めたクレイトスとアトレウスが、どう親離れや子離れをしていくのかというのもテーマとなっていたため、そのあたりのストーリー展開も必見だ。

『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が発売1周年。父と子のドラマや驚異的グラフィックに引き込まれる累計販売本数1100万本突破の名作アクション【今日は何の日?】
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 2023年4月6日には“ニューゲーム+”モードがアップデートで追加された。新しい装備の追加のほか、クレイトスや敵のレベル上限、装備の強化上限などが引き上げられていて、より強力なバトルが楽しめるようになっている。本作を未体験であれば1周年のこの機会に、ニューゲーム+などの新要素も含めてすべて楽しんでみてはいかがだろうか。

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