コジマプロダクションは、『デス・ストランディング』の実写映画製作を、映画制作製作・配給会社であるA24と共同で行うことを発表した。A24は、本年度の米・アカデミー賞で最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などを手掛けるグローバル・エンターテインメント企業。2012年に設立され、110本以上の映画作品を製作している。


 本件に関して、小島秀夫氏は以下のコメントを発信している。

 「A24――およそ10年前に誕生した瞬間から、「A24でしかありえない」独自性と存在感を放っている稀有な存在。彼らが贈りとどけるものはどれも素晴らしく、ぼくは、ずっと注目し、共感していた。どこかコジマプロダクションにも通じる姿勢を感じていた。そんな彼らとDSの映画を創る。すでに世の中には「ゲームの映像化作品」は溢れている。しかし、ぼくら(A24とKJP)が創造するのは、ゲームを映画に置き換えた、ただのトランスレーションではない。ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはずだ。映画であることの意味に満ちた、映画にしかできない、誰もみたことのないDEATH STRANDINGの世界が生まれる。A24とのコラボは、映画業界だけではなく、ゲーム業界や“デジタルのエンタメ”の未来を大きく変えるだろう」

※写真は公式サイトからの引用。