ポーランドのCD Projekt REDによるRPG、『ウィッチャー』シリーズ。Netflixによるドラマ化なども経て期待されるその続編プロジェクト“ポラリス”が、2024年内にプリプロダクション期間を抜けて本開発へ移行する予定であることがわかった。

 これは同スタジオを率いるアダム・バドウスキ氏らがロイターの取材に対して明かしたもの。年内に開発チームを400人規模に拡大し、新たな三部作の口火を切る“ウィッチャー4”にあたる作品に取り組むという。

 一方、もうひとつの主力タイトルに成長した『サイバーパンク』シリーズについては“オリオン”というコードネームで新作のコンセプト開発を継続しており(ポラリスとともに2022年10月に公表された)、こちらは年内に80人規模に拡張予定。『サイバーパンク2077』で当初検討されていたマルチプレイ要素の再検討なども行ったようだ。

 記事の末尾ではゲーム開発における生成系AIの利用についての見解も触れられており、「開発におけるある種のプロセスを改善しうるが、人間を置き換えるものではないと考えている」と語られている。