『Her Story』『Telling Lies』『Immortality』など、実写映像を駆使した革新的なアドベンチャーゲームで知られるサム・バーロウ氏。その新作プロジェクト2本のティザーページがSteamに公開されている。
『Immortality』の発表直後と同じようにイメージ画像と伏せ字だらけの内容だが、まず“Project C”は同氏と開発チームのHalf Mermaidによる新たな映像的作品となるようだ。
Steamの製品ページでは、「ビデオゲームでは初めての(for the first time ever in a video game)」という記述や「わたしたちは、今は鏡におぼろげに映ったものを見ている」から始まる新約聖書“コリントの信徒への手紙”13章12節の引用などが散りばめられており、非常に気になるところ。
The @HalfMermaid alphabet
Project A(mbrosio) - Released as IMMORTALITY
Project B(astille) - Paused game, the world isn't ready for our take on the French Revolution yet
Project C - Next level FMV, hold onto your seats
Project D - Reinv
— Sam Barlow (@mrsambarlow)
2024-01-24 07:51:46
もう1本の“Project D”には、なんと“サバイバルホラー”の文字が。実は同氏は独立以前にKONAMIの『サイレントヒル シャッタードメモリーズ』や『サイレントヒル ゼロ』といった作品にゲームデザインと脚本で関わっており、X(旧Twitter)では以前からしばしばホラージャンルへの興味を示していた。
これが文字通りサバイバルホラージャンルへの帰還を意味するのであれば、映像的作品群での成功を受けてどのような方向性に挑むのか興味深い。それ以外には「悪夢」「ナース」「1983」「アメリカ」「いくつかの扉」「ホーム」といった単語を読み取ることができる。
(2024年1月24日午前8時追記: サム・バーロウ氏の投稿によると、Project Dでは「三人称視点ホラーの再構築」に挑むという。)
なお以前ご紹介した通り、『Immortality』のプレイステーション5版が1月23日より配信開始。日本語にも対応している。