UFOロボ グレンダイザー：たとえ我が命つきるとも(PS5)のレビュー・評価・感想情報

1970年代の原作アニメのゲーム化というだけでも驚きだけど、ハイクオリティーな作り込みにもびっくり。“グレンダイザー”の多彩な技を使って戦うのは楽しく、モーションも滑らか。レトロなアニメらしい演出も気分が高まる。2D、3Dそれぞれのシューティングパートがあるのも凝っているものの、やや冗長に感じるところも。プレイを中断しやすいポイントがコンスタントにあると、もっとよかった。

週刊ファミ通1845号より

昭和世代としては、映像とBGMのアナクロな魅力が突出したゲーム世界に滞在するだけで満足できます（効果音に重厚感があればなおよしでしたが）。戦闘パートは、好きな技中心で押しまくれる、猪プレイ向きのバランス。体力をほぼ無制限で回復できるので、泥仕合にも容易に持ち込めます……と、これらの要素が性に合えば、各場面に抑揚がなく、似た展開がダラダラと続くゲームプレイを許せるでしょう。

週刊ファミ通1845号より

スーパーロボットゲームの新境地！　フィールド上での重量感ある動きや、シームレスなバトルを盛り上げる音楽の使いかたをはじめ、原作シリーズのノリやエッセンスをうまくゲームに落とし込んでいます。基地を拠点としたエリア別オープンワールドのような設計も、お話の展開と相性がよく、遊びやすい。護衛ミッションから円盤獣との対決まで、正義のヒーローとしての活躍をいろいろと楽しみました。

週刊ファミ通1845号より

子どものころ好きだった“グレンダイザー”を操作して戦えるとは！　円盤スペイザーでのシューティングもうれしいが、3Dマップを“自由”に探索できるスタイルがポイント高し。ステージは密度抑えめであるも、セル画的グラフィックと相まり、逆にゲームにクラシカルな雰囲気をプラス。スーパーロボット的な豪快なアクションの数々、挿入される演出や音楽とともに、原作を観ていたあのころの熱い気持ちに。

週刊ファミ通1845号より