BEHOLGAR（ベホルガー）(PS5)のレビュー・評価・感想情報

こだわりを感じるレトロなビジュアルは雰囲気があって◎。なお序盤から即死エリアが多い“覚えゲー”で難度は高い。セーブポイントはこまめにあるが、トライ＆エラーが前提なのにやられるごとに所持金が減り、マップがないので迷いやすく、そのうえ難易度設定はいっさいなし、といったシビアさも。よく言えば骨太なアクションだが、レベルデザインやアクションの手触りを含め荒削りな印象のほうが強め。

週刊ファミ通1846号より

けっこう難度が高めの探索型ゲーム。死んで覚えるタイプゆえか、トラップなどの配置は意地悪だし、敵の投擲武器のホーミング性能も高くて手強いですね。もちろん、難所を乗り越えたときは達成感があります。ただ、中継地点を多めに設置してあるのは助かるのですが、やられるとペナルティーで所持金が減らされるのは少々きびしい印象。移動系の能力を覚えるまではなかなか貯金できないかも。

週刊ファミ通1846号より

見た目や操作性に加え、不便さや大味なところまでレトロテイストなのは、様式美としての再現というよりは調整不足に思える部分があるものの、ムキムキのバーバリアンが主人公の硬派な雰囲気も含め、好きな人には響きそう。セーブポイントはこまめにあるが、即死トラップに類するものが多く、デスペナルティーで所持金が減っていくのが緊張感を生む。価格はもう少しお手ごろだとよかったかな。

週刊ファミ通1846号より

『魔界村』へのオマージュを強く感じる作風で、初見殺しのトラップがあったりと難度も高めです。古典的な一方でファストトラベルなど便利な機能があるのは○。ただ、ステージごとでなく、行先を細かく選べたらよかったな。デスペナルティーは所持金が少し減るだけですが、装備品を買い揃えたい序盤にお金が貯まりにくいのが玉にキズ。レトロ風の視覚効果の度合いが選べるのはユニークですね。

週刊ファミ通1846号より