部隊(オペレーター)解説[前編]

公開日時:2015-11-13 12:00:00

 『レインボーシックス シージ』は、世界の脅威となるテロリスト集団“ホワイトマスク”に対抗すべく、世界中のエリート兵士を集結させ再始動となったレインボー部隊をプレイヤーが操作するFPSのタイトル。

 今回はレインボー部隊に配属される登場するオペレーターの中から、SAS及びGIGN出身のエリート兵士を紹介しようと思う。

SAS(Special Air Service)

 多少ミリタリー系のゲームをかじったことがある読者なら一度は聞いたことがあるイギリス陸軍所属の部隊。第二次世界大戦中に設立された世界最初の特殊部隊で、代表的な作戦としては駐英イラン大使館占拠事件で行われた“ニムロッド作戦”が有名だ。“Who Dares, Wins”(挑む者に勝利あり)がモットーで、いかに困難な任務であろうと挑み勝利する。

○所属隊員

■スレッジ

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□役割:
攻撃型オペレーター/ブリーチャー

□ガジェット:
ブリーチングハンマー

□基本装備:
プライマリー
・L85A2(アサルトライフル)
・M590A1(ショットガン)

セカンダリー
・P226 Mk 25(ハンドガン)
・SMG-11(サブマシンガン)

セカンダリーガジェット
・FRAG GRENADE(手榴弾)
・BREACH CHARGE(ブリーチングチャージ)

スレッジは突入用のガジェットを消費せずにバリケードや壁を破壊でき、進入路を作ることが可能で、爆発物を用いた突入よりも生じる音が小さく敵に気付かれにくい。また、隊員にスレッジがいると、ほかのメンバーは突入用のブリーチングチャージではなく、グレネード類の所持を選択できるようになり、敵に対しての圧力を増すことが可能だ。

<TIPS>
突入時の役割はオブジェクトの破壊であり、敵の無力化ではない。“ブリーチングハンマー”からプライマリーウェポンへの持ち替えには若干のスキが生じるため、防弾盾などを用いた味方の隊員に一番槍を任せるようにしよう。なお、ブリーチングハンマーで生身の敵を攻撃すると、一撃で無力化できる。


■サッチャー

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□役割:
攻撃型オペレーター/サポーター

□ガジェット:
EMPグレネード

□基本装備:
プライマリー
・AR33(アサルトライフル)
・L85A2(アサルトライフル)
・M590A1(ショットガン)

セカンダリー
・P226 Mk25(ハンドガン)

セカンダリーガジェット
・BREACH CHARGE(ブリーチングチャージ)
・STUN GRENADE(音響手榴弾)

サッチャーの持つ“EMPグレネード”は、投擲後に周囲に電磁波を発生させ、防衛側オペレーターが設置した電子機器を用いたデバイスを無効化できる。有効範囲が広いこともあり、敵が立てこもっている部屋に向けて投擲すれば複数のデバイスを一度に無力化することも。

<TIPS>
防衛側のオペレーターが設置した各種デバイスの多くがビリビリと音を発している。そこに“EMPグレネード”を投擲することでデバイスを無力化できるのだが、投擲できる数が少ないこともあり、視認できるデバイス類は極力サプレッサー付きのハンドガンで処理するといいだろう。テルミットが味方にいる場合は、合わせて選択するのがオススメ。


■スモーク

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□役割:
防衛型オペレーター/トラッパー

□ガジェット:
遠隔ガスグレネード

□基本装備:
プライマリー
・FMG-9(サブマシンガン)
・M590A1(ショットガン)

セカンダリー
・P226 Mk 25(ハンドガン)
・SMG-11(サブマシンガン)

セカンダリーガジェット
・BARBED WIRE(鉄条網)
・NITRO CELL(C4爆弾)

遠隔爆破可能な“遠隔ガスグレネード(有毒ガス)”を投擲可能で、広範囲に散布されるガスを吸った敵はひとたまりもない。毒ガスとC4は起爆ボタンが別に設定されているため、別々に設置してそれぞれ任意のタイミングで起爆可能だ。ひとりで広範囲を守ることができる。上を通過すると移動速度が落ち、音が響く鉄条網も毒ガスとの相性が抜群だ。積極的な防衛を行いたい人にオススメ。

<TIPS>
敵の侵入経路が特定できている場合、敵の突入前や突入に合わせて“遠隔ガスグレネード”を投擲し、即起爆することで突入のリズムを大きく狂わせることが可能。また、広範囲にガスが拡散するため、敵は後退せざるを得ない状況に陥る。


■ミュート

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□防衛型:
防衛型オペレーター/ブロッカー

□ガジェット:
シグナルディスラプター

□基本装備:
プライマリー
・MP5K(サブマシンガン)
・M590A1(ショットガン)

セカンダリー
・P226 Mk 25(ハンドガン)

セカンダリーガジェット
・NITRO CELL(C4爆弾)
・DEPLOYABLE SHIELD(設置型防弾盾)

敵の通信機器や遠隔操作する兵器に対し、ジャミング(通信妨害)することが可能な“シグナルディスラプター”を設置できる。序盤だと攻撃側のオペレーターが索敵のためにドローンを投じてくるが、壁際にシグナルディスラプターを設置すればブリーチングチャージの起爆も防げるため、攻撃側の侵入経路を絞ることができる。防衛対象付近に多数設置すると逆に怪しまれるため、バランスを考えて設置するといいだろう。

<TIPS>
“シグナルディスラプター”の設置の仕方によっては、敵が防衛対処の存在に気付いてしまう。防衛対象を隠すというよりも、防衛対象が居る部屋までのルートを潰すというイメージで運用するほうがベターだろう。

GIGN(Groupe d’intervention de la gendarmerie nationale)

 フランスの対テロ特殊部隊で、正式名は国家憲兵隊治安介入部隊。GIGNが実際に介入した作戦の中でも有名なのは映画化もされた“エールフランス8969便ハイジャック事件”と、昨年発生した“シャルリー・エブド襲撃事件”がある。“S’ENGAGER POUR LA VIE”(人命を守る それが我らの使命)がモットーで、世界をリードする特殊部隊だ。

○所属隊員

■モンターニュ

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□役割:
攻撃型オペレーター/ポイントマン

□ガジェット:
拡張型シールド

□基本装備:
プライマリー
・EXTENDABLE SHIELD(防弾盾)

セカンダリー
・P9(ハンドガン)
・LFP586(ハンドガン)

セカンダリーガジェット
・STUN GRENADE(音響手榴弾)
・SMOKE GRENADE(発煙弾)

体の大部分を覆うサイズの防弾盾をメインウェポンとして装備しており、突入時に先頭を任せると心強い味方となるはずだ。防弾盾を装備しているときの攻撃手段は、右手に持ったハンドガンか、近接攻撃のみ。盾を前面に構えた状態だと射撃の正確性が低下するが、覗きこみ動作をすると盾を台座にして狙いやすくなる。なお、盾での近接攻撃は使いドコロが難しいが、高いダメージを与えることが可能だ。

<TIPS>
突入時は味方を守ることに専念するため、盾を展開した状態で少しずつ移動しよう。制圧フェイズへと移行したら盾を片手持ちの状態にして交戦するのがベターだろう。


■トゥイッチ

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□役割:
攻撃型オペレーター/サポーター

□ガジェット:
ショックドローン 

□基本装備:
プライマリー
・F2(アサルトライフル)
・417(スナイパーライフル)
・SG-CQB(ショットガン)

セカンダリー
・P9(ハンドガン)
・LFP586(ハンドガン)

セカンダリーガジェット
・STUN GRENADE(音響手榴弾)

電流を発するワイヤー針を射出できる“ショックドローン”を持つオペレーター。オペレーター。このドローンを使うと、敵が設置したC4や電子機器を電流によって無効化することができるが、通常のドローンより動きが鈍く破壊されないよう慎重な操作が必須となる。また、対人においては若干のダメージを与えられるため、瀕死の状態に陥った敵に対してトドメの一撃とすることも可能だ。

<TIPS>
情報収集とトラップ破壊に特化したオペレーターであるため、活躍するのは序盤の情報収集フェイズと、戦闘の合間に活躍しやすい。また、見つかりやすいサイズを逆手に、敵の注意を引き付ける囮役も果たせる。


■ドク

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□役割:
防衛型オペレーター/サポーター

□ガジェット:
スティムピストル

□基本装備:
プライマリー
・SG-CQB(ショットガン)
・MP5(サブマシンガン)
・P90(サブマシンガン)

セカンダリー
・P9(ハンドガン)
・LFP586(ハンドガン)

セカンダリーガジェット
・BARBED WIRE(鉄条網)
・DEPLOYABLE SHIELD(設置型防弾盾)

“スティムピストル”というサポート武器を持つオペレーター。敵との銃撃戦でダウン状態に陥ってしまった味方のオペレーターに対してSTIM PISTOLを使用すると、ダウン状態から復帰させることができる。どちらかと言えば、前線で撃ち合うよりも味方を後方から支援するのがメインと言える。

<TIPS>
ダウンした味方を復帰させられるという性質上、単独での行動は厳禁。最低でもツーマンセルで行動し、味方よりも前に出ず、不測の事態にいつでも対応できるようにすること。設置型防弾盾を活かし、隊員を生き長らえるように立ち回ろう。


■ルーク

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□役割:
防衛型オペレーター/サポーター

□ガジェット:
アーマーパック 

□基本装備:
プライマリー
・P90(サブマシンガン)
・MP5(サブマシンガン)
・SG-CQB(ショットガン)

セカンダリー
・LFP586(ハンドガン)
・P9(ハンドガン)

セカンダリーガジェット
・DEPLOYABLE SHIELD(設置型防弾盾)
・BARBED WIRE(鉄条網)

“アーマーパック”を地面に置くことができ、追加の防弾プレートを味方に配布することが可能。使いドコロを見極めるのが難しいが、的確なタイミングで味方に配布できれば、より強固な防衛線を築き上げることができるだろう。

<TIPS>
“アーマーパック”を設置したときは、ボイスチャットで味方に報告をするか、マーカーで注目させること。でないと、設置に気付かないで放置されてしまう可能性がある。

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タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC

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