Tango Gameworksはバイオハザードシリーズなどで知られる三上真司氏が2010年に設立。パブリッシャーであるベセスダ・ソフトワークスと同じゼニマックスグループ傘下となり、サバイバルホラーゲーム『サイコブレイク』シリーズや『Ghostwire: Tokyo』などを開発。直近では楽曲と連動した異色のアクションゲーム『Hi-Fi RUSH』をサプライズリリースし、高い評価を受けた。つい先月にも英国アカデミーによる賞BAFTAのアニメーション部門を受賞したばかりだ。
一方、Arkane Austinはフランスで設立されたArkane Studiosから派生してできたスタジオ。本家同様に“イマーシブシム”と呼ばれるプレイヤーがさまざまなアプローチで問題解決を行える設計を得意としていることで知られ、初代『Dishonored』(リヨンスタジオとの共同開発)や『Prey』といった現代における同ジャンルの代表的作品を生み出した。
なおArkane Austinの『Redfall』については追加のコンテンツ開発が中止になる一方で、オンラインサービス自体はしばらく提供される模様。一方でマーベルヒーローのブレイドを主人公とする『Marvel's Blade』の開発を手掛けるArkane Lyonについては存続していくという。
— Tango Gameworks (EN) (@TangoGameworks) May 7, 2024
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— Arkane Studios (@ArkaneStudios) May 7, 2024
ゼニマックス/ベセスダ・ソフトワークスでは、今年1月に親会社マイクロソフトが実施した大規模なレイオフ(人員整理)の影響を受けたばかり。今回は国内外のスタジオ閉鎖という形に繋がってしまった形だ。