
言うことはちゃんと言う西川さん
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こういうときにその人間の本質が出てくると思います。
相手がクライアントの偉い人であれ、名のあるクリエイターであれ、ダメなものはダメと言える人間でいたいですよね。
西川さんが空中に浮いているのはマンガ的な迫力ある演出だということはご理解いただいているとは思いますが、じつは鼻も高くなっているんです(気づきました?)。
カッコいいシーンでは自動的にキャラクターの鼻筋だって伸びるってもんですよ。
まぁ、直後にまたカッコ悪い目にあってしまう西川さんですが。
今回は少し吠えますね
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またあまりにも傍若無人すぎる有名クリエイターの滅茶苦茶な態度も描かれています。
これも一応言っておきますが、取材時に聞いた話(&私が直接的に見てきた話)では現実はもっと酷い状態や状況もありました。
本当に筆舌に尽くしがたい状況や、「お前は本当に人間なのか?」と言いたくなるようなクソのような人間も残念ながら実在するんです。
これがゲームメーカーのような企業体であれば是正されるようなルールや就業規則があったりするのですが、アニメ業界はご承知の通りフリーランスでプロジェクトごとの個人契約が多いことから割と野放しになってしまっているケースがあったりします(あくまでほんのひと握りのクズの話ですが)。
そして、そういった人間が共通して口にするのが「ボクらだって若いときは苦労してきたんだからいまぐらいいい思いをさせてよ」という言葉です。
私は(これまでもそうですが)そういうタイプの人間のクズを正式に侮蔑しますし、絶対に許しません。
正直に言うと、この『アニメ業界編』の原作を執筆するときは自分自身で書きながら怒りに震えています。
けれど、それでも伝えたいメセージがあるので書いています。
この物語がどこに帰結するのかは、ぜひ読者の皆さんの目で見届けていただければと思います。
あくまでエンタメとして読めるギリギリを狙って
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「なにこれ、セクハラや上納を容認してるの?」
おもにこういったお叱りにも近い意見が多く寄せられました。
うえでも述べていますが改めて言葉にしておきますね。
私はこういったタイプの悪を絶対に許しませんし、激しく嫌悪しています。
『チェイサーゲーム』シーズン2はゲーム業界とアニメ業界を舞台にしたお仕事マンガです。
実際にあったでき事などを並べているわけではありませんし、それこそ本当にあったでき事はとてもじゃないですが笑えない&シャレにならない話ばかりです。
バランスを取りながら塩梅を調整しながら表現をしています。ただ、悪には然るべき報いをくらわせてやらねばなりませんからね。
そのときその瞬間を楽しみに待っていてください。
松島先生の次回予告カット
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気になる次回マンガ『チェイサーゲーム』は2025年3月31日(月)に掲載予定です。